(株)まなっぷ すごい塾
次世代に笑ってバトンを渡すために
きっとできるから
私たちのシンクタンクの名前「きっとできるから」。森重さんの歌のタイトルから頂戴しました。森重さんは自身の娘を想う気持ちを通して、世界中のすべての子どもたちを応援して歌います。それは同時に、自らと同じ想いを抱いている多くの大人たちと気持ちを重ねることでもあったでしょう。子どもはあるとき親との会話が少なくなる。親もなんだか言いたいことが伝えられなくなってしまう。応援したくてもうまく伝わらない、重い空気になってしまう。そんな親の思いを曲にしたからこそ、多くの人の琴線に触れるのではないでしょうか。
きっとできるから きっと叶うから あきらめないで前に進もう
様々な場所に立つ子供たち。いえ、座っているかもしれないし寝そべっているかもしれません。そこから、彼ら彼女らが歩みだそうとする人生のそのひと時に、私たちは大人の一人として寄り添っていきたいと思います。
教育は知識だけではない
近年、私たちは知識を与えること、もっと極端に言えばテストの点数を上げることだけを教育であると曲解してしまっていないでしょうか。知識を伝えるだけであれば、本でも、ネットでもそれを果たすことはできます。しかし、人と人が関わることでしかできない教育、それは人と人とが本気で向き合うことで、新たな自分に巡り合うこと。 子供たちがこれまでの自分の枠を超え、想像もできなかった自分を創造するその一助となること、それこそが教育であると私たちは考えています。
「教育とは、場の共有、空間と時間の共有であり、人との邂逅である」(三浦武教授) 「幸せになる一助としての学びでありたい」(中西光雄教授)との教授陣の言葉にもあるように、私たちは教育の持つ可能性、果たすべき役割はもっと大きなものであると考えております。そして、可能性を広げ、大きな役割を果たすためには、私たち教育者だけて背負うべきものではありません。これを成し遂げるために我々がたどり着いた答えが、教育者という枠を超え、世界のあらゆる分野で活躍する多種多様な人々と邂逅ができる場、シンクタンク「きっとできるから」なのです。
きっとできるからの果たすべき役割~「進学活動」のすゝめ~
教育業界も情報社会の大変革に追従するように、大きな変化の最中にあります。映像や人工知能を使った指導法やタブレットやロボットなどの教育商材が開発され、最近では非認知能力を鍛える教授法なども人気となっています。
ここで、私たち「きっとできるから」に求められる役割は何か。端的に言えば、生徒さんが人生の目標を持てるような生徒指導、教授陣の知識や経験を総動員した優れたキャリア教育、そしてより多くのプロフェッショナルに会えるように道筋を整えること、の3点だと考えています。 目指すところは単なる受験に終わらない、就職やその先までの提案です。たとえば映像を用いるなら、医療・各種工業・環境・サービス・芸術・マーケティング・防衛・海事・宇宙・航空などなど各分野を具体的にイメージできるものを示します。そこにプロフェッショナルからの解説や経験談があれば、なおよろしい。映像研究の方向性を定めたら偏差値や学校の特徴を紹介しながら志望校別の就職できる会社やその特徴・推定年収など、複数の選択肢を提案します。それらを総合して世界に一つしかない、その生徒さんのキャリアマップを作成するのです。
執筆現在、「きっとできるから」にはまさに奇跡が起きています。全国的に有名な講師や各分野のスペシャリストが垣根を越え、「きっとできるから」に集っているのです。しかも、まだ出来ていない「すごい塾」「きっとできるから」の志に賛同していただき、ZIGGY森重樹一さんが塾のテーマ曲を作詞作曲し、おしりかじり虫の作者うるまでるびさんが塾のキャラクターを創作してくださいました。すごい塾のロゴは大手スポーツメーカなどと多数のコラボレーションなどを行っている赤間紫動さんに作成していただきました。上場企業レベルのスポンサーを持つアーティストが新規事業にかかわることは一般にあり得ないとされています。本当にありがたいことです。
「すごい塾」のベースとなった塾では、キャリアマップに基づいた教育で、東大院の博士号を取得しメーカーの研究職になった生徒や東大大学院から大好きなサッカーチームのフロントに就職した生徒など、数々の成果を出してきました。 自分の生徒が生涯幸せに過ごせるような指導こそが最善であり最良なのだとの信念をもって進みます。そして、「きっとできるから」のキャリア教育はスポーツ系や芸術系にも対応します。人生の目的は難関大に受かることだけではないのですから。
シンクタンクにはこういう人たちが集まっています
「きっとできるから」の初期教授陣は全員が発起人。経営者や大手予備校の人気講師、動画制作やマーケティング・ウエブサイト作成のスペシャリスト、研究者、アーティストなど、立場は様々ですが教育への熱い想いを持った人たちです。今は教育者と文化人が中心ですが、企業家をはじめ各分野のエキスパートを招聘して、子どもたちに目指す未来の具体像を示します。
総合型選抜等の新入試へのサポート
推薦入試やAO入試が本格化し、総合型選抜入試の実施に至るまで20年余、やっと対策に光が当たってきた感があります。しかし、自分たちの反省も含めて申し上げれば、その多くは「合格=入学」という目的にとどまり、多角的かつ中長期的な視点が不足していたように感じられます。キャリアマップを通じた中長期的な課外活動や実践のなかで、進学後まで見据えた基礎力を養いつつ、「100%合格して当然」のレベルのエントリーシート作成力、面接での付け焼刃的でない説明力を養うことが必要です。とはいえ、現場では十分なリソースが確保できないことが多いのも現実です。「きっとできるから」では、講師個人に頼った指導から脱却するための「再現性のある」指導法を開発し、研修等を通じての教育支援を行います。もちろんいざというときには指導代行サービスも行います。先生方が「教えること」に専念できるよう、スペシャリスト揃いのシンクタンクメンバーがサポートいたします。
目指すものは、大人も子供も全力でワクワクできる教育
私たちは私たちが目指す教育とその研究の結集の場である「きっとできるから」、そこから生まれた様々な新しい教育の実践の場「すごい塾」を立ち上げました。
この2つの組織が目指すものは、大人も子供も全力でワクワクできる教育を提供することです。
2つの組織は別々の法人として立ち上げており、きっとできるからは多くの方が参加していただけるように、「すごい塾」関連のプロジェクト以外にも、どんどん活動の場を広げていきます。「きっとできるから」も「すごい塾」もより多くの人を巻き込んでいきたいと願っております。
今回の記事を読み、ワクワクを感じていただいた皆さま、次世代に笑ってバトンを渡すために、ぜひ一緒に走りましょう!