一人ひとりの生徒の個性を伸ばす、創立35周年の地域密着塾 ナカジュク
オンライン英会話『GeT』は塾の授業やカリキュラムに組み込みやすく、現場を理解した料金設定が最大の魅力
東京都板橋区に本部校舎を構えるナカジュク(仲野十和田代表)は今年で35 周年を迎える地域密着塾で、東京と埼玉に7教場を展開している。
これまでも社会の変化や生徒と保護者のニーズに応じて様々なシステムやツールを導入しながら塾を運営してきたが、(株)スタディラボ(地福武史代表、東京都豊島区)が開発したオンライン英会話「OLECO」を導入したのをきっかけに、新たに同社開発のオンライン英会話「GeT」を導入。
その「GeT」を導入した理由や今後の英語教育について、ナカジュク副塾長の小野田光伸氏と蓮根教室教室長の小泉正太氏に話を伺った。
基幹学力を高め、生徒一人ひとりの個性を発揮
ナカジュクは今年で35周年を迎える地域密着塾で、東京と埼玉に7教場を展開している。創業以来学力と人間力が両立する塾を目指し、その教育理念は、①基幹学力を高める指導と、知育・徳育教育の実践 ②親身な指導を行う ③当たり前のことを当たり前にできる人間を育てる──の3つ。
「ひとことで言うと、その理念をとても大切にし、生徒一人ひとりの個性が発揮できるように努めているのがナカジュクです」と、小野田氏は述べる。
生徒の可能性を引き出す方法論として「教育コーチング」を積極的に取り入れているのもナカジュクの特長だ。2012年には(一社)日本青少年育成協会主催の「教育コーチング実践成果コンクール」で最優秀賞を獲得し、その後も4年連続で入賞を果たしている。
そのナカジュクは、大学入試改革などで英語の4技能が問われるようになると、すぐに(株)スタディラボのオンライン英会話「OLECO」を導入。
「スタディラボの地福代表が大手進学塾に勤務していた頃から知っていて、合同で研修会を開催するなどしていましたので、この人のやることなら間違いないと常々思っていました。その人間的なつながりが一番大きいですね」と、小野田氏はOLECO導入の理由を語る。シンプルな操作で1対1の英会話ができるOLECOは他の導入塾からも評判がいい。
学習塾の現場目線で作られたオンライン英会話「GeT」
同じ(株)スタディラボが開発したオンライン英会話「GeT」もナカジュクはすぐさま導入した。非常に低価格なので、授業の中に組み込みやすいと考えたからだ。
「授業料の中に組み込まれているのであれば、つまり、カリキュラムの一つであれば、保護者は追加の費用負担は発生していないと感じます。レギュラーの授業の中に4技能の一つとして組み込むことによって、必然的にやらざるを得なくなるというわけです」と、小泉氏は言う。
GeTは1教室5名からでも利益がしっかりと計算できる価格設計になっていて、外国人講師とマンツーマンレッスンを行うことによって、これからの英語4技能評価の対策になるという。使用するテキストやカリキュラムは専用のオリジナルテキスト。新学習指導要領に対応しており、入試に有利となる英検取得にも適しているという。小学生は英検5級、中学生は英検準2級を目指し、高校生はOLECOで英検準1級を目指せる英語力が身につく。
「学習塾の現場をわかった上での価格設定と必要性を踏まえたところがGeTのすばらしいところだと思います」(小泉氏)
中学では来年度教科書改訂だが、英語のスピーキングなどを週に1回行っている学校もあれば、月に1回しかできていない学校もあるという。
「結局そこでも格差が発生しています。しかし教科書改訂は必ずやって来ますから、その理想と現実のギャップを埋めるのが民間の塾の存在意義でもあると思います。
教科書改訂によって英語の扱う文章量、難易度がいっきに上がります。単語数でいうと小学校で約800単語習ったことになり、中学で1100以上ということになると、従来の2倍ほどになり、高校で学習していた内容が中3に降りてくるとき、英語アレルギーのある子どもたちがこの膨大なボリュームと難易度に対応できるのかどうかは正直言って疑問です。しかし、ナカジュクでGeTを使って学習すれば英語の4技能を身に付けることができ、総合的に英語力がアップして、ここで勉強してよかったと思ってもらえるような塾になりたいと考えています」(小泉氏)
GeTはまだ始めたばかりなので、具体的な結果に結びつくような数値は示せていないが、生徒や保護者の反応を見る限りでは好評を得ているとのこと。
仲野十和田塾長によると、時代が大きく変化、進化し、5GだとかAIだとか騒がれているときに、そういった社会で活躍する人材になろうとするとき、特に老舗の地域密着塾にとっては非常にハードルの高い教科書改訂ではあるけれども、それを批判しても仕方がない。老舗だからできないのではなく、その経験知を糧にしてどう未来を切りひらいていくのかを考え、実行していくことが重要とのこと。
「我々がやらなければ子どもたちには示せないので、つねにトライ&エラーをしながら進めていく所存です」(小泉氏)
生き生きと楽しく英語を学び、英語を大好きになってほしい
今年の春以降はコロナ禍により多くの塾が打撃を受けたが、ナカジュクでは昨年の9月から社内のミーティングなどでオンラインを活用していたので、比較的スムーズにオンライン授業を行うことができたという。「緊急事態宣言が出されて学校も休校になりましたが、夏休みが短くなることは予想されたので、つまり夏期講習の時間があまり確保できないことが想定されたので、5月に集中的にオンライン授業を行いました。違う教室の生徒同士、講師と生徒がオンライン上で顔を合わせることもなかったので、それはそれで我々にとっても生徒にとっても貴重な体験だったと思います。今後も優れたツールを活用しながら対面授業もオンライン授業も行い、つねに最適な組み合わせを考えていくつもりです」(小泉氏)
今後の英語教育について、小野田氏はこう語る。
「何か秀でるものがあると、子どもたちの可能性が広がり、自信にもつながっていくものですが、英語も全く同じです。GeTのようなツールを活用し、子どもたちが生き生きと、楽しく明るく英語を学び、とにかく英語を好きになってほしいと思います。もちろん、そのためには我々も何らかの結果を出す必要があると考えています」。
オンライン英会話「GeT」のお問い合わせ
株式会社 スタディラボ(東京営業所)
https://get-english.jp(オンライン説明会実施中)
TEL.03-6902-1151(土日を除く11:00~18:00)