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株式会社ウイングネット 主催 2017 後期 映像授業活用セミナー

2017-12-01
岡山会場の様子

岡山会場の様子

(株)ウイングネット(荻原俊平社長、東京都文京区)主催、(株)塾と教育社協力の「2017後期 映像授業活用セミナー」は10月15日(日)に岡山、10月29日(日)に仙台、11 月12 日(日)福岡で開催された。
「マンパワーを活かす塾の取り組み」をテーマにしたトークセッションのほか、特別講演の講師として岡山では学研プライムゼミ講師の竹岡広信先生、仙台、福岡では(株)学研プラス特別顧問の荻野文子先生を招き、「これからの英語教育のあり方」、「今なぜ映像授業なのか?」をテーマに講演を行った。また、ウイングネットの「時代を見据えた取り組み」も報告された。
ここでは、岡山会場(サン・ピーチOKAYAMA)での要旨をお伝えする。

トークセッション「マンパワーを活かす塾の取り組み」

トークセッションでは、PS・コンサルティング・システムの小林弘典代表がファシリテーターを務め、ウイングネットを活用しているTASUKE塾(千葉)の﨑山正樹先生、学習塾 広学(広島)の深川英里先生、ツユム塾(岡山)の露無要一千先生が、授業前、授業中、授業後に具体的にどのように生徒たちと関わり、学習意欲や学力アップにつなげているかなどについて語り合った。
「男子スタッフは生徒とのコミュニケーションが苦手な人も多いので、女子生徒が教室に入ってきたら、とにかく『髪切った?』と聞いて、会話の糸口をつかむようにしてもらっています」と﨑山先生は語り、深川先生は「生徒が入ってきたら、一人ひとりと必ずハイタッチしています。そうすることによって生徒の心がオープンになり、私たちの言うこともよく聞いてくれますし、教室全体の雰囲気もとてもよくなりました」と言う。露無先生は「現場のスタッフには生徒のいいお姉さんという立ち位置でいてもらい、親しみのある声がけをしてもらっています」と語る。
授業後は、「今日頑張れたかどうか、簡単な質問だけはするようにしています」と言う﨑山先生。露無先生は「授業後というより1単元終わるごとに、そのポイントを話すようにしています」、深川先生は「入室した時に今日の目標を書いてもらっていますが、帰り際には今日の学習の満足度を%で書いてもらい、例えば86%だったら、14%は何が足りなかったかも具体的に聞き、今日塾に来てよかったと思えるように送り出しています」と語った。
小林氏は授業後のコミュニケーションが特に重要だと述べ、気になった生徒には必ず声がけをするように勧めた。

左から:学習塾 広学・深川英里先生/TASUKE塾・﨑山正樹先生/PS・コンサルティング・システム小林弘典 代表/福岡でパネリストとして登壇された進学塾MUGEN・坂本志穂先生/ツユム塾・露無要一千先生

左から:学習塾 広学・深川英里先生/TASUKE塾・﨑山正樹先生/PS・コンサルティング・システム小林弘典 代表/福岡でパネリストとして登壇された進学塾MUGEN・坂本志穂先生/ツユム塾・露無要一千先生

特別講演「これからの英語教育のあり方」学研プライムゼミ講師・竹岡広信 氏

特別講演の講師を務めたのは、竹岡広信先生。NHK『プロフェッショナル仕事の流儀』でも紹介された希有な予備校講師で、マンガ『ドラゴン桜』に登場する英語教師のモデルとしても有名だ。東大英語だけでなくセンター英語対策講座は受験生から大絶賛されている。
現在、竹岡塾主宰、学研プライムゼミ講師、洛南高等学校講師、駿台予備学校出講中。講演の中で竹岡先生は、英語教育はまさに体育の指導と同じで、例えばサッカーの授業を50分ほど受けたところで絶対にサッカーがうまくならないのと同じだと言う。「結局我々英語教師がすべきことは、生徒を英語嫌いにさせないこと。その一点に尽きると思います」。
さらに今後は、発音を指導するトレーニングをしていかなければならないという。「私は18歳の時初めてアメリカに行きましたが、ホテルのフロントで地図を頼んだのに、モップを手渡されたことがあります。それほど英語と日本語の発音は異なりますから、発音は非常に大切です」。
そもそも英語の語源はスペリングではなく「音」によって成り立っているので、「音」を教えなければ語源がわからないのだという。そして音による語源に基づいて英単語を覚えていけば、簡単に、しかも楽しく覚えられるということだ。

左:岡山で特別講演を行った学研プライムゼミ講師・竹岡広信 先生 右:仙台、福岡で特別講演を行った(株)学研プラス特別顧問・荻野文子 先生

左:岡山で特別講演を行った学研プライムゼミ講師・竹岡広信 先生 右:仙台、福岡で特別講演を行った(株)学研プラス特別顧問・荻野文子 先生

塾経営者として一番嬉しいのは、もちろん生徒全員が志望校に合格すること。一部の生徒ではなくあくまで全員だ。しかし全員合格というのは極めて難しいし、合格できなかった生徒に顔向けできない気持ちになる。「だから生徒の顔が見えない学研プライムゼミの講師は気に入っているのです」と、竹岡先生はジョークを語って、講演は幕を閉じた。
なお、仙台・福岡では荻野文子先生が「今なぜ映像授業なのか?」と題して講演を行った。



教育改革に向けたウイングネットの取り組み
「基礎の深い理解と定着」「英語・国語の4技能の強化」「自立型指導の支援」

教育改革に向けたウイングネットの取り組みについて、同社の田中氏が報告。2018年春、目的別に講座を大きくリニューアルするという。「基礎の深い理解と定着」を目的に、定期テスト対策演習の拡充などアウトプットの学習量の増強を図る。
「映像授業はともすればインプット中心になりがちですが、アウトプットにもとことんこだわるのがウイングネットのスタンスです」と田中氏は言う。
さらに「英語・国語の4技能の強化」を目的に、英検のリスニング・ライティング対策の授業、国語の表現力強化の授業を装備し、答案の添削もおこなう。
理解を深めるためには主体的に学ぶことが重要だが、そのためにはPDCAサイクルを生徒自身で回すことができる仕掛けが必要になってくる。

左:ウイングネット・荻原俊平 社長 右:ウイングネット統括本部・田中聖 氏

左:ウイングネット・荻原俊平 社長 右:ウイングネット統括本部・田中聖 氏

「自立学習の支援」として学習支援システムも提供。生徒の受講計画管理、進捗管理、理解度の把握、保護者への報告書はこのシステムだけで完結する。「一人ひとりの生徒さんの具体的な学習アドバイスや面談に必要な情報がこのシステムにすべて集約されます」と田中氏は語る。
さらに学習計画を教科書別、習熟度別にプログラム化したシステムも別途提供している。このシステムを活用することで、学習効果が一層高くなり、さらに現場のオペレーションが大幅に簡便化される。
セミナーの最後に、ウイングネットの荻原俊平社長が挨拶。
参加した方々に感謝の辞を述べるとともに、「これまで生徒さんや保護者の幅広いニーズにお応えできるよう、運営ご支援のサービスを広げてきました。これからも映像で勝ち抜くために、より良いサービスをご提供できるよう歩んでまいります。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます」と語った。
セミナーの後は「懇親会」。参加者たちは互いに情報交換などに花を咲かせ、楽しいひとときを過ごした。


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