塾生の夢実現、目標達成の羅針盤!
(株)アイウィル「目標達成手帳 my WILL」
11月は次年度の目標・計画を考えるベストな時期
今年も残すところ2カ月となりました。弊社のクライアント先では、毎年この時期に経営計画合宿を行い、次年度の目標設定を行います。みなさんの塾では、どのタイミングで次年度の目標設定をされているでしょうか?
年が明けると、私立中学の入試が始まり、共通テストがあり、私立高校、私立大学、公立高校、国公立大学……と入試に明け暮れる毎日になりますから、塾の先生たちは、その追い込み指導やフォローに追われる日々になることでしょう。来年のことを考えるのはまだ少し早い気がするかもしれませんが、そう考えると11月は、自塾の次年度の目標を考えるにはベストな時期だと思います。
毎年、弊社のクライアント塾で経営計画合宿のサポートを行いますが、目標設定がうまくできない塾、自塾の将来ビジョンが明確でない塾、先の計画を立てることが苦手な塾を目の当たりにすることが多くあります。観察していて感じるのは「目標=ノルマ」と捉えてしまい、目標を立てることそのものが苦痛になってしまっているのではないか、ということです。新しい目標を考えるのは、もっとワクワクすることのはずなのですが……。
本来、目標は夢の実現のために立てるものです。自分の叶えたい「夢」があり、その夢の実現のために必要な「目標」を設定し、その目標達成のために、日々の「計画」を立て、PDCA(Plan、Do、Check、Action)を回すという考えに立てば、目標を考えるということは、もっと楽しい時間になるはずです。
志望校は将来の夢からの逆算で
生徒たちにも同じことが言えるのではないでしょうか。
最近、夢の持てない子どもが増えているように感じます。将来の夢を聞いても、「別に……」と返ってきたり、将来何になりたいのか尋ねても、「普通のサラリーマンでいい」という答えが返ってきたりします。普通のサラリーマンを目指すのが悪いわけではありません。ただ、何をやりたいのか具体性がなかったり、消去法的に答えているように感じられたりすると、とても残念に思います。
しかし、よく考えてみると、生徒たちに将来の夢を考える時間を持たせたり、将来の夢から逆算して目標設定をさせたりするような働きかけを、果たして我々大人がしているのか? 生徒たちにいきなり志望校を考えさせるのではなく、将来どんな大人になりたいのか、どんな仕事に就いて、どんな人生を歩みたいのか考えるよう指導することができれば、どれだけ素敵でしょうか。
楽しく目標を考える工夫
大リーグで大活躍中の大谷翔平選手が、高校生のときに書いた「マンダラチャート」をご存じでしょうか?(ご存じない方は、「大谷翔平 マンダラチャート」でぜひ検索を!)実は、私も毎年新年に1年の目標と計画を立てるために、マンダラチャートを作成しています。箇条書きなどと違って一覧性に優れ、空欄を埋めていくために偏らずバランスがとれることがマンダラチャートの利点です。何よりも、人間の脳は空白を見つけると埋めたくなる性質を持っているそうですので、ただの白い紙に向かっているときよりもアイデアが湧きやすくなります。野球に興味のない生徒でも、いま最も〝旬〟の人である大谷選手のことは知っていることでしょう。その大谷選手が夢を実現するために高校生のときに書いたチャートというだけでも、生徒たちの関心を引き付けることができるかもしれません。このように上手に生徒の関心をひきつつ、一度、将来の夢から逆算した目標設定や志望校を考える時間をとってみられてはいかがでしょうか?
生徒指導では「振り返り」が重要
また、塾の先生たちは、季節講習前や定期テスト前などになると「目標」を書いたり「計画」を立てたりするためのシートを作成して、生徒たちに書かせているのではないでしょうか?
しかしながら、書かせっぱなしで「振り返り」をおろそかにしているケースを非常に多く見聞きします。そのシートを使って面談を行ったり、面談の際に、生徒一人ひとりと「約束事」まで話し込んだりする指導を、どのくらいの先生が実行されているでしょうか?
毎回毎回「シートを作って、配って、書かせて、終わり」では効果を発揮しませんし、そのとき限りになってしまっているのではないかと非常にもったいなく思っています。
生徒面談でも、模試の成績などを見ながら話し、返却して終わりになっていないでしょうか? 先生は手帳などにメモをとられているかもしれませんが、生徒の方はメモすらとらずにただ話を聞くだけになっていませんか?
生徒の成長を促す指導を行うためには、先生と生徒が一緒になって、適切にPDCAサイクルを回す(すなわち、行動の振り返りを行い、改善点や次回への課題を明確にする)ことが欠かせません。
目標達成手帳の活用で、生徒の成長記録の一元化を!
弊社はこの度、学習塾に完全特化した「目標達成手帳」を作成しました。生徒たちが、将来の夢を思い描き、その実現のための目標設定を行い、目標達成のための計画を立て、定期的に(毎月・毎週)振り返りを行い改善していくための手帳です。学習塾で使うための手帳ですから、塾の先生方が手作りされているような季節講習、定期テスト、模試などの際に、その都度「目標設定」や「振り返り」を行うページなども設けました。
生徒一人ひとりが1年間でどれだけ成長したか、その足跡がわかる手帳ですので、なかなか保護者に伝わりにくい学習塾の指導のプロセスもこの1冊で〝見える化〟されます。
先述した「マンダラチャート」のページもありますし、マンダラチャートを使って生徒指導するためのフォロー(セミナー)も企画しています。
あと2カ月で新しい年を迎えます。受験シーズンが到来して塾生の入試対応に追われる前に、自塾(そして自分自身)の来年の目標や計画を整理し、生徒たちに目標指導を行う準備を始めましょう。
目標達成手帳「my WILL」のご案内
主な内容
⃝未来年表
⃝将来の夢・目標設定
⃝2023年マイリスト
⃝マンダラチャート
⃝時間割
⃝月間カレンダー
⃝週間カレンダー
⃝季節講習
⃝定期テスト
⃝模試記録
⃝志望校メモ
⃝面談記録
⃝読書記録
⃝モチベーションページ
詳細は、下記より紹介動画をご覧ください!
https://i-will.co.jp/my-will