(株)浜学園、沖縄の学習塾(株)オー・イー・エスと資本業務提携契約を締結
2020-03-30
株式会社浜学園(竹森勝俊 代表取締役、兵庫県西宮市)グループは、株式会社オー・イー・エス(川満由美 代表取締役、沖縄県那覇市、以下OES)と資本業務提携契約を締結し、教室・学習塾・教員間の連携、学習コンテンツの共同開発、人材交流などにおいて、両社で取り組むことについて合意した。
浜学園は、1959年に設立し61年を迎え、「常在戦場」を唯一の標語に掲げ、競争に耐える心を平素から養うことの必要性を生徒に教え、関西を中心とした数々の有名中学校へ卒業生を多数輩出してきた。一方、OESは、企業理念の第一に「沖縄から全国、世界へと活躍できる人材育成を目指す」を掲げ、1992年の設立以来、沖縄県内で約28年にわたり、小中高一貫の学習塾を強みに、「沖縄受験ゼミナール」などのブランドで幅広い層を対象とした学習塾を展開してきた。
学習塾業界の市場規模(売上高ベース)は約1兆円と言われているが、子ども1人当たりにかける教育費は増加傾向にある一方で、少子化による生徒数の減少から、長期的には市場の縮小が懸念されている。全国的に「自然増減」が減少する一方で、沖縄は唯一増加している県であり、また、沖縄は文科省主催の「全国学力テスト(小学校)」において、学力の底上げ傾向にある。
将来的な展望として、浜学園が裾野を広げた小等部の生徒を、OESが得意とする中等部・高等部へトスアップできることにおいても、事業上のシナジーが明確であると考え、OESと協議・検討を進めた結果、資本業務提携に基づいた協働関係を築き上げていくことで合意した。