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読解力+表現力の土台作りに『レキシとコトバの先生』が好評!

2018-07-02
▲キャラクター『との先生』

▲キャラクター『との先生』

昨年リリースされたハイブリッド教材シリーズ『レキシとコトバの先生―国語で歴史も学べる複合学習ワーク―』が注目を集めている。教材の開発・監修を担う伊川夢起氏(合同会社Crew代表)、伊川氏と共同でC&Cブランドを手がける畑中章宏氏(合同会社CROUP代表)、販売・製作アドバイスに携わる提携パートナーの谷村紀嗣氏(株式会社ナイズ代表取締役)を取材した。

歴史と国語の教科横断型で達成感の積み重ねを狙う

『レキコト』の表紙

『レキコト』の表紙

伊川氏は特別支援教育士(一般社団法人特別支援教育士資格認定協会)として、障害を持つ子どもたちが通う「クラップ(放課後等デイサービス事業所)」や学習塾トレスで指導にあたっている。
「歴史嫌いや暗記が苦手な子どもが年々増加する中で、何とかしなければという想いから構想に2年を要し、1年かけて『レキシとコトバの先生(以下、レキコト)』を開発しました」(伊川氏)。

『レキコト』は国語の問題を解きながら歴史の知識も身につけることができる教科横断型教材だ。開発の際に最も苦労したのは、歴史上の人物の選定だという。
「高校入試に頻出する歴史上の人物100人に絞り込み、普段使いの言葉や日常生活に結びつけることで、現代につながる歴史を身近に感じてもらえる教材を目指しました」(伊川氏)。
「学習塾トレス」の運営を手がける畑中氏は、「一例を挙げると、〝空海は真言宗だけでなくうどんを広めた〟など、一度読めば記憶に残るセンテンスで子どもの好奇心を刺激します。そして、学びにくさを持つ子どもたちと接する中で蓄積された経験や知識がふんだんに盛り込まれているのが特徴です。
そうした工夫が顕著に表れているのが、〝縦書き・横書き・分かち書き〟だと思います」と話す。

『レキコト』は縦書き・横書き両方で書かれている

『レキコト』は縦書き・横書き両方で書かれている

スマートフォンに慣れたデジタルネイティブの子どもたちには横書きがふさわしいのではないか、と伊川氏は仮定した。そして、縦横どちらがよいかと子どもたちにヒアリングしたところ、実際は半々の割合だったため、両方を包括することに決めたという。まさに、徹底的なまでに子ども目線に立って練り上げられた教材だといえるだろう。
また、小学1・2年生までの教科書は分かち書きだが、3年生からは文末から文頭につながるため急激に読みづらくなり、これが長文を読みたくないという国語離れを招く一因だと捉え、分かち書きが採用された。
「漢字には必ずルビをふり、LD(学習障害)の子どもにも読みやすいフォントを採用するなど、読みやすさをとことん追求しました。単語でしか物事を捉えない子どもにとって、〝読めた・できた〟を積み重ねることが重要です。また、たとえ単語が理解できなくても、答えを読み取って必ず完結できる仕組みになっています。
キャラクター『との先生』への食いつきも非常に良く、興味が広がる一助になれば」と伊川氏は話す。

左から(株)ナイズ・谷村紀嗣 代表、(同)Crew・伊川夢起 代表、(同)Crew・畑中章宏 氏

左から(株)ナイズ・谷村紀嗣 代表、(同)Crew・伊川夢起 代表、(同)Crew・畑中章宏 氏

各ページの問題数は3問に抑えることによって、「今日は5ページできた!」という達成感も得られるように配慮されている。
歴史に興味を持つようになり、自主的に歴史漫画を読む子どもが出てくるなど着実に成果を上げているという。

株式会社ナイズ・谷村代表は次のように語る。
「先日読んだ『AI vs. 教科書が読めない子どもたち』に書かれていたのですが、学習時間や教科が増えて、子どもたちの負担が大きくなる一方で、中高生の読解力は危機的な状況にあるそうです。AIにはできないコミュニケーション力や理解力を育むためには、基盤となる基礎読解力の育成が急務だと書かれています。『レキコト』は子どもたちの目線で作られている画期的な教本で、読解力と表現力の土台作りには学年に関係なく使用できると考えています」(谷村氏)。

表現力養成テスト 個人評価

表現力養成テスト 個人評価

題数は3問に抑えることによって、「今日は5ページできた!」という達成感も得られるように配慮されている。
歴史に興味を持つようになり、自主的に歴史漫画を読む子どもが出てくるなど着実に成果を上げているという。

株式会社ナイズ・谷村代表は次のように語る。
「先日読んだ『AI vs. 教科書が読めない子どもたち』に書かれていたのですが、学習時間や教科が増えて、子どもたちの負担が大きくなる一方で、中高生の読解力は危機的な状況にあるそうです。AIにはできないコミュニケーション力や理解力を育むためには、基盤となる基礎読解力の育成が急務だと書かれています。『レキコト』は子どもたちの目線で作られている画期的な教本で、読解力と表現力の土台作りには学年に関係なく使用できると考えています」(谷村氏)。

全国の学習塾様を通じて、たくさんの子どもたちに使ってもらいたい

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谷村氏が代表を務めるナイズで導入している速読教室でも、『レキコト』を活用している。8割が大人の生徒で、全員が速読に加えて『レキコト』の記述問題を解いているという。
「『テキストというよりも物語を読むように歴史のイメージがわく』『大人が学んでも楽しい』と好評で、早く正確に読む能力の向上を実感していただいております」。

全国から問い合わせが増えつつあり、幅広く学習塾で活用できるという手ごたえを得て、当初はテキストの帯に〝特別支援教材〟と記していたが、〝~から生まれた教材〟と表現を変えた。また、紙質や開きやすさ、ページ構成などを見直し、今年2月末に改訂版を発刊した。
「無料オープン模試の保護者会で『レキコト』をご紹介いただいた際、50名以上の申し込みがありました。
5月だけでも20件以上の学習塾様から新規問い合わせをいただいています」(谷村氏)。
学習塾の先生からは「我が子に使わせたい」という声も多く寄せられている。
「書店には置かず、学習塾に一般生を呼び込むための〝入塾サポートツール〟として活用していただきたいと考えています。もちろん、家庭学習用としても多様な使い方が可能です。お客様の活用事例を集めたブログや漫画、FacebookやYouTube展開などを通して、先生同士の情報共有や保護者の方に興味を持っていただく仕掛けを構想中です」(谷村氏)。

今後は教材ラインナップの充実を図り、年内には英語版『レキコト』が完成する。
「アメリカ人のネイティブによる、実践的な使える英語で構成しています。
歴史上の人物による自己紹介形式で、スピーキングの練習もしやすく4技能のスキル向上に役立てていただきたいと考えています」(伊川氏)。
さらに、『レキコト』の世界史版も手がけていきたい、と意気込みを語った。

お問い合わせ先「レキコト販売部」
https://nais-test.jp/kyozaihanbai


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