
子どもの教育資金に関する調査2017(ソニー生命調べ)
ソニー生命保険株式会社(萩本友男社長)は、2017年2月9日~2月13日の5日間、大学生以下の子ども(複数いる場合は長子)がいる30~59歳の男女に対し、2014年1月、2015年3月、2016年2月に発表した調査に続いて「子どもの教育資金に関する調査」をインターネットリサーチで実施し、1000名の有効サンプルの集計結果を公開した(調査協力会社/ネットエイジア株式会社)。
それによると、以下のことが判明。
●学校以外での教育費
1人あたりの月額平均は1万2560円、昨年と比べ大幅増
●習い事にかける費用
中高生の親では1263円増加
●教室学習費用
小学生の親は1140円増加、中高生の親は1854円増加
教育費については、塾などの教室学習や習い事といった学校以外での教育費に、親は1カ月にどれくらい支出しているか。全回答者(1000名)に、子どもに対し、学校以外での教育費に1カ月あたり平均でいくら支出しているかを聞いた。
まず、子どもの学校以外での教育費の平均支出金額を合計すると、1万2560円/月となった。内訳は、「スポーツや芸術などの習い事」は4545円/月、「家庭学習費用(通信教育、書籍など)」は2765円/月、「教室学習費用(学習塾、英会話、そろばん教室など)」では5250円/月となっている。
2016年調査と比較すると、「スポーツや芸術などの習い事」は677円/月、「家庭学習費用」は147円/月、「教室学習費用」は1496円/月と、3項目とも増加となり、平均支出金額の合計が2320円/月の増加となった。
小学生の親や中高生の親についてみると、「スポーツや芸術などの習い事」では、小学生の親は529円/月の増加、中高生の親は1263円/月の増加となった。また、「教室学習費用」では、小学生の親は1140円/月の増加、中高生の親は1854円/月の増加となった。習い事を通じて将来の役に立つような力を身につけて欲しいという親の気持ちや、塾などで勉強を頑張って欲しいという親の気持ちが強くなっているのかもしれない。