さなるが中萬学院を譲受
2019-11-01
かねてから業務・資本提携の関係にあった株式会社さなる(本社・東京都新宿区、佐藤イサク代表取締役社長、以下「さなる」)と株式会社中萬学院(本社・神奈川県横浜市、中萬隆信代表取締役社長、以下「中萬学院」)の持株会社である株式会社ビジョンポート(本社・神奈川県横浜市、中萬隆信代表取締役社長、以下「ビジョンポー」)は10月1日付で、さなるがビジョンポートの全株式を取得する株式譲渡契約を締結した。両社が10月7日、HP上で発表した。中萬隆信氏は引き続き中萬学院代表取締役社長として同社のかじ取りを担う。
さなるは「佐鳴予備校」を基幹ブランドに、東京、静岡、愛知、九州などに317校の拠点を抱える学習塾業界最大手の1つ。一方、ビジョンポートは「中萬学院」「CGパーソナル」などのブランドのもと、神奈川県内に159校の拠点を抱える塾業界最古参の大手。両社の統合は、高大接続システム改革やICT革命をはじめとする大変革期を迎えている学習塾・教育業界に大きな影響を及ぼすことになろう。
なお、中萬学院グループ関連会社の株式会社エドベック(本社・神奈川県横浜市、バジル・トンクス代表取締役社長、教材・システム開発・販売)は、これを機に中萬学院グループとの出資関係を解消して独立した会社運営を行うことになった。また、神奈川県模試などを手がける株式会社伸学工房(本社・神奈川県横浜市)も同グループを離れる。