「数検」の「提携会場受検」需要増加
2022-07-01
算数・数学の実用的な技能を測る、実用数学技能検定「数検」(数学検定・算数検定。以下「数検」)を実施・運営している公益財団法人日本数学検定協会(清水静海理事長、東京都台東区)は、2019年に「提携会場受検」の仕組みを新設した。2021年度は、約2万3000人が提携会場受検で受検し、需要が高まっている。
提携会場受検とは、数検の受検を希望する一般(塾生以外)の志願者を受け入れて検定を行う団体である「提携機関」が運営する検定の受検方法。学習塾は提携機関になることで、数検の公式サイトに掲載され、自塾の認知度の向上や地域の方に足を運んでもらうきっかけづくり、また塾内で空いている部屋や時間を使うといった施設の有効活用ができるメリットがある。
提携会場受検の実施にあたり必要になることは、「受検会場となる場所の確保」「検定日当日の運営」の2つで、志願者の人数に応じ委任手数料が協会から支払われる。提携機関からは、「検定申し込みの手間がないのがよい」「塾のPRにつながる」などの声があがっている。
公益財団法人 日本数学検定協会
【URL】http://www.su-gaku.net/