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円山アカデミー「明日の学力」診断(「あすがく」)を活用して未来につながる5つの力を養成

2021-10-01

札幌公立TOP5高校進学&難関大学を目指す

円山アカデミー 西田研太 塾長

円山アカデミー 西田研太 塾長

思考力・判断力・表現力を見える化し、どのように学べば学力が伸びるかを提示する学習アセスメント「明日の学力」診断(「あすがく」)。株式会社文理アセスメント事業部編集長の西田泰則氏がインタビュアーとして、北海道札幌市で「あすがく」を活用している円山アカデミーを取材。現場目線から導入のメリットや活用方法、生徒の反応、今後の展望などを西田研太塾長に語っていただいた。

高偏差値でも常識不足など教科学力ではない力を測る

小・中学生のための学習塾として、開校4年目を迎えた円山アカデミー。「公立校から難関校へ」をコンセプトに掲げ、高校受験を将来のための手段だととらえて、大学入学を見据えた指導に主眼を置いている。
「以前勤めていた道内の学習塾では、私立中学の生徒は全国レベルを視野に入れて勉強している一方で、公立中学の生徒は目の前の定期試験や公立高校入試しか見えていないという現状に違和感を覚えていました。円山アカデミーでは札幌公立TOP5高校に進学し、さらに難関大学を本気で目指す子どもたちのために、定期試験や入試対策にプラスαのサービスを提供していきたいと考えています」
『あすがく』はホームページで見つけたという西田塾長。国数社理英の観点だけではない子どもたちの力を測ることができることに魅力を感じ、2020年度に導入を開始した。
一般的な模試で高得点をマークする生徒でも、思考力・判断力・表現力が身についているとは限らないと、西田塾長は強調する。
「『あすがく』の点数と模試の成績は、生徒によってばらつきがあります。『あすがく』の順位は面白いくらいの番狂わせがあり、いわゆる〝下剋上〟が起きるので、どの生徒も非常に興味を持って取り組んでいます」
模試の偏差値が高い生徒でも日常的な話題に関心が薄く、一般常識を知らないケースが多いことを西田塾長は痛感しているという。
「例えば、年賀状しか経験のない子どもは、封書の場合、自分の住所を封筒の裏面に書くことも知りません。保護者面談で生徒の答案を見せると、大いに盛り上がります。中には、『実際に問題を解いてみて面白かった』と保護者にも気づきがあるようで、肯定的にとらえられています」

とにかく書いてみる習慣。低学年からの導入が有効

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円山アカデミーでは『あすがく』を〝受けっぱなし〟にしないために、事前の対策授業と受検後の解説授業をセットで実施している。
「生徒の答案は仮採点をして、翌日か翌週にある解説授業のときに返却します。子どもたちの答案を見ると、問題を解くためにどんな力が必要なのか、また現時点での到達度も明確化されます。
2つの項目を選択する問題で1つしか答えていない、図の意味をここまでしか理解できていない、文章を読んで状況を把握しているか、情報を正しく読み取れているかなど、子どもたちの実態を如実に映し出すテストです」

指導する上で心がけていることについて、西田塾長は次のように述べた。「解答のマス目が多いと、それだけで問題を解く気力をなくしてしまう生徒もいるので、『間違えてもいいし、自分の考えでもよいので、とにかく何か書いてみよう!』と声をかけます。そうすることで、普段のテストへのアレルギー反応を取り去ることにもつながると確信しています。実際、『あすがく』の受検回数を重ねるごとに、空欄を埋めようとする生徒が増えてきました。
『あすがく』では仮に自信がなくても書きやすい設問もあり、成績下位層が取り組みやすいところも魅力です。低学年から『あすがく』を取り入れることがベストだと思います」

