3月22日(水)、東京・神田の学士会館において、「日本民間教育大賞授賞式・記念講演会・祝賀会」が盛大に開催された。昨年、一昨年と新型コロナウイルス感染拡大防止のため会場の入場制限が行われたが、今年は通常通り。都合により会場に来れない方々はオンラインで参加した。
日本民間教育大賞は、概ね75歳以上を対象とする「民間教育最高功労賞」と没後10年以内の故人を対象とする「民間教育特別功労賞」の2部門で構成されている。本年度は、2022年10月から2022年12月までの間公募を行い、推薦された方々を対象に選定会議において厳正な審査を行った結果、民間教育最高功労賞に4名、民間教育特別功労賞に1名の受賞者が選出された。
開会の辞は、(株)塾と教育社 代表取締役社長 加藤麻由美氏。
「本日はこうしてコロナ禍以前の3月に開催できることを大変嬉しく思っております。皆さま、今日一日、どうぞよろしくお願い申し上げます」と述べ、記念講演会へと移っていった。
記念講演会では、株式会社成学社 代表取締役会長 太田明弘氏が「弱者の塾経営戦略 生き残るための深化と探索」をテーマに講演を行った。
授賞式では、冒頭、この1年間にお亡くなりになった民間教育関係者の御貢献に感謝するとともに御冥福を祈って1分間の黙祷が行われ、日本民間教育大賞選定会議の構成団体、委員が紹介された。特定非営利法人全国教育ボランティアの会 佐藤勇治氏は体調を崩して欠席し、顧問の衆議院議員 下村博文氏(元文部科学大臣)は会議のため欠席した。
次に日本民間教育大賞の受賞者が紹介された。民間教育最高功労者は、アイ・アカデミー(株)代表・総塾長川畑卓也先生、誉田進学塾塾長 清水妙子先生、ウィザスグループ会長 堀川一晃先生、(株)ティエラコム代表取締役・(一社)日本青少年育成協会会長 増澤空先生、民間教育特別功労賞は、(公財)日本数学検定協会前理事長 清水静海先生が受賞。会場にお越しになれなかった清水妙子先生は、代理として御子息で誉田進学塾代表の清水貫氏が出席。故人の清水静海先生の代役は、現在の日本数学検定協会理事長 髙田忍氏が務めた。
表彰に先立って、全国学習塾協同組合理事長 森貞孝氏は「この日本民間教育大賞も今年で10回目になります。学習塾が各々の地域に密着し、地域に貢献して地元の支持を得て10年が経過したということです。今後もこの賞がますます広く根づくことを願っております。受賞なされた先生方、本当に心からおめでとうと申し上げます」と開会の辞を述べた。さらに顧問の参議院議員 大島九州男氏が祝辞を述べ、その後祝電が披露された。
受賞者は御一人ずつ壇上に上がり、民間教育連盟会長 森本一氏から表彰状を、(一社)日本青少年育成協会専務理事 本田恵三氏から盾が贈呈された。
閉会の辞を述べたのは、全日本私塾教育ネットワーク副会長 仲野十和田氏。
「1年に1回ではありますが、民間教育の礎を築いてこられ、そしてお世話になった諸先輩方にこうしてお会いできるのは本当に幸せなことだと思っております。本日は本当におめでとうございます。そしてありがとうございました」。
祝賀会では、民間教育関係者が受賞された先生方を囲んでお祝いの言葉をのべるとともに、情報交換などを行い、さらに盛り上がった。

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日本民間教育大賞 ダイジェスト版動画は
下記URL またはQRコードからご覧いただけます。

https://youtu.be/ocTHHBJ-Cho

○映像協力○
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