カワセコンピュータサプライ(株)
学習塾向けにノベルティ価値のある「自習ノート」を展開
創業67年を迎えたカワセコンピュータサプライ株式会社(川瀨啓輔社長、東京都中央区)は、いわゆる印刷会社だ。昭和20年代後半より日本を代表する企業・団体・官公庁などに電子計算機の導入が相次いだこともあり、いち早くコンピュータの将来性と大きな可能性に着目し、ビジネスフォーム製造事業を立ち上げた。現在は印刷コミュニケーションにまつわる〝すべて〟を引き受けている。
このたび学習塾や英会話スクールなどに向けたノベルティとして活用できる「自習ノート」をサービスに追加。カワセコンピュータサプライという会社と「自習ノート」について、話を伺った。
次世代にふさわしいサービスと製品を世に送り出す印刷会社
カワセコンピュータサプライ(株)は、1955年創業の印刷会社。創業以来事業を拡大し続けてきたが、さらに100年企業を目指して、今一度原点に立ち還っている。「誠實・努力・謙虚」という創業時からの社訓にすべてが集約されているが、その3つの言葉は、『お客様の視点に立つこと』から始まるという。お客様の会社を知る、お客様の必要とすることを探る、お客様と一緒に考える。それらがベースにあってこそ、ともに進むべき方向を見出すことができ、お客様の未来価値の最大化に貢献できると考えている。カワセの強みである「真摯なモノづくり」の精神のもとに、次世代にふさわしいサービスと製品を世に送り出すことを使命としている。
現在は「印刷事業者からコミュニケーション創造企業へ」をコーポレートメッセージとして掲げ、インターネットの普及、スマートフォン・タブレット端末の進化により、情報流通の仕組みが大きく変化する中、この変化に対応すべく、「情報を届けたい人」に「情報を届けることをお手伝いする」というコミュニケーション創造企業へ進化することを目指している。
印刷コミュニケーションにまつわる〝すべて〟を引き受け、情報処理から印刷加工、そして発送まで一貫したセキュリティ体制の下で高品質な製品・サービスを提供しているとのことだが、主な製品・サービスは次の通り。
・データプリントサービス
(業務用データ印字)
個人情報が関わる通知物の大量発行も一貫処理で安心・確実・スピーディーに
・バリアブル印刷
(フルカラーオンデマンド)
パンフレット、販促チラシ、会員セグメント別オファーDM、販売店別バリアブルPOP、小ロット多品種印刷、など
・クラウド情報処理
(電子請求書発行)
ダウンロードと郵送のハイブリッド対応、電帳法対応検索システム、Cloud to Print ソリューション、宛先毎ページ帳合処理DM、など
・ビジネスフォーム
(出力用、複写式伝票、一般印刷物)
データ出力用帳票、複写式伝票、多パーツセット型申込書類、各種約款・冊子製本、チラシ・パンフレット・各種封筒など、ニーズに細かく対応し、オリジナルのビジネスフォームを作成
主要取引先は多岐にわたり、生保、銀行、損保、リース、証券、官公庁、公益団体、製造、教育、運輸、小売、情報、サービス業など、主に大手が名を連ねている。
「自習ノート」とは、
全国の学校で無料配布される広告入りノート
学習塾や学校など教育業界に提案している「自習ノート」は、全国の学校で無料配布される広告入りノートで、そのノートに児童・生徒に役に立つ情報を提供し、児童・生徒をサポートすることを目指している。
全国の幼稚園・保育園、小学校、中学校、高等学校の約5万校に許可をもらい、広告入りの無料ノートが配布可能となる。配布先のセグメントも細かく設定できるので、広告効率の最適化を図ることができる。
また、担任の先生から生徒一人ひとりに手渡しで配布されるので、確実に生徒の手元に届けることができる。それにより、「学校前でチラシなどを配布しても受け取ってもらえない」や、「学生が見た目だけで何歳か分からず正しい対象に手渡せているのか分からない」等の課題の解決に繋がる。新規ユーザーの獲得に最も適した環境と言えるだろう。
独自のアンケート調査では、ノートの利用期間は3カ月が最も多く、もらった児童・生徒の90%以上が使用している。長期間にわたって広告と接触できるので、広告への理解度を高めることができる。
高い費用対効果が見込める「自習ノート」
「自習ノート」は、B5サイズで全20ページ。表1にはロゴ掲載ができ、表2、表3に1枠ずつ広告掲載ができる。そのほかフッター面に16枠の広告掲載、ヘッダーにもロゴ掲載は可能だ。
表紙の色は通常の大学ノートの色(ねこやなぎ)のほか、そらいろ、さくら、レモン、グレー、ベージュ、白、クリームの8色が基本。
配布部数は最少5000部からとなっている。手配り配布費(学年セグメント無・単価)は130円なので、5000部の場合は65万円だ。価格には広告掲載費・印刷・製本・発送費・広告審査費が含まれているので、非常にリーズナブルと言えるだろう。1万部は単価105円、3万部は単価80円、5万部は単価75円、10万部は単価70円と、部数が増えるほど単価は低くなっている。
担当者によると、自習ノートの配布によって、どれだけの問い合わせがあったとか、入会に結びついたなどの費用対効果を示すことはまだできていないという。今後「自習ノート」の配布がさらに増えることで、そのデータをとっていきたいとのことだ。
ただDMと比較した場合、どちらも5万部配布・発送した場合、DMは反応件数750件、反応単価4266円なのに対し、「自習ノート」は、反応件数1650件、反応単価2424円と試算され、断然費用対効果が高いことがうかがえる。
申し込みから配布開始までの所要期間は約1カ月〜1カ月半。お問い合わせ→打ち合わせ(利用目的に合わせてご提案)→お見積もり(予算を伺いながらご提案)→お申し込み(内容が合えばお申し込みください)→制作(ご要望に合わせて制作)→審査(性質上、配布内容審査があります)→配布(対象へ配布開始)→配布証明発行 という手順で進めていく。また、独自の出前授業を実施するなどのオプションもあるので、まずは問い合わせてみてはいかがだろうか。
お問い合わせ
カワセコンピュータサプライ株式会社
営業企画グループ 本田裕人
Tel. 03-3541-2281
E-mail:yt-honda@kc-s.co.jp