興学社「創立40周年記念式典」
激動の歴史を刻んで40年
君よ、創立50周年への輝ける旗手たれ!
4月14日(日)、株式会社興学社(池田晃代表取締役社長・学園長、神奈川県川崎市)は、J:COMホール八王子にて「創立40周年記念式典」を執り行った。40年の節目を迎え、多くの来賓や卒業生が一堂に会する中、よりいっそうの飛躍を決意し、創立50周年に向けての歩みがスタートした。
令和6年度入社式と第41期年次総会の模様をリポートする。
[第1部]
令和6年度入社式
新入社員代表が決意を表明
入社式では第41期新入社員辞令交付が行われた後、新入社員代表の3名が、力強く決意表明を行った。大学生のときに時間講師を4年間務め上げて入社したPRI事業部八千代中央校の中島楓氏は、「教育者としての希望と覚悟を与えてくれたのは、興学社での数々の出会いでした」と語った。
「ともに戦う同志となってくれたチーム興学社の仲間、何より私が先生であり続ける覚悟を与えてくれた生徒。私の教育者としての使命は、目の前にいる生徒を笑顔にして人生の応援団であり続けることです。そのことに気づかせてくれたのも、生徒たちでした。
3年後、八千代中央校の塾長を任せていただける人財へと成長します。そして、女性リーダーとして多くの女性が民間教育で活躍できる環境づくりを実践していきます。日々研鑽努力し、学び続け、理想の興学教育を体現することを約束し、決意発表とさせていただきます」
新入社員たちの思いを受け、先輩社員を代表してPKG事業部の田中大和氏が熱い歓迎の辞を述べた。
「2年前、個別指導Wings八王子オクトーレ校の開校が決まりました。今までの常識を覆すほどの最上級・最高級の校舎を創るという40年の興学社史上、最も挑戦的で学習塾部門の命運をかけた大型プロジェクトです。『私に教室長をやらせてください』と自ら手を挙げました。当時25歳、入社2年目の私を池田社長は信じて任せてくださいました。
目の前の現状を変えるのはほかの誰でもない、あなたです。そこには役職や年齢、事業部は一切関係ありません。ここにいる全員が『私がやる、私がなんとかする』と心で唱え、今日からリーダーシップを発揮してください」
そして、池田社長は第41期生へ心からの祝福を贈るとともに社長訓示を述べた。
「今日まで興学社の歴史は若いスタッフの教育にかける情熱と青春の歴史であったと言えます。根底にあるのは〝全ては生徒の為に〟という熱い思いです。
多くの方との出会いに支えられ、教育・福祉事業における社会貢献を目指し、教育業界随一の多角化経営を行ってきました。今、私たちはわが国の深刻な社会問題である不登校に対して真剣に向き合っています。今こそ民間教育が改革に立ち上がらなければなりません。次の創立50周年、そして100年企業へと育てていくのは、ここにいる皆さんです」
池田社長は新入社員に向けて、心を込めて和歌を贈った。
「誰が思わん 四十星霜 過ぎたるを 尊き教えの道 永遠に 歩まん」
[第2部]
第41期年次総会 部門責任者「10年の誓い」
第2部では、「次世代への飛躍台としての第40期」と題し、池田社長による基調報告が行われた。恩師の言葉『教育は麻薬なり』に導かれた草創期のエピソード、社員が生涯働くことができる会社づくり、興学社大学を通して社風を深め、深化させてきた30回にわたる歴史について、池田社長は感慨深げに語った。
「創立20周年の際には『新10年構想』を発表して壮大な夢を語り、愚直なまでに取り組んできました。40周年を迎えた今、新たにこの先10年の夢を掲げたいと思います。それが、『新々10年構想』です。全スタッフのアイディアを社内公募して、成し遂げたい夢を問い、集約しました。つまり、ここには全スタッフの夢が詰まっています。
興学社は100年企業を目指しています。私たちは混迷する日本のために、教育革命の先陣となるべく、スタッフ全員が全力で取り組むことを約束します」
続いて、部門責任者陣によって「10年の誓い」が高らかに宣言された。
「興学社は教室数100校、生徒数1万5000名、15の教育事業を持つ民間教育機関へと成長してきました。その事業部の始まりにはいつも、目の前に困っている生徒がいるから、生徒を助けたいからという熱い思いがありました。
私たち興学社はこれからも〝全ては生徒の為に〟という理念を胸に、必要とされる教育を提供し続けます。多様性を有する個人を尊重し、より柔軟で豊かな学びを得られる社会を創っていきます」
「興学社は大きな変化が訪れる未来だからこそ、教育の本質的価値を忘れることはありません。『教育は人が全て』の言葉通り、人はあくまでも深い愛情と情熱の中でこそ育まれていきます。だからこそ私たちは、これからも生徒たちとの出会いに感謝し、価値ある影響を与えられる、真の教育者たるべくわが身を示していきます。
興学社の使命は限りなく大きく、限りなく尊いものです。これから10年、100年と『教育に人生を捧げた教育者集団』として、志高く、誇り高く、教育の尊さを胸に私たちの挑戦は続きます」
最後に池田社長による総括が行われた。
「次の50周年に向けて、日々完全燃焼の教育者であってほしいと思います。そして、生徒の最高の応援団になっていただきたいと心から願っています。興学社はこれからますます拡大し、発展していきます。次の10年、私たちの夢とともに皆で団結を強めていきます」
興学社は新たな決意とともに、未来へと向かってさらに羽ばたいていくことを印象づける盛大な式典となった。