
NEA教育アライアンスネットワーク
積極的な情報発信で会員塾をサポート
各塾における生徒・保護者への情報発信力は、信頼を勝ち取る上で必要不可欠。
教育アライアンスネットワーク(NEA)の理事であり事務局長を務める千島克哉氏(株式会社城南進学研究社 専務取締役執行役員COO)に教育アライアンスネットワーク(NEA)が2024年に年間15回開催したオンライン学習会について詳細を伺った。
厳しい時代を生き残るために 経営陣・講師陣への情報提供
一般社団法人 教育アライアンスネットワーク(NEA)は、「民間教育機関の次代の姿」を共に創造していく組織として、全国の学習塾ならびに学習塾の日々の運営をサポートする企業が集結し、2018年より活動している団体です。2024年度は、おかげさまで正会員・賛助会員合わせて110社以上にご賛同いただき、様々な活動を行ってまいりました。その活動の中でも「教育改革対応」「経営効率化」「企業継続」を3大テーマとして、オンライン学習会、研修動画配信、メルマガ配信、教育情報紙の発行など、さまざまな情報の提供やノウハウの共有などを行ってまいりました。
特にNEA主催で開催した「オンライン学習会」は、2024年4月から2025年2月までの間に合計15回開催してまいりました。その中で、オープン形式で会員以外の方も参加できる学習会は2回だけ。残りの13回のオンライン学習会では、NEA会員を対象に厳しい時代を生き残るために経営陣・講師陣へ有意義な情報を提供しようとテーマを厳選して開催しました。
経営陣には「将来」を見据えて
各社の経営陣を対象に「将来の自塾の在り方を考えるきっかけ」を提供できるようなテーマを扱う「経営セミナー」を開催してまいりました。特に厳しい状況下では「目の前のこと」で精一杯になりがちですが、あえて「将来」を見据え、今後の活路を見出すきっかけになればと開催しました。
「メタバースを活用した教育の可能性」をテーマにしたセミナーでは、富士ソフト株式会社様を講師に招き、自治体・公教育の現場で広がりつつあるメタバース(仮想空間)について、具体的な活用事例を交えてメタバースにおける生徒とのコミュニケーションの取り方などを紹介していただきました。参加者からは「特に自治体での利用事例は興味深いものがあった。今後の活用の参考にしたい。」といった声をいただきました。
講師陣には「教務力向上」と「実践活用」
現場で指導される先生方を対象に「教務力向上」を目的としたテーマを扱う「教務セミナー」を開催してまいりました。「英語教育改革への対応」をテーマにしたセミナーでは、愛知県立大学の池田周教授をお招きして、「中学校・高校で進む教育の変化」を塾の先生方に知ってもらった上で学習塾の英語指導についてどう対応すべきか提案いたしました。
参加者から「学校現場で生徒に求める力、学習塾で生徒に身に着けて欲しい力が理解できました。学習塾では、即点数になるものばかりに走りがちだが、先を考えた「英語」として教育を考えたい。」「学校での取り組みの様子や、課題などの情報がわかりこれからやってみたいこと、変えていきたいことなどが次々と頭に浮かんできました。」といったお声をいただきました。
「新高1進級促進」「新中1進級促進・新入生獲得」といったすぐに現場で活用・実践できるテーマにした教務セミナーも実施してまいりました。先生方からは「保護者世代と今の比較資料は説得力のある見せ方だと感じました。保護者会・個別面談で活用させていただきます。」「現状の入試をとことん研究された方の調査・研究をもとにしたご講演で非常に学びがあり、参考になりました。」と満足度も高く、とても好評でした。
また、教務セミナーから特に生徒・保護者向けに訴求してほしい内容については、改めて「教育情報紙(通称:コレイマ)」として提供しています。そのまま配布できる形で編集・デザインしており、ご活用いただいております。
会員間でのリアルなつながりを
「オンライン学習会」「教育情報紙コレイマ」メルマガ『教育NOW!』での教育情報発信には、2025年度も引き続き力を注いでまいります。その上で一方的な発信だけではなく、会員の皆さんと膝を突き合わせた直接的な交流の場を小規模であっても地域単位で開催するようにしてまいりたいと考えております。NEAの理念にある「民間教育機関の次代の姿」を共に創造していくためにもみんなで知恵を出し合って、この局面をどう乗り切るか、「共に学べる場」を設けてまいりたいと思います。
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