学習塾におけるブランディングの次なる一手！

（株）リブ・コンサルティング
石井祐季 執行役員

少子化、教育・入試制度改革、ICTの進化、世帯所得の2極化など、様々な環境の変化に直面している学習塾業界。一方で、難関校への進学希望者が増加している背景から受験対策に力を入れる学習塾は増加傾向にあり、小学校での外国語の必修化といった教育ニーズの多様化による新たなビジネスチャンスも生まれている。
こういった背景を受け、新戦略が問われる中、注目を集めているのが株式会社リブ・コンサルティング（関厳 代表取締役社長、東京都千代田区）が提供する「アンバサダークラウド」だ。これにより、自塾が提供できる唯一無二の価値にフォーカスでき、保護者と生徒の心をつかむサービスをブランディングに取り入れることが可能になる。詳しい内容について同社執行役員 石井祐季氏に話を伺った。

お客様からの紹介・口コミを活性化する
「アンバサダークラウド」

2012年設立の株式会社リブ・コンサルティングは「〝100年後の世界を良くする会社〟を増やす」を経営理念に掲げ、大手からベンチャーまで幅広い企業の幅広い企業の経営コンサルティングを軸に、現場に入り込んだ営業・マーケティング支援に強みを持つ。中でも紹介営業コンサルティングの実績が豊富で、これまで500社、1500以上のプロジェクトをおこなってきて得たノウハウをもとに「アンバサダークラウド」を独自開発した。
「スマートフォンの普及とともに、消費者はよりリアルな情報を瞬時に求めるようになり、情報の質＝信頼できる人からの紹介・口コミをより重視するようになっています。
ファン（アンバサダー）が発信する、質の高い情報から、消費者がより最適な購入先を選べる『トラストエコノミー（信頼経済）』という新たな世界観の実現を目指し、『アンバサダークラウド』は誕生しました。
『アンバサダークラウド』とは、お客様からの紹介・口コミなどの〝応援活動〟を活性化する紹介促進ツールです。従来、口コミ・紹介依頼などの業務や作業は、単発的な施策や特定の担当者などに負うところが大きかったと思います。弊社で蓄積した口コミ紹介創出ノウハウをもとに顧客接点を強化し、リピートの獲得や、新規顧客への口コミ・紹介活動を促進できるよう仕組み化しました。このたび、売上・利益の生産性向上に貢献できる『アンバサダークラウド』を学習塾様にご案内させていただきたいと思います」と石井祐季氏は話す。

個々の塾ならではの個性を生かしたファンサイトを構築し、
ファンづくりを強化！

「『アンバサダークラウド』は、学習塾と保護者、生徒をつなぎ、ファンになって応援してもらう＝紹介してもらうファンマーケティングツール。ファン化、口コミ促進、紹介アプローチをワンストップで実現できることに特長があります。それにより顧客との関係性を高め、退塾防止とともに紹介契約を安定化することを同時に実現できるのが強みです。
通塾の管理、学習指導記録の共有、入金管理など、学習塾運営の効率化に寄与するシステムはどちらかというと負の部分を解消してゼロにする発想です。
しかし、マイナスをゼロにしても退塾する生徒は退塾する。アンバサダークラウドは、ゼロをプラスにする発想。クオリティの高いファンサイトを構築し、塾と生徒・塾と保護者をつなぐことでより満足度を高めます。
既存のシステムで業務効率化を図りつつ、コンテンツを通して生徒や保護者とつながりを深め、信頼や価値を感じていただくことを組み合わせて実施することが、他社との差別化につながり、退塾の防止につながると考えます。

●紹介活動が活性化する「アンバサダークラウド」の特長

・ファンサイトがある
生徒にとって面白くて楽しい、ためになるコンテンツを用意。ログインしていろいろなコンテンツを閲覧できる。冊子ではなくオンラインサイトにすることでストック価値を出せることも重要である。

・応援を促進するポイントシステムがある
ポイントシステムがファンサイトに内蔵されており、いろいろな応援活動をするとポイントが付与される。ポイント・ランク・プレゼント等はどれも自由に設定可能。

・データを活用したマーケティングが可能
アンバサダークラウドでは、生徒とその保護者向けの専用サイト（会員ページ）を提供。ログインによって顧客の動きが可視化できる。さらにログイン率、紹介活動数、顧客満足度など各種データの見える化により、そのデータに基づいたPDCAが可能。結果的に紹介契約数増加や退塾数防止につながる。

お客様の心に響くストーリーづくりを共に

「生徒が塾に通うのは週に2～3日、多くても4日。非通塾日にも生徒のモチベーションアップにつながるよう、ファンサイトを通じて価値提供したいと考えます。学習の方法や管理の仕方も、授業の中で教えきれないこともあると思うし、教えるのが上手い先生、そうでない先生もいます。学習塾様ごとにいろいろな切り口で『これをこんな風にコンテンツ化したらどうですか』というご提案をしながらサイトを作っていきます。
身近な成功事例でいうと『合格体験記』がありますが、もっと手前の出来事、『定期テストの点数が上がりました?』というのも、個々のストーリーがあります。どんなことを変えたか、どんな工夫によって5教科300点が400点にアップしたのか。100点アップにどんな理由があったのか。そういうことは意外と知られないまま終わってしまいますが、身近なストーリーが生徒の心をつかむのです。どんな内容を出したらお客様の心に響くのか、効果的なランディングページの活用方法はどのようにすればいいかなど、弊社がサポートいたします。
先生の魅力もファンサイトを通じて知ってもらいたいです。また、保護者が迷ったときや悩んでいるときにファンサイトを見ることで心がラクになり背中を押してもらえるヒントや気づきが満載のコンテンツなど、学習塾様と共に唯一無二のファンサイトを構築していきます。保護者や生徒が、塾を検討している人に対してファンサイトを見せ、それを見た人が『素敵な塾だね、そこの塾に行ってみたいな』と思っていただけるよう努めてまいります」