(一社)日本青少年育成協会 国際交流委員会
KEC外語学院ならではの「TP指導方式と留学システム」に学ぶ
2023年3月16日(水)、(一社)日本青少年育成協会(増澤空会長)国際交流委員会主催による「“TP指導方式と留学システム”に学ぶ」がオンラインで開催された。(一社)日本青少年育成協会では11の委員会を設置し、教育の面から社会貢献の一助を担うべく活動している。国際交流委員会は、11の委員会の1つであり、日本と世界に貢献できる人材育成を旨とし、「国際交流・留学」を通して、「自立力」「国際力」「語学力」「教養力」の4つの力を育んでいる。
今回は、国際交流委員会のメンバー企業でもあるKEC教育グループ(木村剛代表取締役)KEC外語学院の学院長 木村敢治氏をはじめ、古屋敷宗夫氏、東山環氏が「国際交流・留学」の観点から、KEC外語学院の事業内容紹介を行った。
KEC外語学院の学びについて
外語学院長 木村 敢治 氏
今から30年ほど前の1995年、〝昨今の英会話教室に物申す、本当の英会話教育について〟という全面広告を全国紙で展開。当時から私たちの確かな指導方針を宣言していました。
英会話教室KEC外語学院(以下、KEC)は「教育第一主義」を掲げ、営業専門のスタッフを一切置かず、講師が最初のご案内から目標達成まできちんと指導する目標達成型英会話スクールです。日常英会話6カ月マスターから各種プロレベル到達まで、各々が目標を設定し必ず達成できるよう、成果にコミットします。
どちらかというと英会話スクールはPractice中心ですが、それだけだと十分に実力をつけるのは難しい。年齢による問題が関係しているからです。
弊校では、言語形成期を過ぎた方には、話す・書くというアウトプットから始めます。理屈を理解した上で話したり書いたりすると、自然と聞いたり読めるようになり、学生や社会人も4技能が身に付き、大学入試対策、英検、iBT対策にも有効です。
対象は、塾や予備校に通う中高生、塾や予備校で英語を指導する先生方、文法の知識は豊富だけれども英会話ができない方などに私たちのサービスをご利用いただければと思います。
校舎は、梅田、なんば、枚方、京都。オンラインやバーチャル・スクールにより関西の地域だけでなく日本全国および世界中の生徒、先生に受講いただけます。
驚異的な上達を可能にするTP指導方式(Theory⇔Practice)
梅田本校所長 古屋敷 宗夫 氏
一般的な英会話トレーニングは、大きく分けて2つあります。1つは、ネイティブ講師との自由会話を中心とした外国人偏重型。このトレーニングは言語形成期である0~10歳までは効果を発揮しますが、それを過ぎると体験的に言語を習得する能力は低下します。
一方、ビジネス英語でよくある、シチュエーション別のパターン練習では、特定のシチュエーションにおける英会話スキルしか身につかず、多様なシチュエーションが想定されるビジネスシーンでは通用しません。
言語習得能力と年齢の関係では、0歳から10歳までを言語形成期と呼んでおります。体験的習得能力は、0歳から10歳までは非常に高い。この時期であれば、ある言語に囲まれて育つと自然にその言語が身に付きます。ところが10歳を境目にこの能力は低下。10歳を越えた状態でこの方法を使うのは効果的ではありません。
一方で10歳を境目に伸びていく能力があります。これを論理的習得能力といいます。大人は言語の論理的習得能力が高いので、論理的に学習し、理解したルール通りに言語を使いこなせば、早く英語力を身につけることができるのです。
KECでは論理的英会話習得法を導入。英会話を習得するためには、構文、語彙、発音、この3つがバランスよく整っている必要があります。この中で一番大切なのは構文=文法です。長文読解とか英文解釈ではなく、話すときのルールとしての文法です。こちらを身につければ、語彙を変えていくことで、あらゆるシチュエーションに対応した英会話表現が可能になります。
発音は、英語の発音記号を正しく覚えて、この発音記号がきた場合は口をこう開ける、舌をこの位置にして音を出すという型を理解し、筋トレをするような感じで修正していけば英語の音も出せるようになります。
その上で、驚異的な上達を可能にするKEC独自のTP指導方式を取り入れています。Tは日本人講師による理論演習Theory 、Pはネイティブ講師による実践演習 Practice。理論クラスでは、正しい型を身につけて定着させ、実践クラスでは、身につけたものをより自然の英語に近い形に定着させていきます。英会話だけでなく英語の4技能をバランスよく
伸ばせます。
アドバンス留学システム 東山 環 氏
語学留学にプラスアルファの付加価値をつけることをアドバンス留学と呼んでいます。KECでは、日本国内から留学までをコーディネート。理論と実践を日本国内で身につけ、現地、イギリス・アメリカなどの英語圏で体験の留学をしていただけます。
具体的なプログラム1としては、日本の高校生向けプログラムです。国内で理論と実践を学習して英語力の基礎を固め、英会話でのコミュニケーション能力の基礎固めをします。その後、実際に現地に行き、英語のブラッシュアップを体験します。語学留学では2週間から4週間のサマープログラムに参加。そのあとに現地のNPOや社会活動企業などでの活動・体験をします。フードロス問題や環境問題、ホームレス問題などの課題解決に取り組んでいるNPO団体、サスティナブル社会に向けた環境に優しい事業を展開している会社などを訪問し、話を聞いたりお手伝いをします。
高校生は、日本で学んだ理論と実践にプラスアルファして現地でのホームステイや語学学校でのエクスカーションなど、様々なアクティビティを実践。近年、そういった経験をもとに、語学力アップと自身のプロフィールアップを図り、海外の大学を目指される方や、国内のAO入試対策でも語学留学をアピールポイントとして活用される方が多いです。
プログラム2は、ビジネスに特化したプログラム。高校生、大学生向けになりますが、提携している複数のアメリカの大学などでサマープログラムに参加。その後現地の企業やNPO、社会活動をしている団体でインターンや体験が可能です。
プログラム3は、目的別留学です。生徒さんの進学、卒業後のサポート、会社の先生方のスキルアップなど、年齢・目的別にプラスアルファのご提案をさせていただきます。特に通訳者の養成に特化した留学が注目されています。
最後にKEC教育グループ 代表取締役社長 木村剛氏が挨拶。
「『英語を話せたらなぁ』という期待ではなく、KECは『必ず話せるようになる指導』をします。英語担当の塾の先生、英会話力に自信のない英語担当者様などはKECに研修として通うこともできます。様々なサービスへのご要望に対応させていただきます。よろしくお願いいたします」
お問い合わせ
KEC外語学院
TEL.0120-815-492
info@frgn.kec.ne.jp