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データで見る保護者の意識

関西圏版

保護者はどのように塾選びをしているのか。教室運営をする人にとっては当たり前の関心事であり、最大のテーマでもある。地域特性や塾の規模など、様々な背景があるかと思うが、集客という目線では、データという数字の根拠を知ることは重要な要素といえる。前回の関西圏に続き、今回は学習塾に我が子を通わせた経験がある関西圏の母親に対して、本誌オリジナルの意識調査を行った。これからの新しい顧客獲得のためにぜひ、参考にしていただきたい。

地域
大阪・京都・兵庫
対象者
小学4年生~中学1年生の子どもを学習塾に通わせている、もしくは通わせていた経験のある母親。
子どもの性別はほぼ5:5
サンプル数
600(ウォール二クス調べ)

あなたのお子さんが進学する中学校の第一志望校はどこですか

地域・年代によって差異が出る結果に
全体では首都圏と同じような結果になったが、関西圏では公立校への進学が7割を超えている。保護者の年代が高くなるにつれて、公立校進学への数値が減っていることから、経済的な背景や進学先への考え方など、家庭環境が要因として考えられる。京都での、公立中高一貫校への進学意識が高いことも特筆すべき点である。

あなたのお子さんが通っている(通っていた)学習塾を何で知りましたか

チラシと口コミがほぼ同じ
塾を知る"きっかけ"の実に5割近くが「チラシ」という結果に。しかし、口コミ(2つの合計)もチラシとほぼ同じ認知力を持っており、若い年代ほど口コミの影響力が強いようだ。兵庫がWEBからの認知が高い傾向にある。

学習塾を決める際に、必要な情報を何を通じて検討しましたか

足を運んで検討
"検討"時には、「説明会や体験入塾」が全体の1位だが、口コミ2つの合計もほぼ同数。若い年代の保護者ほどホームページをよく見ている傾向にある。京都が様々な検討ツールを選択しているのも特徴的。

学習塾を決定する上で何を重要視しましたか

距離と金額が重要視
年代・地域問わず、いずれも「自宅からの距離」が1位。次点で「月謝の金額」となっているが、京都では「先生や塾長の人柄」が重要視されているようだ。

お子さんを学習塾に通わせるにあたり、あなたのご家庭では
最終的に誰の意見を最も重視して判断・決定します(しました)か

母親の強い影響が顕著に
全体で母親の決定権が5割以上という結果に。50代では父親の影響力が弱くなっているが、その分子ども本人の意見が尊重されているようだ。
データ集計
~根拠あるクリエイティブを~ 株式会社ウォール二クス http://www.walnix.co.jp

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