『自ら考え抜く力』を身に付けながら学習習慣も身につけられる『Dayトレ』
ⅠDayトレ Part1・2・3 完成
大きな太陽と森の妖精が描かれている温かみのある表紙が印象的な『Dayトレ』。表紙はもちろん、本文中31ページごとに登場するすべてのイラストは、スクールのぞみ 安藤伸江先生の手描きです。
そして、安藤先生のパートナー、森の妖精Piyon(ピヨン) がDayトレをナビゲートしてくれます。
Dayトレの誕生
今から約30年前、現在の「Dayトレ」の前身となる「デイトレ」のシステムを考案し,学習指導のプログラムとして「一年間毎日やり続ける『算数デイトレ』」を中学受験クラスの6年生を対象に導入いたしました。当時は、計算練習と一行問題が毎日できるようにとB4プリントを綴じる形で、正確かつスピードのある計算力と各単元の基礎・基本事項の定着を目的にスタートいたしました。
開始1年後、クラスのほぼ全員が一般的にいう「チャレンジ校」に合格という信じられないことが起き、毎日の継続がどれだけ大切なことかを目の当たりにいたしました。
元旦もDayトレから!
元旦の姿は1年の姿!
平成元年に小学4年生から小学6年生向けの中学受験「デイトレ」が正式に誕生いたしました。「デイトレ」で鍛えられる子どもたちの様子は、毎日の積み重ねがいかに大切か、その結果として確実に表れる成果を手に取るように感じることができました。脳の柔らかい時期こそ、この学習習慣の定着と自ら考える力が必要だと確信いたしました。「デイトレの威力」です!
そして、読む力・書く力・考える力を鍛える『読考書』をコンセプトに低学年を対象とした教材開発に着手いたしました。
「知育Dayトレ」です。特に、ⅠDayトレからⅢDayトレについては、発想力・着眼力を楽しく身につけられるように教科にこだわらない脳力問題を取り入れました。
Dayトレが思わぬ喜びの展開に!
「まずDayトレから」とほぼ全員が口にするほど、家庭学習のナビ的機能性を発揮していたことは驚きのひとつです。
子どもたちとともに目指す「生き方」
たくさんの知識も必要ですが、正しく使える知恵を育む努力はとても大切です。生きている限り辛いことはなくなりません。いろいろなことが起きるものです。そのとき、感情に流されず理性的に道理に合った考え方が出来る知恵が必要だと思います。自ら「考え抜く力」は必要不可欠であり、学びも大切です。子どもたちに、「考え抜く力」を身につけて社会に羽ばたいていただきたいと思います。そして、自分に起きる全ての出来事を意味深いものに変え、心を成長させ、世に役立つ自分だけの運命(命を運ぶエネルギー・力)を引き出し、「生きるって楽しいな」と思える歩みができることを心より願っております。
『心』は家庭で育まれる!
子どもたちは、生活習慣などを含めてご家庭を中心に学んでいきます。外に出るときは実践の場です。「穏やかな心・健やかな心」もご家族の触れ合いのなかで育まれていきます。毎日の習慣はご家庭で身についていくものなのでしょう。
大人でも難しい「毎日続けること」
毎日続ける。こんなに難しいことはないです。しかし、苦にせず毎日続けることができる方もたくさんいらっしゃいます。凄いパワーですね。家庭学習の習慣も家庭環境が大きく左右します。子どもたちには保護者のサポートが必要です。時には、保護者の方々への応援も必要です。子どもたちがひとりで出来るように導くことが、社会で羽ばたく人を育てることにつながると考えます。毎日続ける! この支えと応援・誘導は私に課せられた任と思っております。
デイトレをベースに生まれた『知育Dayトレ』
脳の柔らかい時期だからこそ、『自ら考え抜く力』を身に付けることができ、同時に毎日の習慣づけができると考えております。Dayトレは家庭学習をサポートする教材です。そして、家族の会話が少しでも増えるように、最後の問題は「思考力・発想力・着眼力・イメージ力」などを楽しく身に付けられるように教科にこだわらない脳力問題を取り入れました。この問題をきっかけに「八百屋さんで…、お出かけ場所で…」と会話が弾み親子のコミュニケーションが活発になり、ご家庭が心安らぐ場になってほしいと願っております。Dayトレのナビゲーター「森の妖精Piyon(ピヨン)」が皆さまに可愛がっていただけますと幸いです。
Dayトレを手にした皆さまのお声
開始2カ月後、小2生のお母様が授業参観のあとに「うちの子はいつも遅くて手などあげたことがなかったのに、速く解けるようになったし、手もあげられるようになってよかったです」
開始3カ月後、小5生のお母様。
「娘が学校で、まわりのお友だちに『最近ずいぶん計算が速く出来るようになったね』と言われたり、担任の先生から『このところ算数がよく出来るようになったから、お家でお赤飯を炊いてもらいなさい』と褒められたりした」
皆さまがそれは嬉しそうにお話ししてくださいました。
子どもたち、そして皆さまに感謝です
今回のⅠDayトレの制作をしながら「これは、あのときのお楽しみ会の作品ね」と子どもたちの笑顔が浮かびました。素晴らしい子どもたちとの出会いに心から感謝いたします。自信を深め意欲的に学習に取り組むようになった子どもたちの姿を見るのは素敵で嬉しいことです。
Dayトレが「真に生きる力」の土台作りの一つになってくれることを心から願っております。製作に関わってくださいました皆さま、そして、子どもたちに心から御礼・感謝申し上げます。
ⅠDayトレからⅢDayトレはここが違う!
読む力・書く力・考える力を鍛える『読考書』をコンセプトに考案した知育Dayトレは,計算問題( 単位・時間含) 約5題、1行から3行程度の文章題・応用問題、反復学習ができるような同単元・項目の問題配列、各ページの最後の問題は脳力問題で構成しております。
年長後半から始めることが可能な「Dayトレ」は無学年で取り組むことができる教材です。今回発売する「ⅠDayトレ」はPart1・2・3の3分冊で構成されており、今後ⅡDayトレ~ⅥDayトレを順に発売予定です。
ぜひ、ご期待ください。