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第5回 OLECO SAMMIT 開催「どうする?これからの英語教育」

2019-07-01
スタディラボ 地福武史 代表

スタディラボ 地福武史 代表

5月20日(月)、株式会社スタディラボ(地福武史代表、東京都豊島区)主催の「第5回OLECO SAMMIT」が東京都内のホテルメトロポリタン池袋において開催された。
横田保美取締役がこれからの英語教育について講演し、OLECOをどのように活用しているかの2つの事例紹介が行われ、最後は地福代表が「これまでとこれからのオンライン英会話」について述べた。

学習者のためにどんな学びを提案するか、どのように提供するか

地福代表が開会の挨拶を述べると、横田氏が「教育ビジネス展望2019〜これからの英語教育について〜」と題する講演を行った。
「学習塾にとって一番重要な人物は、今後しばらくは経営者よりも塾長や教室長になってくると思います」と語る横田氏。教育現場における非常に重要な判断と仕組みの変更が必要になると予想されるからだ。
「しかし塾長は、英語が得意だとか数学がどうだとか、そんなことを気にする必要は全くありません。コンテンツはいいものを選んで組み合わせればいいからです。それよりも、『なぜ学ぶのか』『何を学ぶのか』で生徒を導いていくことが重要です」

スタディラボ・横田保美 取締役

スタディラボ・横田保美 取締役

教育の未来は「束縛の教育からの解放」だという。学習者が主役になって「何のために、いつ、どこで、何を、誰から、どのように学ぶか」が問われている。塾にとっては、学習者のために、どんな学びを提案するか、どのように提供するかという進化が求められているという。
教育再生実行会議では、グローバル人材育成のための3本の矢として「英語教育の抜本的改革」「イノベーションを生む理数教育の刷新」「国家戦略としてのICT教育」を挙げている。
「OLECOは日本の英語教育を画一的にしよう、標準化しようということではなく、活用の仕方がいろいろとあるツールです。むしろ各塾がdifferent である部分を表現するために有効なツールであり、メソッドではないかと考えています」

OLECOを選んだのは、先生のホスピタリティが高く操作が簡単だったから

株式会社Global Assist HRM 社員教育 英会話事業担当の佐藤千幸 氏

株式会社Global Assist HRM 社員教育 英会話事業担当の佐藤千幸 氏

事例紹介を最初に行ったのは、株式会社Global Assist HRM社員教育・英会話事業担当の佐藤千幸氏。同社はベスト個別学院という個別指導塾を福島県、宮城県、山形県、香川県で90 教室展開している。
同社がオンライン英会話を導入するきっかけとなったのは、現場の社員からの「そろそろ書く英語だけではなく話す英語も始めた方がいいのでは?」という提案だった。
OLECOを導入して1年半。昨年度は宮城エリアを皮切りに、福島、山形エリアで小学生のみを対象にしてOLECOを導入したが、今年度は香川エリアも追加し、90教室の小中学生に導入しているという。
OLECOを選んだ理由は2つあり、一つはオンラインの先生たちのホスピタリティが高いこと。もう一つは、生徒が簡単に操作できることだった。
「とにかく先生たちはいつもにこにこと笑顔で授業をしていて、全力で生徒さんを褒めてくれます。また、生徒さんだけでなくパソコンやシステムに不慣れな社員でも簡単に操作できることが決め手となりました」
OLECOのスタート時には、生徒や保護者に伝える前にまずは社員にOLECOを理解してもらい、OLECOの良さを感じてもらう必要があった。
「スタディラボのスタッフの方に全社員の前で説明していただき、実際のレッスンも2回ほど行いました。説明だけではなく体験することよってより理解が深まったと思います」
在籍している生徒、保護者に対しては、面談の際に英語教育の変貌やその大切さを説明し、そのための資料も準備し、体験会を行った。新規の入会面談に来た子どもと保護者にも同じような説明をし、OLECOについては「無料なので1回受けてみませんか? 楽しいですよ」と言って体験してもらい、保護者に「英語もやります」と言ってもらえるように工夫をしたという。

OLECOのTRY-ANGLEで、緊張感をほぐした授業に

アデック知力育成教室 氏井香美 教室長

アデック知力育成教室 氏井香美 教室長

次に事例紹介を行ったのは、アデック知力育成教室の教室長、氏井香美氏。同教室は横浜市にある教室で、幼児教室・学童保育を行っている。1歳〜12歳を対象とし、確かな学力、豊かな心、健やかな体をバランスよく育て、生きる力を育んでいる。
「季節の掲示物とか季節を感じるものを大切にしながら温かい雰囲気づくりをし、笑顔あふれる教室を目指しています」
多くのコースが設置されているが、それらをすべて含んでいるのが「滞在型英算国学習コース」というアフタースクール。
「週2回以上、学校が終わってそのまま教室に来ていただき、学校の宿題をやったりおやつを食べたりして、午後4時から6時は時間割で組んだ学習プログラムに取り組みます。その後はお迎えが来るまで楽しい遊びなどをして過ごします」
英語については以前はOLEOを使っていたが、先生とのマンツーマンだと緊張して泣き出してしまう子もいたため、1対2のTRY-ANGLEに切り換えた。
「友だちの顔を見ることで生徒は安心し、マンツーマンの緊張感をやわらげることができるので、TRY-ANGLEに変えてよかったと思っています」
集客は、2年前から「随時体験授業受付」という形にし、体験をして保護者に説明すると、すぐに入会につながるようになってきた。
「お一人おひとりの保護者のお悩みやご要望をしっかり聞き、誠意をもって向き合うことが入会や継続につながっていると思います。今では紹介が紹介を呼び、多くのご紹介をいただけるようになっております」

今こそ問われる塾の品質
他塾との違いを明確に

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スタディラボの地福武史代表は、「これまでとこれからのオンライン英会話」について述べた。
少子高齢による生徒数が顕在化する中、簡単に通塾率を上げることは難しいが、小学校低学年、高校生の通塾率を高めることは可能だ。
「小1~小3は私がやっている学習塾でもとても大切にしていますが、低学年、幼児、保育でどこまで率を上げることができるかが生き残りのための一つの術です。高校生の通塾率も低いですから、中学生からの進級率を高めることも重要です」
大学入試改革や新学習指導要領によって最も厳しいのが今の中1だ。
「旧態で進捗していきながら、一番ドラスティックに変わります。しかしそれを踏まえた上で我々は対応していく所存です」
英語の民間検定試験の利用はすでに多くの大学の一般入試で行っているが、英検Rに加えてGTEC R対策講座もスタートさせた。
他社のオンライン英会話とOLECOでは何が違うのかというと、例えば10万人分オンライン英会話をやりたいと言われたとき、スタディラボであれば対応できるが、その規模の人数をクリアできるところは確認できていないという。
「オンライン授業画面UIは各社成長段階にありますが、人数が増えても対応できるシステムと授業の30分前までキャンセルできる仕組みは、10数年先を行っていると自負しています。弊社はたまたまそこから作っていったのでアドバンテージがあると思います」と地福代表は語る。
学習塾は今後、品質が勝負になってくるという。
「品質に格差を生じさせ、何の違いがあるかが論点になっていくと思います。そこに向けた準備はぜひとも進めていってください」


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