(株)エデュケーショナルネットワーク
オンライン確認テストシステム『Assesst』
オンライン英会話『新演習 Online Speaking』
株式会社増進会ホールディングス(Z会グループ)のグループ会社で、教育機関の支援事業を行う株式会社エデュケーショナルネットワーク(二瓶嘉男代表取締役社長、東京都千代田区)は、中学生のオンライン確認テストシステム『Assesst(アセスト)』を5月10日から販売開始。PCやタブレットで、中学内容の確認テストができるシステムだ。教室でも自宅でも受験可能なので、「授業のまとめに」「宿題として」など、塾の指導スタイルに合わせて利用できる。
また、同社の塾専用教材に準拠して、オンラインでフィリピン人講師と1対1の英会話レッスンが受講できるサービス『新演習 Online Speaking』の販売を4月1日から開始した。小学5・6年生対象の『標準新演習 小学英語』に準拠した内容で、「話す力」「聞く力」の習得・向上を目指す。
『Assesst(アセスト)』と『新演習 Online Speaking』について、同社コンテンツ事業本部第一営業部 中川明部長に話を伺った。
『Assesst(アセスト)』
採点作業から一切解放され、生徒の個別最適化をアシスト
『Assesst(アセスト)』は、(株)エデュケーショナルネットワークが学習塾へ提供している中学生教材『標準新演習』の5教科・『定期テスト対策ワーク』の2教科(英語・国語)の単元確認テスト(チェック&トライ)に対応したオンラインテストシステムだ。「テストの結果やデータを一括で持つことによって、一人ひとりの生徒さんの到達度を見ながら塾の先生方がカリキュラムを作成するなど、指導に役立てられるようなテストプラットフォームのようなものが必要だということで、開発しました」と中川部長は述べる。
今までは単元が終わると紙の確認テストのページを剥がして問題を解き、それを先生が集めて採点して生徒に返却していたが、いつのまにか生徒のカバンの中で答案用紙がぐちゃぐちゃになっていたり、先生も忙しくてデータを入れ忘れたりすることなどもあり、生徒の学習計画や先生の指導に役立たないこともしばしばあったという。しかし、単元確認テストをPCやタブレット上で実施し、自動採点が行われ、学習履歴を一元管理できれば、カリキュラムの作成や今後の指導に大いに役立てることができるというわけだ。
『Assesst(アセスト)』の特徴は、大きく4つ。
●塾でも自宅でも気軽にテストが実施可能!
インターネット環境さえあれば、テストはPCやタブレットを用いて塾でも自宅でもどこでもテストが受けられる。授業のまとめや宿題としてなど塾や生徒の都合に合わせて実施することができる。
●煩わしい採点作業なし!
オンラインの最大メリット「自動採点機能」を搭載しているので、塾の先生や生徒による採点作業は一切不要。即座に結果が把握できる。
●スムーズな手書き入力!
解答形式はキーボードを用いた入力や、タブレットでは数式などの手書き入力が可能。精度の高い手書き文字認識でスムーズな学習を後押ししてくれる。
●データベースの活用!
集計作業のオンライン化により結果はデータベースに自動で蓄積され、生徒一人ひとりの成績管理が可能。理解度を把握し、個別に学習指示を行うことで効果的な指導をアシストする。
『Assesst(アセスト)』は、その料金が魅力だ。
「生徒さん1名ごとに1IDが必要ですが、そのID月額料金は400円(税抜き)です。それだけで『新標準演習5教科』(中学)、『定期テスト対策ワーク 英語・国語』の単元確認テスト(チェック&トライ)が使用できます。もちろん初期費用もありません。そのうえ無料体験受付中ですので、ぜひともお試しになっていただきたいと思います」
今後は、解説動画の搭載やテスト結果からの苦手対策・定期テスト対策、リスニング対応、アンケート機能なども付け加えていく予定だ。
『新演習 Online Speaking』
小学5・6年生の「聞く力」「話す力」を効果的に育成
開口一番、「私どもの塾専用教材『標準新演習 小学英語』に準拠しているのが『新演習 Online Speaking』の最大の特徴です」と語る中川部長。『標準新演習』の内容をオンライン英会話で学習しやすい形に変え、レッスンで使用。授業で学習した表現など、教材内容での会話練習を行うことができる。通常の授業では不足しがちな「聞く力」「話す力」を『新演習 OnlineSpeaking』で効果的に身につけることができるという。
「普段の塾の授業で紙の教材である『標準新演習』で学習し、そこで習った単語やフレーズを使って、オンラインでフィリピン人講師と1対1で会話します」
指導するフィリピン人講師は、CEFR B2(※英検準1級〜1級、TOFEL iBT 72−94程度の英語力)を持ち、学校向けオンラインレッスンの経験をもつため、安心して受講できる。PC、タブレット、スマートフォンに対応し、インターネット環境さえあれば、塾でも自宅でも受講できる。
「そうは言っても最初のうちは塾でレッスンをし、生徒さんの様子を見ながら徐々に自宅に移行していくことをお勧めします」と中川部長は述べる。
生徒がログインすると、『新標準演習』と同じ内容を『新演習Online Speaking』用にアレンジしたテキストが画面上に表示され、すでに学習した内容を見ながらレッスンが受けられる。受講中に困ったことがあれば、イラストスタンプを用いて気軽にコミュニケーションをとることができるので、安心してレッスンに取り組める。
専用電子チケットを毎月2枚発行し、1枚のチケットで25分間のレッスンを受講できる。
「新演習の〝表現〟単元の順番通りに進めても、好きな単元から進めてもいいですし、飛び級や遡り学習をすることもできます。すでに教わったフレーズなどを使って会話をするので、緊張せずに楽しくレッスンできますし、何よりも生徒さんのモチベーションアップにつながります」
また、生徒やご家庭が自ら受講サイトで予約を行うことにより、塾の先生の負担を軽減する。塾の先生は生徒の予約状況やチケットの使用状況などを見ることができ、レッスンの進捗が停滞している生徒に対して指導を行うことができる。もちろん、塾側から予約をすることも可能だ。
運営会社は、10年もの長期間にわたり安定してオンラインレッスンを提供している産経ヒューマンラーニング株式会社。個人・学校向けに英会話レッスン運営実績がある「産経オンライン英会話 PLUS」のシステムにより安定したレッスン環境を提供する。
「料金も私たちの魅力だと思います。1教室あたり月額使用料が1,000円(税抜き)です。しかも初期費用はございませんし、生徒さん1名からお申し込みが可能です。契約の前にトライアル受講できますので、お気軽にご相談ください」
今後は中学生向け、英検対策用のオンライン英会話なども提供していく予定だ。
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