(株)学究社 創立50周年記念祝賀パーティー 盛大に開催
今年で創業50周年を迎える株式会社学究社(河端真一 取締役会長兼代表執行役社長、東京都渋谷区)は9月28日(水)、帝国ホテル「富士の間」において、創業50周年記念祝賀パーティーを盛大に開催した。
冒頭、来賓の挨拶で最初に登壇したのは、前内閣総理大臣で衆議院議員の菅義偉氏。
「創立50周年、心からお祝い申し上げます。初めて学習塾で上場を果たされたとのことですが、何より私が素晴らしいと思ったのは、〝人間第一〟という河端さんの理念です。どうぞこれから100周年に向けて、原点に立ち返り、大いなる発展をされることを心から祈念いたしまして、お祝いのご挨拶とさせていただきます」
東京都知事の小池百合子氏からはビデオメッセージで祝辞が届けられ、コロナ禍における学究社の取り組みを称え、こう語った。
「子どもたちに充実した教育環境を整えることは教育行政、そして教育業界の責務であります。つねに未来を見据えて革新的に発展を遂げてこられた学究社。人材こそ国の宝であり、日本のエネルギーです。これからもすばらしい人材を育成されますよう、よろしくお願いいたします。おめでとうございます」
乾杯の音頭をとったのは、元文部科学大臣で衆議院議員の下村博文氏。
「塾業界出身の私からみると、河端先生はつねにフロントランナーです。国立駅前の1カ所で2000人、3000人もの生徒を集め、その後10年も経たないうちに上場を果たしました。当時は塾が上場するなんで考えられないことで、そもそも塾を株式会社にして企業経営をするという発想もありませんでした。その後、河端先生の後を追うように塾業界から続々と上場企業が生まれ、塾が私立学校をつくったのもかなりの数に上ると思います。
つねに時代の最先端の技術を教育の中に反映させながら、受験勉強のみならず、勉強を通じて子どもたちの意欲を引き出し、志をつくっておられます。50周年を機会に、学究社がますます発展されることを心から祈念させていただき、乾杯させていただきます」
祝賀パーティーの最後は、学究社の創業者で現在は取締役会長兼代表執行役社長を務める河端真一氏がユーモアを交えた挨拶を行った。
「祝賀パーティーが終わりましたら、〝学究社50年史〟と〝古稀従心〟という句集をお渡しいたします。〝古稀従心〟には私の句集も入っているので、それを読んでいただくと普段私がどんなことをしているかがよくおわかりいただけるのではないかと思います。中にハガキが入っています。お気に召した句があえばそれを書いて返信してくれという、宿題付きです」