(株)ウイングネット 業界に先駆け「生成AI」を活用
2023-12-01
業界に先駆け、現場を知りつくしたスタッフが開発
株式会社市進ホールディングス(下屋俊裕代表取締役会長、千葉県市川市)は、人口減少や人材難の課題に向け、DXなどの新しい技術の活用を進めている。いまだ労働集約型が続く業界の中で、業務の効率化や人がすべき仕事の峻別により労働の付加価値を高め、労働生産性の向上、企業収益の向上を目指している。また同時に、働く人のワークライフバランスの実現にも配慮し、働きがいや満足度を高めることで人材の定着にも寄与したいと考えている。
このたび、市進教育グループで動画配信サービスを提供する株式会社ウイングネット(荻原俊平代表取締役社長、東京都文京区)が高校生指導に特化した生成AIを開発。志望大学合格に必要なカリキュラムの提示や、強化したい学習単元をコンテンツ内から速やかに検索することが可能となり、専門性が必要とされてきた高校部門の運営のハードルを下げ、AIが提示したデータを活用し、生徒とともに考える指導が可能になるという。
また今後は、社会環境に合わせた提供価値の高いシステムを開発し、人にしかできない役割をサポートする校務支援システムの開発も進めていく。働き方の改善を通じて厳しい状況下にある教育機関を支え、生徒が地理的・経済的な環境によらず、等しく、質の高い教育を受け続けられる環境を目指していく。