(株)ホットライン 特進館予備校と(株)さなる「ハイスクール@will」の強力タッグで生徒数増
コロナ禍でも、生徒数増! 特進館予備校(株式会社ホットライン)とハイスクール@will(株式会社さなる)の強力タッグ 成長を支える徹底した“現場主義”
YouTubeやNETFLIX など、動画の高画質ネット配信が標準化する中、今まで予備校界で大きなシェアを誇っていた映像指導型の予備校は、新たな分岐点を迎えつつあると言われる。今年の春以降はコロナ禍が廉価な映像学習ツールの普及に拍車をかけ、現役高校生にとっての選択肢も多岐に渡るようになってきた。そんな逆風の中でも、映像授業によって生徒数を伸ばしている予備校が、株式会社ホットライン(北村昌弘代表取締役、兵庫県三田市)の運営する特進館予備校だ。
特進館予備校は、4年前に高校生部門で株式会社さなる(佐藤イサク代表取締役社長、東京都新宿区)の映像授業システム・ハイスクール@will(アットウィル)を導入したが、全国のアットウィル直営校・フランチャイズ加盟校合わせて1300教室の中でも目覚ましい成長を続けている。さなるのハイスクール@will自体も、ここ数年間で全体の受講者数を2倍以上に伸ばしている。それぞれの強みはどこにあるのか、特進館予備校を訪ねて話を聞いた。
数・質ともに充実したコンテンツと、成績や受講状況を可視化する管理システム
校舎に足を踏み入れると、天井の高い広々としたスペースが広がる。併設の特進館学院(小・中学生部門)と合わせて1フロア1200㎡だという。西日本でも屈指の面積の校舎に、約50席の映像授業受講用ブース、数十席の自習ブースばかりか、防音のスピーキングルーム、庭のあるカフェテリア・休憩テラスまで備える。高校生にはまさに「至れり尽くせり」の贅沢な学習空間で、全国の学習塾・予備校からの見学希望が絶えないという。
特進館予備校を統括する金子祐太教室長に、ハイスクール@will の使い勝手を聞いた。「以前は映像予備校といえば片手で足りるほどの数しか選択肢がありませんでしたが、最近は選ぶのに困るほどたくさんの映像学習ツールが世間に出回っています。
どれもそれぞれに長所と短所がありますが、映像授業システムで重要なのは、まず講座数とバリエーションです。ハイスクール@will は定期テスト対策から難関大受験対策まで2万を超える講座数で、他の大手映像予備校にも全く引けを取りません。共通テストにも対応しています。
そして、それらと同等に重要なのが、生徒の講座受講状況や成績を一括管理できる『管理システム』があることです。各社の映像授業ツールを比較しても、一方的に映像を配信するだけのものがほとんどです。しかし、どれだけ良質な授業を視聴させても、それぞれの生徒の志望校に合わせて系統的に管理してあげないと、マンパワーでは学習成果を生み出すことは難しいのです。
コンテンツの質も高く、@will 講師陣の授業はインパクトがあって楽しく視聴できます。最近は大学受験界で有名な、いわゆるカリスマ講師も多数出講しています。1講義が15~20分とコンパクトなので、長い授業で生徒が集中力を保てずに寝てしまう心配もありません。これを、@will の講座管理システムで効率よくオペレーション。あとは、しっかり面談を重ねれば、成果が目に見えて現れますよ」
〝塾目線〟で運営する映像予備校だから加盟校の声を聞いて、迅速に解決・実現
金子教室長は、ハイスクール@will の使い勝手の良さの背景を次のように分析する。「数ある映像予備校の中でもハイスクール@will が使いやすいのは、僕たちと同じ〝塾目線〟に立った運営をしているからだと思います。だから、僕たちが教室を運営する上で困ったことや新たな要望など、現場の声を〝塾目線〟で親身に聞いて、それを解決・実現に結びつけてくれます。そのスピードがとにかく速いんです。新型コロナで休校になったときの対応の速さも、本当に助かりました。」
現場の声を親身に聞くことは、ニーズを把握し、実現することに直結するのだろう。金子教室長は、導入してからのシステムやコンテンツの進化についても語る。「特進館予備校がハイスクール@will を導入した頃は、講座数も管理システムも正直満足できるほどのものではありませんでしたが、ここ数年でどちらも飛躍的に進化しました。これは、さなるさんが、システムやコンテンツを利用する現場の声をしっかり吸収して、具現化してきた結果だと考えています。ハイスクール@willの答案添削システムやWebトレーニング、リスニング学習システムなども、そうした現場の声を反映して生まれたものだそうです。まあ生意気な言い方ですが、ハイスクール@will は僕たち加盟校がみんなで創りあげた予備校……ちょっと言い過ぎかな(笑)」
金子教室長の笑顔からは、システムを提供する側と使用する側の間にある信頼関係の深さが感じられた。
負担の少ないランニングコストと安価な導入費で充分な利益を確保
最後に、株式会社ホットライン代表取締役の北村昌弘氏に、経営者の視点から見たハイスクール@will について聞いた。「私は、10年前までは違う会社を経営しており、別の大手映像予備校2社に順次加盟して、200~500名規模の高校生部門を運営していました。どちらも大手なので体制は整っていましたが、なかなか融通が利かないなどの点で、現在より困ることが多かったように記憶しています。
ハイスクール@will は、大学合格実績を他社のように大々的に掲げないわりには、上位難関大学への合格率が高いと感じます。また、生徒や保護者との連絡ツールが充実していて、各家庭としっかりとした関係を築くことができるのも魅力の一つです。生徒たちは私たちを信頼してついて来てくれています。いて来てくれています。
コストパフォーマンスの面でもハイスクール@will は優れていますね。他の大手映像予備校に遜色のないラインナップやクオリティでありながら、月々のランニングコストは他社の半分以下と、破格に低く抑えられています。だから、弊社の特進館予備校のような100名足らずの高校生部門でも、高額なロイヤリティに圧迫されることなく、充分な利益を確保することができます。
これは、私が過去にロイヤリティのより高い映像予備校での経営を経験しているだけに、ハイスクール@will に対して一番ありがたいと感じている点です。新教室開設時の導入費も15万円と非常に安価なので、次の校舎展開も無理なく進められるのが嬉しいです」
新型コロナウィルス感染拡大の影響で、ホットラインでも今年は小中学生部門の生徒が1割程度減ってしまったが、高校生部門は大きな影響を受けずに、むしろ生徒数が伸びているという。 逆境でも成長を続ける特進館予備校とさなるのハイスクール@will。
その成長を支えるのは、加盟校とシステム提供側の強力なタッグだった。