「みらいスタディ」は、算数・数学をベースにした
論理的思考力を鍛える学習プログラム
子ども自らが考え、創造性やイメージ力を育成する思考教育へ
今後は、VUCA(Volatilit 変動性・Uncertainty 不確実性・Complexity 複雑性・Ambiguity 曖昧性)と呼ばれる不確実で複雑な世界になると言われており、正解がわからない経験のない事象に対して、慌てることなく冷静に、自らが問題を発見し、分析し、自分なりの答えを見つけて解決に導く力が、強く求められる時代になるという。
MILAIイノベーション(株)の「みらいスタディ」(略称・みらスタ)は、いま日本で最も重要とされている「無から有を創造すること」ができる、レベルの高い論理的思考力を育成する算数・数学講座だ。その詳細について、開発者(数学者、高等学校専務理事等)、MILAIイノベーション(株)プロジェクトマネージャー 小林路法氏に伺った。
「考える」とは、自分自身の解答をつくり出すこと
「思考力」とは、言い換えると「考える力」だが、そもそも「〝考える〟とはどういうことなのか?」と問われたとき、自分自身のまとまった世界観がない人は答えられないと開発者は述べる。
「私のような50代以上の方にとって、答えはほとんど1つしかなかったのです。例えばTVで『8時だョ!全員集合』を見ると、幼い子どもからお年寄りまで楽しむことができました。それを見ることが1つの答えだったのです。答えがあまり多くなく、これにはこの答え、それにはその答え、この解き方はこうなんだ、というような、答えを引き出せば問題解決できた、あるいは解決できたように思われたような時代が確かにありました。
ところが現代では、インターネットで検索すればそれらしい解答に行き着くことができます。しかし実はそれでは全然足りなくて、本当の意味での〝考える〟ということにはなりません」
では、「本当の意味での考える」とはどういうことなのか?
「〝考える〟とは、自分自身の解答をつくり出すこと。〝これが私の解答ですよ〟と言えるような子どもを育成したいですね」と開発者はきっぱりと語る。
「言い換えると、自分のゴールイメージができていて自分の世界観を生み出せる力です。さらに他の人とお互いに納得できる〝納得解〟を共有する力も必要です。そのためには〝視点〟を持つことです。同じものを見ていても、視点がなければ気づきはありません」
視点を持った上で、問題発見から問題分析、そして問題解決へと導けるような子どもたちの育成を考え、開発者の30年以上の数学指導の経験と開発者自身の哲学を盛り込んだ教材が「みらいスタディ」だ。
幼児から高校生まで、論理的思考力を育成する一気通貫のプログラム
「みらいスタディ」の特色は、要約すると6つあるという。
●自分で考え、解決することを日常にする
先述したように、不確実で不安定な社会では、経験のない事象に対して自分なりの答えを見つけて解決に導く力が求められることになるが、あらゆる知識や能力の土台となる能力が、論理的思考力だ。「みらいスタディ」を経験することによって自ら考え、解決するのが癖になる人に成長していく。
●思考の体力・ねばり強さを鍛える
「考えることに対してもねばり強さを重視し、試行錯誤をしながら思考の体力を鍛えていきます」と小林氏は述べる。
●幼児から高校生まで一気通貫のプログラム
指導対象は、3歳から高校生まで。BRONZE(36STEP)→SILVER(36STEP)→GOLD(36STEP)→DIAMOND(36STEP)の合計4ステージ、144STEPに分かれている。「学習は自学自習方式です。申し込み時の学力によってスタートするステップ(級)が決まります。毎月1~3ステップ程度の学習が目安ですが、個々のペースに合わせての学習で構いません」(小林氏)「現状の教材テキストは、紙となりますが、加盟していただいた教室が利用できる専用システムから印刷することもできますし、印刷が大変であれば、冊子を別途購入いただくことも可能です」(小林氏)
卒業生の8割が国公立大学に進学という驚異の合格実績
●バランスよく、楽しみながら学ぶ
「みらスタ」は、「数量」「平面」「立体」「場合」「思考」「論理」の分野を中心に、試行錯誤して、思考の型を身に付けることを目的としている。特に幼少期は教具と連動した問題を解くことで、楽しみながら学習に取り組めるという。
「テキストは基本は紙ベースになっています。鉛筆、定規、分度器、コンパスなどを使って手を動かして情報を整理し、組み立てることを重視しています。また、教具を使いながら、手で触りながら、頭でイメージしながら空間認識能力を鍛えることも開発者は重視しています」
●難関校に立ち向かう土台をつくる
受験においても知識・技能を用いて、未知の問題を解く能力が求められているが、「みらスタ」は、大地に根を張るように、論理的思考力という大きな土台を作ることができる。開発者の数理塾の卒業生の半数は旧帝大、国立医学科に進学し、8割は国公立大学に進学するという驚異の合格実績にとどまらず、数学オリンピック・物理オリンピックの世界大会などにも生徒を送り出している。
●現代社会での数学的能力の重要性
今後ますますデータを用いて統計分析し、計画を立てることがあらゆる業界で日常のことになる見通しで、2025年度大学入試より「情報」が必須科目になる。
「数学を身近なものとし、分析する能力を鍛えるためには、みらスタは最適なプログラムといえるでしょう」と語る小林氏。
塾で「みらいスタディ」を導入する際、特別な数学のスキルは必要ないとのこと。
「特にBRONZE、SILVERでは、大学生のアルバイト講師でも指導できるような内容になっています。先生の大きな役割はモチベーションを上げて維持することです」(小林氏)
開発者はこう述べる。
「全く子どもが問題を解けない場合などは、答えを教えるのではなく、ヒントを与えるようにしてください。ヒントを上手に出していただくために制作した動画コンテンツのご用意もありますので、ご安心ください」
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