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(株)すららネット「すらら プロダクト説明会」を
オンラインで開催

2023-07-03

すららによって教育に変革を、子どもたちに生きる力を

(株)すららネット  湯野川孝彦 代表取締役社長

(株)すららネット 
湯野川孝彦 代表取締役社長

株式会社すららネット(湯野川孝彦代表取締役社長、東京都千代田区)では、5月15日(月)から5月18日(木)まで4日間にわたり、「すららプロダクト説明会」をオンラインで開催した。これは同社が開発・提供しているICT教材「すらら」の開発コンセプトなどを紹介するイベントだ。今回はその中から15日に行われた説明会についてレポートする。
この日はオープニングトークとして、代表取締役社長 湯野川孝彦氏が「我々が実現したい社会」と題して、同社取締役・開発グループ責任者 柿内美樹氏が「生徒に寄り添う、すららネットの商品開発へのこだわり」と題して講演。その後、柿内氏が「国語は全ての教科の土台! 正確な文章理解力をつける学び方」と題し、チーフの道上智子氏が「古典がわかる。読める。すららならではの古文・漢文」と題して語った。

学力向上が自信につながり 将来の選択肢が増えていく

「当社の企業理念は『教育に変革を、子どもたちに生きる力を。』です。今の社会には、学力や所得、地域格差などによって十分な教育を受けられない子どもたちがいます。当社の目標はこうした子どもたち一人ひとりに合った新しい学習体験を届けることです。この体験によって、子どもたちは大人になっても役立つ真の学力、そして『努力をすれば結果が出る』という自信を身につけることができるはずです。そのために当社は新しい学びの形を、学校や塾などの教育機関ととともに築いていきたいと考えています」
湯野川社長は『我々が実現したい社会』と題した講演の冒頭でこのように力説。続いて同社が上場企業で初めてインパクトマネジメントレポートを製作したことを紹介した。これは事業が社会にどのような影響を与えたか、課題に対する解決までの道のりを可視化したものである。湯野川社長は同社のインパクトマネジメントレポートを示しながら次のように語った。
「当社が特に解決したい課題は、発達障がい、低学力、不登校、貧困問題の4つです。例えば、すららを使って学んだ不登校の子どもたちや保護者の方々にアンケートを取ると、子どもたちの84%が『自分から勉強するようになった』と答え、保護者の方々の64%が『子どもたちが前向きになった』、54%が『学力の向上が子どもの勉強の自信につながる』と答えています。実際に子どもたちにインタビューすると『勉強に遅れをとっているという引け目が友人関係に影響してしまったけれど、すららをちょっとでもやったと思うと、恥ずかしさがなくなり、自信をつけてみんなに会えると思えた』、『すららをやるようになって、これまで将来に対して受け身の姿勢だったのが、自主性が向上していくようになった』と答えていました。こうした回答から、子どもたちがすららによって生きる力を身に付けていることがわかります。これは人生の選択肢が増えたことを意味しています。
では、このすららがどのようなコンセプトのもとで開発されているのか、当社の柿内がご説明いたします」

『わからない』を『わかった』に、『できない』を『できた』に、

不登校の子どもたちへのアンケート結果

不登校の子どもたちへのアンケート結果

湯野川氏の言葉を受けて、柿内氏が「生徒に寄り添う、すららネットの商品開発へのこだわり」を語った。
「子どもたちの『わからない』を『わかった』に、『できない』を『できた』に、『勉強がきらい』を『勉強が楽しい』に変えたい。そんな当社のシンプルな思いが開発の背景にあります。では、具体的にその思いをどのように実現しているのかをお話しさせていただきます」

