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教育資源としての民間教育 第10 回
公益社団法人 全国学習塾協会 安藤 大作 会長

2018-11-30

公益社団法人であればこそ、民間教育の力を1つに

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全国学習塾協会は昭和63年(1988年)、ちょうど今から30年前に産声をあげました。当時は塾が元気な時代でもあり、多くの塾が本協会に加盟しておりました。
ただ、そもそも塾は許認可なく自由に開業できますし、つまりどこかの会に入らなければならない理由はございません。さらに進む少子化により塾の経営も圧迫され、少しずつ全国学習塾協会の会員も減少していきました。
しかしそれでも教育を思う多くの善意や温かい人間関係で、これまで火を絶やさずに学習塾協会は生き続けて来ました。
そんな時、2013年、全国学習塾協会は公益社団法人となりました。
そのことで、行政監査に耐えうる透明なガバナンスの必要性、また公益という旗を上げたことで生まれた戸惑いの払拭など、当協会には明確な言葉や姿勢を発する強さが求められました。
それに合わせたかのように、時代の激流の中に教育も置かれ、「この先、民間教育はどこに行くのか?」を社会全体で語る必要性も生まれ、塾業界も言葉を発する機会を持つ必要が生まれ始めました。
そんな激流の中、30周年を迎えることが出来ました。
そして、これまでの30年と、これからの30年はまったく違うものになるのではないかと思います。

もちろん節目には、改めてこれまでの経緯に思いを馳せ、「これまで」を思う力の分だけ、「これから」へのエネルギーも生まれるものだと思います。過去を100思うからこそ、未来に100進めるものだと思います。
改めてこれまで協会をつないでくださった多くの皆様に、心から感謝と敬意を申し上げたいと思います。
そしてこれからの30年、より一層民間教育業界は力を発揮しなければならない時を迎えているように思います。子どもたちの未来のためには、大義を持って業界を考えていく必要があろうかと思います。業界だけが輝くのではなく、社会全体が輝くよう、子どもの未来が輝くよう、それこそまさに公益の心で考え、挑戦していく必要にかられているように思います。
これまで子どもたちの様々なシーンで、私たち塾は子どもたちを支え、育んできました。そのことは間違いなく、誇りとして胸に刻みながらも、より一層その力を堂々と、社会に対して発揮して、未来をつくる使命感が必要とされる次の30年、であるように思います。

私たちは、公益だからこそ力を一つに合わせていけると思います。
教育の未来、何より子どもたちの未来のために、より一層の使命感で、今後とも公益社団法人全国学習塾協会を支えていただきますこと、皆様の公益心で力を合わせていただけますこと、心よりお願い申し上げます。


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