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    2025年4月 初の通信制サポート校
    「Be高等学院」開校

ベネッセコーポレーションの集大成
2025年4月 初の通信制サポート校
「Be高等学院」開校

2024-09-02
ベネッセの通信制サポート校 Be高等学院 上木原孝伸 学院長

ベネッセの通信制サポート校 Be高等学院
上木原孝伸 学院長

株式会社ベネッセコーポレーション(小林仁代表取締役社長、岡山県岡山市)が、「ベネッセの通信制サポート校 Be高等学院」を開校する。学習塾の進路指導の中で、学校と距離を置いている中学生に対しても、進学先の選択肢の1つとして提案が可能となる。
Be高等学院では「進研ゼミ」「進研模試」「みらい発見プログラム」「UdemyBusiness」などベネッセの豊かな学びのリソースを提供し、基礎からの学び直しや希望の進路の実現を目指す。まさに、ベネッセが「これまでの集大成」と位置付ける新事業だ。
ベネッセの知見とサポート力を集約して盛り込んだ通信制サポート校は、子どもの未来を切り拓くどんな学びの場となるのだろうか。Be高等学院学院長に就任した上木原孝伸氏を取材した。

通信制高校生用進研ゼミの開発で学び直しをサポート

理解度に合わせた学び直し

理解度に合わせた学び直し

上木原氏は大学時代を含めて17年間、教育企業で教壇に立った経験を持つ。通信制高校の副校長を経て、発達に特性がある子どもとその保護者にマッチした進路を紹介するコンサルティングサービスの責任者を務め、ベネッセコーポレーションに入社した。
「これまでベネッセは小学生講座や中学生講座、Udemy Businessなど縦軸で知見を積み上げてきました。それらを1つの学び舎に集めたとき、子どもたちにどんな成長を促すことができるか。そのチャレンジこそが、Be高等学院のコンセプトの1つです。
高校のあり方が問われる中で、Be高等学院では「自分ってなんだろう」を突き詰め、社会におけるキャリア体験をしながら、3年間で「私はこういう人で、こういうことをやっていきたい」と言えるようになること。それが社会に出る道筋となり、20代・30代の軸となっていきます」
通信制高校に通う子どもは、不登校で習っていない単元や科目差の悩みも少なくないが、学び直しはベネッセが得意とするところだ。
「クラス担任の負荷を軽減し、生徒本人の思いをくみ取るような学習教材として、AIを駆使した『通信制高校生用進研ゼミ』の開発を検討中です。
Be高等学院のラーニングルートマップは、問題を解く上で『〝わからない〟は宝物だ』という指導を基本的なスタンスとしています。はじめに理解度を確かめる問いかけに対し、わからないと言えることが学び直しのスタート地点です。
学び直しによって自己肯定感や学ぶことの楽しさを取り返し、人生100年時代において学び直していく価値観は一生ものとなります。それこそが、Be高等学院が育んでいきたい力です」

「赤ペンメンター」が希望進路の実現を伴走

クラス担任と赤ペンメンターのWサポート 手厚い人のサービスで高校卒業資格取得支援

クラス担任と赤ペンメンターのWサポート
手厚い人のサービスで高校卒業資格取得支援

昨今、新設の通信制サポート校も多く〝戦国時代〟と言われる中で、カリキュラムの差別化が勝負となる。Be高等学院ではクラス担任と相談しながら、生徒本人がカリキュラムや時間割を自己決定することを尊重する。
「学年ごとにブランドデザインを描いています。1年生は『自分発見講座』を中心に、好きや得意のマインドマップを作り、自分は何者なのか、人と自分の価値観の違いを書き留めて認識し、〝気になる木〟を広げていきます。
そのツリーが社会とどのように接続していくのかが、次のフェーズです。『みらい発見プログラム』は地域・暮らし・グローバルなど7つのジャンルから興味・関心のある授業を受けて、大学の学部選びに緩やかに近づけてイメージしてもらうカリキュラムです。Udemy Businessの講座も学び放題となります。
卒業制作では自分軸を掘り下げ、どんな社会課題をどのように解決していきたいかをまとめ、それが大学志望理由につながります。基礎学力から得たものをいかに社会に活かせるか、3年かけて形にしていく環境を整えています」
大学進学だけではなく、就職を希望する生徒のための教材・サービスも含めてベネッセの資産がBe高等学院に集結する。
「あくまでも大学受験は手段に過ぎません。『ベネッセ=よく生きる』を体現する場を作ることが、私たちの最上位目標です。生徒にはウェルビーイング診断を定期的に受けてもらい、社会に対してポジティブに考え、よく生きることを体現できる生活を送れるか、未来も明るく生きていけるかを定点観測していきます」
また、クラス担任と「赤ペンメンター」の連携によるダブルサポートも大きな特徴だ。「赤ペンメンター」は生徒のやる気を引き出し、精神的なフォローやメンタリングサポートに特化する。メンターは〝顔出しなし〟で、生徒は気軽にコーチングを受けることができる。

11キャンパスの通学とオンラインで全国から受講可能

通学スタイルは首都圏・大阪で11キャンパス 水道橋・亀有・武蔵境・府中・町田・横浜・辻堂・大宮・船橋・千里中央・天王寺

通学スタイルは首都圏・大阪で11キャンパス 水道橋・亀有・武蔵境・府中・町田・横浜・辻堂・大宮・船橋・千里中央・天王寺

週1・3・5日の登校日数を選べる「通学スタイル」または、全国どこからでも在宅で学習できる「オンラインスタイル」を選択可能だ。
「実際のキャンパスに通学する生徒にも、バーチャルキャンパスに入ってもらいます。オンラインスタイルの生徒たちが疎外感を覚えることがないように配慮し、同じ空間の中で仲間意識を醸成していきます。バーチャル空間ovice(オヴィス)を導入し、体験した中学3年生にもゲーム感覚が好評です」
上木原氏は「将来やりたいことが決まっていない生徒にこそ、ぜひ門を叩いてほしい」と話した。
「さまざまな大学の情報をはじめとして、それがどのように社会につながっているのか一緒に探しながら、生徒一人ひとりに最も適した場所でありたい、というのが私たちの思いです」
出願期間は9月18日からから2月末まで。オンライン個別相談会も実施している。
2025年4月は首都圏・大阪で11キャンパスを開校予定だ。

■教職員向け特別講演 開催■
「通信制高校の入試制度としくみ タイプ別通信制の選び方」
9/19(木)16:00 ~ 16:45
9/25(水)16:00 ~ 16:45
オンライン配信します。
※お申し込み締切は開催日前日17時です。
※アーカイブ配信はございません。

こちらからお申し込みください。

こちらからお申し込みください。

■お問い合わせ■
ベネッセの通信制サポート校 Be 高等学院
フリーダイヤル 0120-88-5243(10:00~19:00日祝除く)
「“塾と教育”を見た」とお問い合わせください。



※こちらに記載のある情報・サービスについては、予告なく変更・中止になることがあります。ご了承ください。


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