(株)進学ゼミナールが運営する低学年向け学童保育
「進ゼミキッズ」が英語・英会話学習にOLECOを導入
株式会社進学ゼミナール(檜田英幸代表取締役、奈良県奈良市)は、1995年7月に設立された進学塾。塾として子どもたちや保護者から選んでもらうために、「〝わかった〟の言葉をもらう授業」「結果を出す授業」「一人ひとりを大切にする事業」を理念に掲げた少人数徹底指導が大きな特長だ。現在は奈良県、大阪府に22校舎・42教室を展開するまでに大きく成長した。
その進学ゼミナールは2021年に新たな事業として小学校低学年層(小1〜小3)向け学童保育として「進ゼミキッズ」を創設。そこで導入されたのが、(株)スタディラボのオンライン英会話「OLECO」だ。進ゼミキッズとOLECOの活用方法などについて、進ゼミキッズマネージャーの井本彩花氏、講師の芝崎璃愛氏に話を伺った。
低価格で本格的な英会話が学べるOLECOは、保護者も惹きつける
(株)進学ゼミナールが運営する学童保育「進ゼミキッズ」では、「学習するときはしっかりと集中する」「遊ぶときは思いっきり楽しむ」など、メリハリを持った過ごし方を重視し、しつけ面も大切にしている。「なぜ時間を守らないといけないのか」「なぜ友だちを大切にしなければいけないのか」など社会生活での生きる力を身につけられるよう指導しているという。
「単にお子さんを預かる学童ではなく、小学校の放課後と長期休みに過ごす時間の年間約1600時間を子どもたちの成長のために学習をはじめとした様々な面でサポートしていきます」と語る井本氏。
「宿題サポート」「算数・国語」「図形学習(積み木・パズル)」、「プログラミング」、「英会話・英語」、「硬筆」、「キャリア教育」を学ぶことが可能で、これも学習塾が母体であればこそだと井本氏は述べる。
その中で、英会話の学習には(株)スタディラボのOLECOを導入。外国人講師とのオンラインによるマンツーマンのレッスンでインプットとアウトプットを繰り返し、習熟度に合わせてレッスンを進めていく。
「子どもたちや保護者目線で言うと、OLECOは安い料金で本格的な英会話が学べるというメリットがありますが、私たちにとっては、料金設定がこちらである程度自由に設定できること、開講時間も運営の仕方によっては自由に設定しやすいのが大きなメリットです。その点はOLECOを導入して本当によかったと思っています」
月4回(年間48回)、1時間授業のうち最初の30分は、その日の英会話に出てくる単語や表現の予習、アルファベット学習を行い、後半の30分でオンライン英会話を行う。
子どもたちへの声がけの研修も行うという、徹底した雰囲気・環境づくり
進ゼミキッズは小1~小3が対象だが、小1ともなるとまだ会話も拙く、また、じっとしていることが難しい場合もある。ましてやオンラインでの英会話学習なんてできるのかという疑問が浮かぶが、そこのところを上手にやっているのが、進ゼミキッズのスタッフだ。
「人見知りをしたり、発言するのが難しい子の場合はそばに行って〝ちょっと聞いてごらん。なんて言っている?〟などと話しかけながら、自分も片方のイヤホンを借りて子どもと一緒に英語を学ぶ姿勢になって一緒に進めます。OLECOのオンラインの先生も子どもを盛り上げてくれるので、子どもが答えると〝すごい! できたね。ハイタッチしようよ〟などと言ってくれます。私も子どものテンションを上げ、OLECOのオンラインの先生もテンションを上げて、両方で盛り上げて〝ボク(わたし)は英語ができるんだ〟という上機嫌にさせていって、英会話が楽しくなるように工夫しています」と語るのは芝崎氏だ。
進学ゼミナールも進ゼミキッズも、自学自習といえどもきめ細かに子どもたちに声がけし、モチベーションをアップさせるのは、講師の重要な仕事と考えられている。
「つまずいていたらヒントをあげて、自分で考えるように導くなど、声がけは本当に大切です」と語る井本氏は、声がけの研修も行っているという。
「子どもたち、というより大人にとっても、どんな声がけをされたら嬉しいかなど、そんなベースで考えながら私は講師たちに独自の研修を行っています。それで子どもたちのモチベーションはアップしていますし、勉強ができない子も、いきなりいい成績は出せないにしても、その子なりの学力アップはできていると思います」
また、低学年の子どもたちはシールやスタンプが大好きなので、集中して学習したらシールを貼るなど、子どもたちのモチベーションアップのためにはできる限りのことをしているという。
今後は主に大阪府内に「進ゼミキッズ」を広めたい
子どもたちに英語力が身に付いてきていることも実感しているという。
「〝今日のお昼ご飯、オクトパス(Octopus)が入っているね〟など習った英単語を言ってみたり、日本語をわざわざ英語に変えて話してくれたりすると、頑張って学んでいるなと嬉しくなりますね。保護者からも〝子どもが時々習った英語を使って家で喋っているから、きちんとここで学習させてくださっているんですね〟とよく言われます」と、芝崎氏は笑顔で語る。
「学習塾が母体であるだけに、進ゼミキッズに通う子どもたちがやがて進学ゼミナールに通ってくれるといいなとは思いますが、進ゼミキッズはあくまで学童保育です」と語る井本氏。
「子どもたちが自発的に、気付き・学ぶ空間でありたい」「家庭に代わる第2の家となる安心できる場所をつくりたい」「働くお父様、お母様の支援者でありたい」という想いでつくられたものだ。年々働く母親が増え、しかもフルタイムで働く母親が増えていく中、学童のニーズが高まっていることを井本氏は肌で感じるという。
「進ゼミキッズはまだ今年で3年目ですが、それでも口コミで広がってよくお問い合わせをいただきます。おかげさまで生徒も増え続けています」(井本氏)
もちろん小学校からのお迎えサポートもしているが、奈良県の場合はお迎えの範囲が広くてスタッフの負担が大きいので、今後は主に大阪府内に進ゼミキッズを展開していきたいとのことだ。
「英語・英会話に関してはスタディラボさんのご協力をいただきながら、進ゼミキッズを成長させていきたいと考えています」と、井本氏は意欲的に語ってくれた。
お問い合わせ
オンライン英会話OLECO
株式会社 スタディラボ
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TEL.03-6902-1151