世界一役に立つ 数と数字の本
小宮山博仁 著 三笠書房 刊 913円(税込)
私たちの周りには数字があふれています。東日本大震災や新型コロナ感染症の拡大期には、連日新聞やテレビの報道の中で、エビデンスと言われる「数字」を何回となく目にしたり聞いたりしているのではないでしょうか。
緊急時以外でも、人に何かの出来事を伝える時、数字を使うことがよくあります。雨になる確率は10%、といったような天気予報の数字を目にします。スーパーや大規模電気販売店のチラシには、16万円のパソコンが15%引き、といった商品価格の数字が並んでいます。
もし算用数字の「0」を私たちが知らなかったら、計算が大変で今のような科学技術は発展していなかったかもしれません。このような数や数字のことをよく知っておくと、社会の出来事により関心を持つことができます。様々なデータや事実が数字で示され、その数字の意味を知る、これはとても大切なことですが、意外とこの重大さに気付いていない方が多いのではないでしょうか。「たかが数字の雑学」が、実は人生の幸せを呼ぶ宝であることを、この本を読んで気付いていただければ幸いです。
各章の見出しを示しておきます。6章は小学生に分数や割合を教える時にも大いに役立ちます。
第1章 世界一役に立つ!「数と数字」基本の基本
第2章 読むだけで頭がよくなる!「数と数字」の話
第3章 つい誰かに話したくなる!「数と数字」の雑学
第4章 楽しくて役に立つ!教養としての「数と数字」
第5章 お金に強くなる!「数と数字」考え方のコツ
第6章 頭の回転がさらに速くなる!「分数」の話
(小宮山博仁 記)
※読者プレゼント
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