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ICT・英語教育・自立学習で、迫る入試改革に備える 教育をリードする先見力と決断力 -株式会社 SRJ秋期定例研修会-

2018-01-05
SRJ・堀川直人 社長

SRJ・堀川直人 社長

11月12日(日)、東京コンファレンスセンター・品川にて、(株)SRJの秋期定例研修会が開催された。
本研修会は、生徒の集客・継続率の向上や塾のより良い運営をサポートするため、(株)SRJが毎年春と秋に開催しているものだ。
今回のテーマは、「ICT・英語教育・自立学習で、迫る入試改革に備える教育をリードする先見力と決断力」。
首都圏を中心に全国各地から、SRJの速読プログラムを導入している塾・教室の担当者をはじめ多くの関係者が参加した。

教育系アプリの活用で広がるタブレット端末の可能性

左:日本速脳速読協会・高橋智恵 代表 中:キッズイングリッシュ 金谷尚美 代表 右:SRJ・山田征輝 氏

左:日本速脳速読協会・高橋智恵 代表 中:キッズイングリッシュ 金谷尚美 代表 右:SRJ・山田征輝 氏

「今日の研修会で一つでも多くのものを持ち帰っていただきたい」というSRJの山田征輝氏による力強い開会の挨拶に続き、キッズイングリッシュ(静岡)の金谷尚美代表が「タブレットは最高のスタッフ『こんな風に使えるiPad先生。授業で眠いなんて言わせない』」と題して講演を行った。
金谷代表は、2020年の大学入試改革、さらには今後の社会で求められる能力について言及。「日本の高校生にも世界標準の英語力が求められることになるが、多くの生徒がそのレベルに達していないのが現実。英語をなぜ勉強するのか、という動機から変えていく必要がある」と述べた。
また、子どもたちが今後直面する状況を挙げ、「この流れはChangeであると同時にChanceでもある。少ない人数かつ短時間で生産性の高い働き方のできる社会と人材を育てることが、私たち大人の仕事だ」とした。

テーブルごとに行われたディスカッション

テーブルごとに行われたディスカッション

続いて話題は、タブレット端末の活用法へ。金谷代表が運営するキッズイングリッシュでは数年前からタブレット端末の導入を進め、現在では教室内にiPad10台を設置。授業でも積極的に活用している。まずは、会場の各テーブルに1台ずつ配られたiPadを使い、PingPong」というアプリケーションで英語にまつわるクイズに挑戦。回答がすぐに集計されてモニターに映し出される様子に、参加者は興味津々の様子だった。さらに金谷代表は、ディクテーションや発音練習に有効なアプリ「Dragon Dictation」をはじめ、授業で使える様々なアプリを紹介。生徒がタブレット端末にハマる理由を脳科学的根拠を交えて解説した。まとめとして、今後はAI(人工知能)の技術を使った英会話アプリなどを活用し、アウトプット発信を楽しめるような工夫をしていきたいと述べた。そして、「子どもたちのやり抜く力を高めるためには、自分たち自身がやり抜かないといけない」というアンジェラ・リー・ダックワースの言葉を引用して、講演を締めくくった。

自塾のMisson、Passionに立ち返り、今すぐActionを!

[左から]1番目:V-Growth・田島清子 氏 2番目:朝日学生新聞社・脇阪嘉明 社長 3番目:SRJ・秋山和沙 氏 4番目:ライズ1・羽田野秀治 代表

[左から]1番目:V-Growth・田島清子 氏 2番目:朝日学生新聞社・脇阪嘉明 社長 3番目:SRJ・秋山和沙 氏 4番目:ライズ1・羽田野秀治 代表

続いて、(株)V – Growthの田島清子氏が、「ICT教育のリアル」と題して学習塾におけるICTの活用状況や意識について発表。SRJが提供する「SRJタブレット」についても紹介し、導入前に試運用ができる「お試しパッケージ」を来年1月にリリース予定であることを告知した。さらに、Apple社が無償で提供する教師用ラーニングプログラム「Apple Teacher」などのコンテンツも紹介した。
その後、新コースやリニューアルされるコンテンツについてSRJから紹介があり、午前の部は終了。午後の部はSRJの堀川直人代表取締役社長の挨拶で幕を開けた。堀川代表は冒頭で「研修を通して自塾のMisson、Passionに立ち返り、Actionを起こしてほしい」と述べ、リニューアルの目的は「成果につながる、成果が見える」ようにすることにあると解説。さらに、「今後は速読の普及を通して、日本の次世代教育のグローカル化を進めたい」と述べ、協力して業界を盛り上げていこうと呼びかけた。

左:速読甲子園2017 フォトコンテスト(団体戦部門)の入賞作品 右:速読甲子園2017 フォトコンテスト(個人戦部門)の入賞作品

左:速読甲子園2017 フォトコンテスト(団体戦部門)の入賞作品 右:速読甲子園2017 フォトコンテスト(個人戦部門)の入賞作品

続いて、朝日学生新聞社の脇阪嘉明代表取締役社長が「2020年大学入試改革への突破口! 頭角を現す表現力・要約力の体得法」と題して講演を行った。脇坂氏は冒頭で2020年の大学入試改革や学習指導要領の改定、団塊の世代が75歳を迎える2025年問題、少子高齢化が進む日本の人口動態など日本社会が今後直面する諸問題を挙げ、それに対処していくためには「考える力、創造する力が不可欠。
従来の知識に加え、思考力、判断力、表現力が求められる」とした。そして、こうした力を伸ばすために有効な方法として、「すでに習ったことだけを読むのではなく、未知のものを読むことが重要」とし、「毎日、読んだ内容を40字にまとめる」ことを提案した。

時流を読み変化を恐れないことが、進化につながる

SRJ 次世代教育推進本部 板橋玲 本部長

SRJ 次世代教育推進本部
板橋玲 本部長

休憩を挟み、ライズ1(大分)の羽田野秀治代表が登壇。「少子化進む地方での成功モデル 〜激変する教育業界で次の一手を考える〜」と題して講演を行った。
羽田野氏は少子化が進む過疎地で創業し、指導スタイルを柔軟に変えながら現在の「AL個別」(一斉授業と個別学習のハイブリッド型)へと辿り着いた経緯を紹介し、「こだわりより時代の風を大切にしてきた。変化を恐れないことが、進化につながった」と述べた。また、「生徒の成績アップと志望校合格以外の不易はない」とし、臨機応変に変化する一方で軸がブレないことが大事だということを強調した。さらに、速読との親和性についても言及し、「AL個別により時間の融通が利くようになり、速読が取り入れやすくなった」とし、実際に速読受講者が増えている実績を紹介。

なかでも速読イベントを実施している校舎で増えていることを明かし、保護者にも見えるかたちでアピールすることが重要であるとした。
続いて、脇阪氏・羽田野氏の講演を受け、「明日から自塾で取り入れたいこととその理由」をテーマに、テーブルごとにディスカッションが行われた。「授業後に感想や今の気持ちを40字で書いてもらう」、「保護者が速読を見学できるような取り組みをする」といった意見のほか、「2020年以降の日本の将来像を保護者にも伝えていくことが大事だと思った」などの声も聞かれた。

最後はSRJの板橋玲氏が「12月から来年度にかけてリニューアルが続くが、より良いサービスを提供できるよう会社一丸となって取り組んでいきたい」と述べ、秋期定例研修会は盛況のうちに閉幕。その後行われた意見交換会兼懇親会も大いに盛り上がり、SRJを含めて教室間で情報の共有・交換が活発に行われ、参加者は親睦を深めた。


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