(株)学びエイド 東証グロース市場に上場
2024-07-01
学習塾などに映像授業の提供サービスを手掛ける(株)学びエイド(廣政愁一代表取締役、東京都文京区)が5月28日、東証グロース市場に上場した。
(株)学びエイドは、2015年5月設立。審査で高い指導力を持つと認めた講師役から授業映像を調達し、学習塾や個人など映像授業を使いたい、受けたい利用者に提供する。一般的な映像授業が60~90分なのに対し、同社のサービスでは1コマ5分と短く、学習したい内容だけを探して履修しやすいのが特長だ。
「教科書やそれに準拠するようなものを出版する会社にとっては、わけの分からないベンチャーと組むことへの不安のようなものがすごくあります。そういうところに対して、我々が上場することによって、経営的にも担保でき、〝内容としてもしっかりやっています〟ということをアピールできるというメリットはあります。
また、小中高の部分だけでなく、社会人領域でも映像授業が必要で、例えば宅建や看護師試験でも、同じように映像授業が今後付いてくるはずです」と廣瀬代表は考えている。
上場を機に、学校、企業研修などの需要を捉え、共同印刷との業務提携で業務の拡大を進める所存だ。