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進捗一元管理と多方向コミュニケーションで塾運営の課題を解決する「アネスタプロ」

2020-09-01
経営戦略室代表の肥川英司 氏

経営戦略室代表の肥川英司 氏

塾運営に特化した基幹システムを手がける株式会社e-sia(イージア/福岡県福岡市)。全国190社強の導入実績を誇る「anesta2(アネスタ2)」をバージョンアップさせて、このたび「anesta Pro(アネスタプロ)」をリリースした。
同社経営戦略室代表の肥川英司氏と営業部課長の談議正知氏に、新しい教育ニーズへ対応する「アネスタプロ」の特徴や導入塾の声、今後の展望をうかがった。

生徒目線で進捗を一元管理 教室運営の分析にAI導入

「アネスタプロ」開発の背景について、肥川氏は次のように話す。
「個別指導や集団指導などの対面でのライブ授業だけでなく、オンライン授業や映像授業、AIコンテンツ、家庭学習など、さまざまな指導形態やコンテンツが年々増加しています。生徒や保護者にとっても、教育改革によって表現力や思考力、英語4技能も問われるなど、学習内容が複雑化しており、何が本人に最適な学びなのか、見極めることが非常に難しい状況です。また、塾の教室長もこれらを把握し、生徒の進捗関連資料を管理するのも膨大な時間と労力を要します」

塾運営をアップデートしていくためには、生徒目線の〝進捗一元管理〟が不可欠である、と肥川氏は続けた。
「あらゆる指導形態や進捗状況の一元管理、多方向コミュニケーション、教室運営の分析の3点にフォーカスして、システムのブラッシュアップを進めてきました。また、現状のコロナ禍においては、学びを止めない環境つくりも塾の喫緊の課題であり、ほとんどの塾で実際にオンラインの取り組みをされています。ですが、運用面での課題を抱えているところも多いと聞いています。今後はさらにライブ授業とオンラインの融合は進むと考えられますので、生徒の複合的な学びの状況を一元で管理できる仕組みがますます必要になります。
生徒は何ができて何が苦手なのか、理解・達成するまでに何が必要か、どんな声掛けが有効か、モチベーションの源泉は何かなど、「アネスタプロ」はあくまでも生徒の目線に立った進捗管理を実現しました」

教育を取り巻く状況が急速に変化する中で、塾の教室長に求められる力について、肥川氏はこう指摘する。
「保護者や生徒、講師やシステム管理者も含めて、各教室単位で一元的に進捗を把握しながらコミュニケーションを強化することが求められます。さらに、各教室の情報を共有化し、塾全体でコミュニケーションをより密に深めていくことが重要であり、「アネスタプロ」はその手助けにもなります」
さらに今後は、教室運営の分析において、九州大学と協力してAIを導入するプランも明らかにした。

生徒と1対1で会話できるオンライン授業管理機能

営業部課長の談議正知 氏

営業部課長の談議正知 氏

「アネスタプロ」はオンライン授業管理についても、講師がタブレット1つで生徒の学習進捗を確認できる機能を備えている。また、対面授業だけでなく映像授業などを活用する際にも、従来のように紙ベースで各生徒の管理ファイルを探し、コピーをとる必要などがなく、システム上で完結する。
「コロナ禍の影響で、Zoomを使ってのオンライン対応を進められた塾が非常に多いと聞いています。しかし、Zoomは元々会議システムのため、集団型の指導や1対1指導は良いのですが、個別指導が塾内で行っているような1対多数の指導の際には、個別で声を掛けたい生徒だけでなく、他の生徒にも聞こえてしまうという難点があります。塾によっては、指導する生徒分のタブレットを並べて、オンライン授業を行ったという話もありました。

そこで、「アネスタプロ」では複数の生徒とつながっていても、特定の生徒とだけ個別に会話が出来る機能が追加されています。このシステムを活用することでオンライン自習室での個別質問対応が可能になったという声も導入塾より頂きました」と語るのは、談議氏だ。
「また、実際にオンライン授業を行う学習塾では、操作面で生徒が戸惑うケースが多く、講師は授業開始までに時間がかかってしまうという課題を抱えていました。これをクリアするために、授業の開始時間や終了時間、生徒名を入力すると、生徒のアプリに『授業参加ボタン』が表示される仕組みを作りました。煩わしいIDやパスワードを入力せずに授業がスタートします」(談議氏)

リアルタイムな多方向コミュニケーションで運営の効率化も実現

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前バージョンの「アネスタ2」は、入退室管理や売り上げ管理などバックヤードの事務機能が特徴的だが、「アネスタプロ」はさらに、教室の現場をリアルタイムに一元管理することができる。また、あらかじめ登録した試験範囲と連動して、テストまでに必要な残りの授業コマ数や各科目の進捗状況が表示され、定期テスト対策も万全となっている。講師はデータに裏付けされた指導を行い、一歩進んでコミュニケーターやモチベーターとしての役割に特化することができる。
「講師からの授業報告を保護者に届けるしくみも構築しました。授業後、講師が入力した学習内容は、保護者の「マイページアプリ」に配信されます。自身の名前が入った授業報告が教室長だけでなく保護者にも直接届くことで、講師たちの責任感やモチベーションが向上、自然と指導内容にも熱が入り、教室全体で良い循環が生まれています。報告書の配信については、もちろん教室長がチェックを行い、配信時間も任意で設定できます」(肥川氏)
さらにこのシステムは、学期ごとの面談においてもその有効性を発揮する、と談議氏は強調する。
「保護者が日々の学習状況を把握して、情報を積み重ねていくことができるため、学期ごとの面談の際には深い情報共有の上で、教室長は苦手分野の対策や増コマの提案に時間を割くことが可能です。また、宿題忘れの指導や理解度が満たない単元のフォロー、『この単元はよくできていたね!』など適切な声掛けを行うことによって、生徒からの信頼感もアップします。コロナ禍において、問い合わせや入塾対応に追われるなかでも、退塾防止のアプローチにつながっています」

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このように、教室長が〝進捗情報を取りにいかないと入手できない〟のではなく、リアルタイムで把握することで、多くの導入塾から効率化に成功したとの声が寄せられているという。
「アネスタプロ」の導入には現場のフローを変える必要がなく、各塾の基幹システムとAPI連携も可能だ。複数教室展開を行う学習塾の本部においては、教室ごとの状況を高いレベルで標準化することが可能となる。さらに、「ポータルサイト」では、オンライン授業や映像学習など多様化する学習コンテンツも一元管理でき、生徒はシングルサインオンで利用可能。将来的には、その日にどの単元を学習すれば良いかが自動で表示され、生徒がスムーズに授業をスタートすることができるようになり、運営の手間の削減にもつながる。
肥川氏は、今後の展開について次のように述べた。
「映像授業管理機能において、さまざまなコンテンツをまたいで、学習プランの総合的な提案機能も追加する予定です。各コンテンツメーカーが開発した優れた教材を、十分に使いこなせていないという学習塾の課題を解決してまいります。また、将来的にはオンライン自習のしくみや、学習塾の枠を超えて学校や英会話スクール、カルチャースクールなどの幅広い展開も考えています」


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