学習受験社ガゼット オンライン英会話「GeT」導入が
低学年のブランディングに効果を発揮!
創業1960年、学習受験社ガゼットは、半世紀以上にわたる指導実績を通して蓄積してきた入試データおよび最新情報を収集・分析し、沖縄では中学受験、福岡では小学校受験において圧倒的な合格実績を誇る。確かな実績を裏付けるのは、常に時代のニーズに応え進化し続けてきたガゼットならではのブランド戦略にある。
2022年度はオンライン英会話「GeT」を導入。導入の経緯や活用法、今後の展望などについて、運営戦略本部 取締役副社長 吉田知生氏、企画運営室 松田麗香氏、オンライン英会話責任者 石田藏氏に話を伺った。
低学年の可能性を伸ばし幅広いニーズに応えるGeT
「弊社は、『目標は志望校合格! 目的は社会で活躍できる人づくり!』をコンセプトに、沖縄で中学受験部門、福岡で小学受験部門に特化したサービスを提供しています。現在、沖縄エリアに10拠点、福岡エリアに小学受験・低学年専門教室を1教室展開中。2022年度合格実績は、昭和薬科大附属中103名、福岡教育大附属小45名、西南学院小59名など、各地域のトップ校への進学を実現しています。
沖縄エリアの在籍生は全員小学生。英語の重要性・必要性を伝えるのはもちろん、英語4技能のうち、低学年から取り組んでおきたい『話す』という技能に着目。ハードルが高そうな技能を当たり前にできるよう、低学年から英語に興味・関心をもってもらえる講座を検討してきました。GeTであれば、低学年の可能性を効果的に伸ばし、多種多様なニーズにも応えることができます。受講回数が月2回~月4回から選択できる点も導入のしやすさにつながりました」と取締役副社長 吉田知生氏は話す。
「〝英会話〟ですから、アプリなどで音声を聴くだけではなく、会話をする相手の表情がお互いに見えることが重要です。GeTは外国人講師の表情が見え、塾の講師からも生徒が楽しんでいるのかイヤイヤ学んでいるのかがわかります。しかも1対1ですから〝あなたのために〟という特別感を感じさせてくれます。生徒も主体的に参加し、確実に受講につながるため、個々の成長を全力でサポートできます」とオンライン英会話責任者の石田藏氏は語る。
社内で窓口を一本化、導入から運営までスムーズに
「GeT導入にあたって、最初に取りかかったのは窓口業務の一元化。英語指導は専門性が重視されるため、GeTの窓口は英語の専門教員である石田を担当とし、全教室からのGeT希望者の申し出や手続等は松田が専属で管理。専属部署の設定により、他の職員も安心してオンライン英会話の対応を窓口に任せるという、いい流れができています。また、現場の先生方にGeTの体験レッスンを受けていただき魅力も共有。理想的な形で、導入から運営までを浸透させていくことができました。
現在、小2・小3のプライマリークラスという集団クラスにおいて、GeTを月2回必修受講の位置づけで利用しています。講座の一部として提供し、選択制にしていないため受講数確保等の会議・打ち合わせ等をする必要がない点もメリットに感じています」と吉田氏。
企画運営室 松田麗香氏は「英会話のアプリなどもたくさんありますが、使い方がわからないなどのトラブルや生徒が受講したかどうかなどを管理しづらい面があることは否めません。GeTでは運用開始前からその後もサポート体制が充実しており、安心感が違います」と話す。
楽しさの中で、主体的に学ぶ姿勢が身につく
「実際の利用方法ですが、小2・小3向けに、月2回100分の必修授業を実施。100分の授業のうち、25分程度を「能力開発育成」の時間として設計しています。能力開発育成を25分×月4回のうち、2回は「オンライン英会話」、残り2回は「速読解力講座(TERRACE)」を指導しています。残りの授業時間は国語・算数の基礎教科に取り組みます。
月2回の頻度ですが、子どもたちも活発に会話に参加しており、カリキュラムを進めるというよりは自然と英語を話す楽しさが身についている状況が垣間見られます。オンライン英会話受講生は、全員一斉指導が可能のため、操作や姿勢などは効果的にアドバイスできました。新都心教室では、最初から生徒たちは積極的に先生とのやり取りを楽しみ盛り上がっていました。
保護者の方には、選択制ではなく100分授業の中で『中学受験のカリキュラムに沿った能力開発授業で、受験に直結しそうな可能性が拡大できる英会話を組み合わせたコース設定です』という形で案内しています。その結果『単なる学びだけではないことから得られる経験ができる』等、嬉しいお声をいただいています。英語指導を提供している点や幅広いニーズに応えている点などは評価されていると思います」と石田氏。
「低学年の保護者にとっても、受験勉強を始める入り口としてだけでなく、将来の勉強の土台となる部分を積み上げ、学ぶ楽しさから成長してくれることに対しての期待も大きいと思います。小2・小3の時期だと、ベース学習である算数・国語のみだとどうしても意欲が上がらない部分もありますが、英語を交えることで意欲を喚起し、トータル的な成長を指導できるなどの付加価値を感じています」と松田氏。
子どもたちの可能性を伸ばす取り組みに果敢にチャレンジ
「中学受験が主体のため、引き続き低学年指導への提供がメインとなりますが、コロナ禍により低学年の入会は少し苦戦しています。一方で、退会は減っていますので、来塾した方の満足度は高い。GeTを組み込んだコース変更がよかったのだと思います。
子どもたちは、驚くほどに速く、効果的な学びを新しいシステムや指導を通じて学んでいきます。運営や教員側の視点だと課題や不安もありますが、それよりも『子どもたちの可能性を伸ばしたい』という想いが強く、弊社は新しい取り組みに可能な限りチャレンジしていく運営を目指しています。オンライン英会話も『子どもたちの未来に必ずプラスになる!』をイメージして導入した講座です。
連携アプリを活用し、保護者の方にイベントの告知や日々の活動紹介などを発信していますが、今後も年間を通して訴求できる多彩なお役立ち情報の発信を心がけたいと思います。
バランスのとれたコース設計は、集客の最初の入り口である低学年ブランドの向上につながるため、子どもたちの成長の可能性を広げる枠組みの中で、低学年指導の魅力を高め、楽しく学べる意欲喚起に努めてまいります」と吉田氏は締めくくった。
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