すららの開発コンセプトの1つ「体系授業の構築」

すららの開発コンセプトの1つ「体系授業の構築」

柿内氏は開発のコンセプトは次の5つであると語った。
①「体系授業の構築」。子どもたちの頭の中がすっきり整理されてアウトプットできるように、すららでは各教科の履修内容を分解し、それぞれの結びつきがわかるように再構築している。
②「ベーシックにこだわる」。素早く解くための特殊解法は用いず、ベーシックな解法のみを教えている。
③「『わかる』の連続を生み出す」。1回の授業では1つのことだけを教える。例えば英語のbe動詞だけで授業を78ステップに分解。段差を小刻みにして無理なく進めるスモールステップ設計としているのだ。そして、各回の中でも内容同士の有機的なつながりを意識して整理できるようにしている。
④「『つまづき』克服のサポート」。子どもたちが勉強をきらいになるのは、わからないのに授業がどんどん進む上に、わからない箇所を何度も反覆させられるからだ。一方、子どもはゲームに夢中になる。自分で原因を分析して次のチャレンジに活かしてクリアしていくからだ。そこで、同社は、ゲームの性質を勉強に活かせないかと考え、つまずきを克服するためのサポートを組み込み、「わかった」「できた」という喜びを得られるようにしている。
⑤「成長の可視化」。勉強が苦手な子どもたちにとって、一朝一夕では成果は出ない。そのため、成績だけにフォーカスすると成長を感じにくくなる。そこで同社では成績以上に努力というプロセスを重要と考えている。例えば、正答率ではなく学習時間をランキングして発表するなど、努力を評価しているのだ。努力が認められることで、子どもたちは自己肯定感を高めていく。継続する力も身につき、成績が後からついてくるのだ。
特にレクチャー機能の中では①「体系授業の構築」②「ベーシックにこだわる」③「『わかる』の連続を生み出す」の3つを多く取り入れていると柿内氏は語った。

現代文ではどんな文章も正しく理解できる力を

現代文(小学校低学年版)の特徴

現代文(小学校低学年版)の特徴

続いて同じく柿内氏による講演「国語は全ての教科の土台! 正確な文章理解力をつける学び方」へ。
「すららの現代文では、どんな文章も正しく理解できる力を身につけられるようにしています。その結果、読解力や他の教科の成績、コミュニケーション力も向上していくのです」
子どもたちが初見の文章を正しく読解できる力を身につけられるように、すららは「小学校低学年版」と「小学校高学年~高校生版」の2つに大きくわかれている。建物でいえば、前者は基礎・土台作りで、後者は上物の設計・構築だ。
「小学校低学年版」の特長は「文字分野」「語彙分野」「文章分野」の3ジャンルで構成され、一般の低学年はもちろん、学習障がい(LD)や知的発達の遅れがある子どもでも取り組みやすく、学力を伸ばせる教材になっている。専門機関に監修を依頼し、LD支援や脳科学の知見を開発に活かしているのだ。
「小学校高学年~高校生版」は、土台となる「小学校低学年版」を受けて、多様な文章への読解力を高めていく。文章の抽象度も学年が上がるにつれてアップさせていくのだ。また、新課程への対応として、中学国語には情報の収集、話し合い、情報の発信といった内容が、高校国語には情報の整理や情報同士の関係の把握、あるいは実用文を重視するといった内容が組み込まれている。

古文や漢文に親しめるように基礎知識を用いて実践問題に挑戦

古文・漢文(中学生版)のレクチャー機能

古文・漢文(中学生版)のレクチャー機能

続いて道上氏による講演「古典がわかる。読める。すららならではの古文・漢文」。
「『古典文法を覚えればよい』『テストで点が取れればよい』という作業的な学習では、古典や漢文への学習意欲を高めることは難しいと思います。そこで、当社では以前からこうした考え方を変えるべく開発に取り組んでまいりました。この思いはすららの古文漢文のコンセプトに大いに反映させております」
道上氏はそう述べると「中学生版」について説明した。「中学生版」では初見の古文や漢文を読み解くために最低限の知識を身につけていく。知識とは、古文なら歴史的かなづかいや、主語、助詞、単語の省略など、漢文なら返り点のルールなどだ。そして読解問題を解くことで定着度を確認。次に基礎知識を用いて実践問題に挑戦し、「読めた!」を繰り返し、古文や漢文に子どもたちが親しめるようにする。
講演の中で道上氏は実際にすららのレクチャー機能がどのようなものかを紹介した。プロの声優が演じるキャラクターがアニメ映画のような演出で歴史的かなづかいに関する文章問題を解説してくれる。非常にわかりやすい。これなら中学生も楽しんで学べるだろう。
「高校生版」の古文では二方面への敬語のような苦手となりやすい概念を図やアニメーションで解説。漢文では細かく問題を挟み、スモールステップで理解できる形式を採用している。こうして基礎を築いた上で実践に移っていくのだ。実践プリントなどで古文なら説話・日記/随筆・物語の3つのジャンルの読解問題を、漢文なら作品の背景やミニ知識を学びながら漢文や漢詩の読解問題を解いていく。
「基礎知識を用いて実践問題に挑戦できるつくりにすることで、すららの『古文・漢文』のコンセプトである初見の文章が読めるようにしています。わかった喜び、できた喜びをぜひ多くの生徒さんに体験していただきたいと思います」


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