名門公立高校受験道場流
自学力の育て方
受験突破だけで終わらないために
名門公立高校受験道場 著 KADOKAWA 刊 1,540円(税込)
著者の「名門公立高校受験道場」は、県立浦和高校受験専門塾・雄飛会の一柳忠宏氏、横浜翠嵐高校受験専門塾・岡本塾の岡本充央氏、岡山朝日高校受験専門塾・進学塾サンライズの小崎高寛氏が情報交換のため集まった際に、母校を愛する3人が意気投合し、情報交換・ノウハウの交換・全国模試の開催などで切磋琢磨していこうと設立したのが始まり。現在27 都道府県51団体の塾長が参加。
「自学力」とは何かというと、本書では具体的には「自ら目標を立てて、主体的に学ぶ力」、「自分なりの勉強法を確立する力」のこと。不確実な社会で通用するためにも、そして受験において合格するためにも必要な力だという。「自学力と親子関係」「自学力とテスト勉強」「自学力と好奇心」「自学力と学習法」「自学力と名門公立高校受験」の各章において、自学力を付けるためのアドバイスが詳細に書かれている。もちろん、5教科それぞれの自学力育成についても満載だ。
本書を読んで、様々な塾長が考える「自学力」とその育成法を参考にし、自身と自塾の生徒のために自学力を育成し、生徒を名門公立高校に合格させていただきたい。