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ゲームを作成しながら、 プログラミングをマスター「Kid’s プログラミングラボ」

2018-11-01

株式会社 BLUE PLANET
(東京都八王子市)
柄谷 精一 代表取締役

柄谷精一 代表

柄谷精一 代表

(株)BLUE PLANETは、子どもたち一人ひとりが自分に一番合った方法で、自分の力で学習できるような学習環境を整え、自ら理解し解決していく、そして自立して学習できる手助けをする「個別指導ブループラネット」を運営している。
同社は英語教室、ロボット教室、職業訓練校なども運営しているが、自ら開発した「kid’Sプログラミングラボ」も始め、2017年1月からはそのFC会員も募集。「Kid’Sプログラミングラボ」の特長や今後の展開について柄谷精一代表に話を伺った。

1年で70名の生徒を集めたFCオーナーも

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FCオーナーになってロボット教室も運営しているBLUE PLANET。
しかし、長く続けた子どもがさらにワンランク上の学習をしようと思っても、逆に難しすぎてトライしにくい状況にあったという。そこで、本部の同意を得てモノづくりではなく、ゲーム制作に特化した形でプログラミング教育を行おうと思ったという。「幸いうちのスタッフにはプログラマーがおりますので、彼と話し合いながら教材やカリキュラムを作っていきました」と語る柄谷代表。

実際同社の生徒に指導してみると、ひと口にプログラミングを学ぶと言っても、モノづくりが好きな子とゲームが好きな子がいて、それぞれ向き不向きがあることがわかったという。
「ゲームやパソコンをいじるのが好きな子は、私たちが開発した〝kid’Sプログラミングラボ〟が向いていると言えるでしょう」。

夢中になってプログラミングを 学ぶ子ども

夢中になってプログラミングを
学ぶ子ども

出来上がった『kid’Sプログラミングラボ』を貸し会場などでワークショップを行いながら披露すると、思いのほか反響が大きく、やがて親しい塾関係者も注目し始め、自塾でもやってみたいとの声をたくさんもらうようになった。そして「フランチャイズで展開してみたらどう?」とのアドバイスを受け、2017年1月にFC化に踏みきったという。
「まだまだ仲間内だけで25教室を展開しているに過ぎませんが、FCオーナーの中には1年で70名もの生徒を集めたところもあるんです」と、柄谷代表は嬉しそうに語る。

レベルに応じた3つのコースを設定

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『kid’S プログラミングラボ』のコースは、難易度(レベル)ごとに3つある。「ベーシックコース」は、ビジュアルプログラミング言語『Scratch(スクラッチ)』を使ってプログラミングを学ぶコースで、対象学年は小3以上。毎月1つずつゲームを作成することで、プログラミングの流れをつかみ、プログラミング学習の基礎力を身につける。画面上に並べるブロックの色や形で機能を理解することができるため、細かい構文の知識は不要で、直感的にプログラミングを学ぶことができるという。
「X軸、Y軸が出てきたり、正負の数なども出てきますが、当然こういった概念は小3では理解できません。しかし画面上で縦と横の位置を決めたりすると、感覚的に子どもにも理解できます。ゲームを作るという好きなことに取り組む中で、いつのまにか中学生が学ぶ数学の概念を小3でも理解できるようになるんです」と、笑顔で語る柄谷代表。

「ミドルコース」は、本格プログラミング(英語記述)に慣れるコース。「Scratchでは物足りない」という子や「英語のプログラミングコードはどうなっているの?」という興味が出て来た子ども向けに、本格的なプログラミング言語を使用して基礎構文を学ぶ。今注目されているプログラミング言語『Python』のほかに、ホームページを作成する『HTML』や『CSS』、Webアプリケーァションの作成ができる『javascript』を使い、英語記述のプログラミングの基礎を学びながら、簡単なアプリや楽しいゲームを作成する。

「アドバンスコース」は、プログラムの内容を確認して構文を学習するコースで、JAVA言語を使った本格的なプログラミングにチャレンジする。授業ではゲーム作りを通してJAVAの学習を行う。
「実はアドバンスコースは今改良している最中なのですが、もっと使いやすいものにしたいと考えています」。

学習塾こそプログラミング教育を

平山小学校の先生方にプログラミング学習の研修も行っている

平山小学校の先生方にプログラミング学習の研修も行っている

ご存じのように、プログラミング学習は2020年度から小学校で必修化され、21年度から中学校の技術・家庭科でこの分野の内容を拡充することになっている。
先行的にすでにプログラミング学習を始めている公立学校もあるが、東京都日野市立平山小学校もそのうちの1校で、2017年度には「学校情報化先進校」に指定されている。その同校に出向き、生徒にプログラミングの授業を行ったり、先生方のプログラミング学習の研修を行っているのが、BLUE PLANETだ。

今年5月30日には6年生を対象にプログラミングを体験する授業に取り組んだ。実際にプログラミングを体験する前に、同社のスタッフは「これからの時代」と題して、これまでの様々な機器の変化や、車や信号など身の回りの多くのものはプログラムされて動いていることを生徒たちに説明。その後『Scratch』を使ってキャラクターの「ロケット」と「おばけ」がぶつからないように宇宙空間を飛び回るプログラムを作っていった。生徒たちは嬉々として取り組み、自分が作ったプログラム通りに動くと歓声を上げていたという(平山小学校HPより)。
「経済産業省も文部科学省も本気でプログラム教育を進めようとしています。私たちが最初にプログラム教育を行ったときは保護者の反応も今ひとつだったんですが、最近は多くの保護者が興味・関心を持つようになってきました。ぜひとも学習塾の先生方と一緒に『kid’Sプログラミングラボ』を広めていきたいと思います」と、柄谷代表は力強く語った。


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