
株式会社 成基 「男山地区スタディサポート」受託 「公設民営」型で塾の開講は京滋エリアでは初めて
2014-09-01
京都府八幡市が中学生の学力向上を目的として今年度よりスタートさせた学習支援事業「男山地区スタディサポート事業」の受託業者に、関西一円で「成基学園」「個別教育ゴールフリー」を展開する株式会社成基(佐々木喜一社長、京都市)が選ばれた。自治体がこのような「公設民営」型で塾を開講する取り組みを行うのは京滋エリアでは初めて。当事業の対象は中学1年~3年の各学年30名定員。習熟度別クラス編成による集団指導と個別指導サポートを組み合わせた「ハイブリッド指導」が特長。実際に指導するのは、豊富な指導経験をもち、かつ塾生よりで高評価を得ているトップメンター(講師)。そして、将来教員を目指す大学生を中心とした指導補助員によるサポート体制も構築。また、タブレット端末を導入した「反転学習」も取り入れるなど、成基学園とゴールフリーのノウハウを注いだものとなっている。

スタディサポートには中学3年生27名が受講
去る8月4日、当事業の指導拠点であるくすのき小学校にて開講式が行われ、受講資格を得た中学3年生27名が参加した。授業開始に先立ち、成基のオリジナルメソッドである『志教育』プログラムにもとづき、「将来、どんな人生を歩んでいきたいか」や「何のために勉強するのか」といった、学習をするための目的を明確にするワークを実施。将来の夢やなりたい職業をじっくりと考える機会を設けることで、子どもたちの学習意欲がさらに湧き、当事業のスタートにふさわしい1日となった。