日常生活に直結した出題やキーワードを読み解く訓練も

思考力・判断力・表現力を養成するためには、ただ文章を読むだけではなく、実社会や日常生活に即した資料や図表を読み取り、教科書には掲載されない日々の情報にもアンテナを張って思考し、要約・記述する練習が求められる。
西田塾長は日常生活に直結した出題が多いことが、『あすがく』の大きな魅力の一つだと語る。
「今春の出題で印象的だったのは、中学1年生の『ごみ袋の中に尖った物を入れる際、注意すべき点』を書かせる問題です。ある生徒は、解説授業の仮採点も結果資料も×でしたが、納得できずに『真ん中に突き刺して、尖った部分が外に出なければ大丈夫でしょ? 私は正解だと思う』と言ってきました。真ん中でも危険性を回避できる確実な保証がないこと、紙を巻くなど対処してごみ袋に入れるのが安全だと話し、ようやく納得してくれました。生徒からこういった質問がくるのは珍しく、『あすがく』ならではだと感心しています」

また、キーワードを読み落とさない訓練にも、『あすがく』は有効だと西田塾長は評価する。
「小学5・6年生の模試で国語の偏差値は70近いのに、算数の偏差値が50台の生徒がいます。算数はキーワードを1つ読み飛ばしてしまうと、一気に問題を解く方針がわからなくなってしまうため、国語的に読む力と算数的に読み解く力を別々に鍛えていかなければなりません。キーワードを読み解く力は大人にも不可欠ですから、小・中学生の早い時期に徹底的に鍛えてあげたいと思っています」

さらに、『あすがく』を先生たちの授業のスキルアップに活用したい、と意気込みを語った。
「同じく今春の出題で、『花火大会の由来に基づいて題名を付ける』という問題がありました。生徒たちの答案から、国語の授業の中で要約やポイントを端的に書かせる練習が圧倒的に足りていないという反省材料が見えてきました。子どもたちの国語力の向上こそが最重要課題であると再認識し、講師の授業のスキルアップにつなげていきたいと考えています」

 

「明日の学力」診断(「あすがく」)を利用すれば学習方略改善で学力向上!
学力の底上げでこれからの入試に対応

『あすがく』では「学ぶ力・学んだ力」調査で、「知識及び技能」、「思考力・判断力・表現力」を測り、「学ぼうとする力」調査で、「学びに向かう力、人間性など」といった、生徒の学習意欲や学習習慣、学習方法、自己評価を測ります。
そして、ふたつの調査で測定した結果をクロス集計して、得点率上位層の回答をもとに、子どもたちが次の学びへ向かうためのアドバイスを、結果資料でお届けしています。

「あすがく」では、次の学びへ向かうためのこのアドバイスを大切にしてほしいと考えています。児童・生徒が次のステージに上がるためには、目の前の課題と基礎的な課題の両方が必要です。
目前の課題とは、解けなかった(間違えた)問題を解けるようになるために必要な学力・考え方を身につけることです。つまり、今足りていない学力を身につけることです。
もうひとつの基礎的な課題とは、学習方略、つまり、学習に向かう姿勢である学習習慣・学習方法・自己評価などが身についているかどうかです。この基礎的な課題を「見える化」して理解・把握し、アップデートしてあげることが大切です。そのためには、指導者の適切な道案内が重要です。学習方略を疎かにしてしまうと、表面的には理解しているように見えますが、学習の基礎が身につかないまま、成長していくことになります。
学力を伸ばしたいけれども、「思うように学びが進まない」、「なかなか学力が上がらない」、「学習習慣・意欲があまり見えない」という悩みを解決するためには、児童・生徒の「学習方法、学習意欲、学習習慣、自己評価」=「学習方略」を指導してあげることが大切です。
「あすがく」を活用して、目前の課題と基礎的な課題を確認し、児童・生徒の成長を促してください。

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『あすがく』についてのお問い合わせ
教育アライアンスネットワーク(NEA)事務局
(メール)info@n-ea.jp (電話)03-6431-1311
(Web) https://www.n-ea.jp/
担当:千代延(ちよのぶ)、相原(あいはら)、柳(やなぎ)


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