7月13日（月）東京・神田の学士会館において、日本民間教育大賞選定会議主催「日本民間教育大賞授賞式・記念講演会・祝賀会」が盛大に開催された。
3月18 日に予定されていたこの会は、今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため延期となり、この日に開催することになった。ソーシャルディスタンスを保つために入場者数は例年の3分の1に制限され、一部の民間教育関係者はオンラインでの参加となった。
日本民間教育大賞は、満75歳以上の業界関係者を対象とする「民間教育最高功労賞」と没後10年以内の故人を対象とする「民間教育特別功労賞」（今回は該当者なし）の2部門で構成されている。
記念講演会では、株式会社学究社・取締役会長兼社長の河端真一氏が「この先10年の学習塾業界を考える」をテーマに講演を行った。
授賞式では、選定委員を代表して、全国学習塾協同組合・森貞孝理事長が「受賞された先生方のあとに続き、多くの民間教育の先生方がさらに社会に貢献し、学習塾や民間教育のイメージアップになるような努力をしていただきたいと思います」と挨拶。その後、同賞選定委員が表彰状と竪を贈るとともに、受賞された先生方がその喜びと感想を述べた。一般社団法人日本青少年育成協会・増澤空会長は「私も今年で78歳になります。皆さんとご一緒にこの日本民間教育大賞を1年でも長く支えていきたいと思います」と、閉会の辞を述べた。
祝賀会では、民間教育関係者が受賞された先生方にお祝いの言葉を述べ、情報交換や名刺交換などを行った。元文部科学大臣の下村博文衆議院議員は「受験勉強のみならず、今の10倍、20倍の視野をもって子どもたちのサポーターになることが、皆さん民間教育の存在価値だと思います。本日は本当におめでとうございます」と挨拶した。

ソーシャルディスタンスを保つために大勢の皆様へご参加の案内が叶わずまことに申しわけございませんでした。誌面を通して皆様方と一緒に受賞された先生方をお祝いさせていただけると大変嬉しいです。