オンライン英会話OLECOの導入が個別指導Qで学ぶ
生徒の可能性と意欲をさらに大きく引き出す
北海道函館市にある個別指導Q(株式会社Q)は、様々なICT教材を導入して成果を生み出している。教材のひとつが、リアルタイムなコミュニケーションで外国人講師からレッスンを受けられるオンライン英会話OLECOだ。
同塾では「小4・5・6英語コース」などにOLECOを活用。同コースの1コマは90分で、生徒は日本人講師から対面で英文法の指導を30分受けたあと、OLECOで30分学び、最後の30分で弱点克服プリントを使った演習をする。この授業で英語力を飛躍的に向上させることが狙いだ。代表取締役塾長の笠木誠氏に話を聞いた。
小学生から英文法が学べ中学生で英語が超得意科目に
私が当塾を開設したのは2010年のことです。個別指導塾としてスタートし、様々なデジタルコンテンツを取り入れてきました。その一つがOLECOだったのです。導入は2017年の春でした。
笑顔の外国人の先生による懇切丁寧な英会話のレッスンをオンラインで受けられることを知り、当時4歳だった娘に「これで英語を習わせたい」と思ったことがきっかけです。現在は主に「小4・5・6英語コース」に取り入れています。
OLECOの魅力はただの英会話のレッスンではないことです。小学校のうちから、中1の英文法のテキストを使い、be動詞や一般動詞について基礎から教えた上で、講師の先生がオンラインで英会話のレッスンをしてくれます。当塾では日本人講師による文法指導を行ったあと、OLECOのレッスンに入ります。インプットしたことを、OLECOでアウトプットして、自分の英語が外国人に通じるかを試すことができるのです。
また、スピーキングやリスニングだけでなく、ライティングやリーディングに関してもしっかりと指導してくれます。そのため、小学生から英語の4技能を鍛えることができるのです。こうして「中学校に入った時に英語を超得意科目にすること」を目指して生徒が意欲的に学んでいます。
講師に褒めてもらえることで生徒の学習意欲がさらに向上
当塾では中学生に向けたOLECOのレッスンも用意しています。中学生には新学習指導要領の内容に合わせたテキストとカリキュラムで教えてくれます。もちろん、文法も丁寧に説明してくれます。
自由度も高く、先取り学習をしたり、力をつけたい箇所を選んで学んだりすることもできます。例えば、現在完了についてもっと深く理解したいという生徒なら、その範囲の指導を重点的に受けられるのです。
その結果、私が勧めなくても、OLECOで英語を学びたいといって入塾する生徒も増えてきました。
使いやすさもOLECOの特色です。先生の顔を見ながらマンツーマンでのレッスンが受けられるので、あたかも目の前に先生がいるかのように自然に会話が楽しめます。また、生徒も先生もタブレットの画面上に英単語などを書き込むこともできます。
さらにSkypeなどのアプリケーションもいらないため、導入や運用がスムーズにできます。
最も大きな特色は、先生が生徒の上達や成功を、力いっぱい褒めてくれることです。これによって生徒の学習意欲がますます向上しています。褒めると同時に画面上にトロフィーのマークが並ぶなど、生徒が思わず笑顔になる工夫も凝らされています。
これからはChatGPTが教育の分野に取り入れられてくるでしょう。AIが人間の知能をはるかに超える時代もやがて到来します。しかし、人間にあってAIにないものがあります。それは「心」です。生徒はAIに褒められても嬉しくありません。自分を愛してくれる両親や自分が尊敬している先生に褒められて初めて、喜びが胸にあふれて頑張ろうという気持ちになるのです。
だからこそ、英語を教えるプロフェッショナルであるOLECOの先生に発音を褒められれば、英語の勉強にさらに力が入ります。
学んで半年ほどで小5の生徒の英語の発音がネイティブ並み
当塾の個別指導の講師もOLECOの先生の褒め方を見て「これは負けていられないな!」と良い刺激を受けています。
一方、褒めることと同じぐらい私は共感を重要視しています。わからなかったことを理解できた喜びや、成績が向上した感動を講師が生徒とともに喜べることが、生徒の力を伸ばすと考えています。こうした点からもOLECOのオンライン英会話は高く評価できます。
生徒と共感できる先生の指導によって、生徒の英語は上達しています。OLECOで学び始めてから半年ほど経つと生徒の発音が変わってきます。
例えば、小5から「小4・5・6英語コース」に入塾した男子生徒がタブレットに向かって先生と話しているのを私が聞いたところ、ネイティブのような発音をしていて驚いたことがあります。
安心して任せられるため業務の効率化も図れる
生徒からは、こんな感想も聞いています。OLECOでは毎回違う先生が教えてくれます。そのため、先生によって言い回しや話すスピードが違うこともあり、その話を聞き取ろうとする力がついてくるというのです。
同じ先生のレッスンが長く続くと、雰囲気で話している内容がお互い理解できるようになりがちです。しかし、初めて教わる先生に関しては、その英語に真剣に耳を傾けようとするだけでなく、自分の英語を上手に発音して正確に伝えようとするのです。
保護者の方々にアンケートをとった結果、同じような答えが返ってきました。外国人講師の先生が英語を教えることに対しては「非常に良い」という評価が得られています。「発音がよくなる」からです。先生が褒めてくれること、先生が毎回変わることに対してもかなりの好印象をいただいています。
OLECOを生徒の教育に活用する塾側の感想として、私は大いに信頼できるコンテンツだと考えています。
外国人の先生は厳しい審査によって選ばれ、指導のトレーニングを積み重ねて、日本語の文化や習慣にも精通していると聞いています。そんな先生が教えてくださるので、安心して任せられます。塾長である私が授業のすべてに立ち会わなくても済むので、他の仕事に専念することができます。業務の効率化も図れるのです。
さらに生徒がレッスンを受けた後、指導報告書が送られてきます。そこには先生からコメントや評価が記されているので、保護者の方々もそれを読んで非常に満足してくださっています。
教える側が本気になるほど生徒は主体的に学ぼうとする
スタディラボさんのサポート体制に関しても大変満足しています。最近はほとんどありませんが、かつてOLECOで通信が途切れるというトラブルが発生したことがあります。私が慌ててスタディラボさんの担当者の方にメールしたところ、常にメールをチェックしているのではないかと思われるほどの速さで返事をくださり、迅速に対応してくださいました。
私が上京した際に空港で、ある企業の広告を見たら、そこに「スピードは安心」というコピーが書かれていたことがあります。これを読んで、あの時の迅速な対応を思い出し、スピードが安心につながるのだと改めて実感しました。
先ほど、私が勧めなくてもOLECOのオンライン英会話を受けたくて入塾する生徒が増えてきたという話をしました。他のデジタルコンテンツも同じように、質の高いものを導入していれば、自然と口コミで評判が広まり、生徒が集まってくるものです。そのコンテンツをどう上手に人間が使いこなすかも重要になってくると思います。
生徒を主体的に学習に向かわせるには、私たち教える側が本気になってコンテンツを最大限に活用し、トップの塾を目指そうとする熱意と姿勢が必要です。その本気度が生徒に伝われば、生徒の意欲や可能を大きく引き出せると私は考えています。
■お問い合わせ
オンライン英会話OLECO
株式会社 スタディラボ
http://studylab.co.jp/
TEL.03-6902-1151