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ブロードバンド予備校 主催
「2025年度新課程大学入試セミナー」

2023-10-02

学習塾に求められる新課程入試に向けた対応策とは?

「2025年度新課程大学入試セミナー(東京会場編)」が6月7日(水)にTKP東京駅カンファレンスセンターで開催された。主催はブロードバンド予備校。
株式会社ライブロード(畠山耕一社長、大阪府大阪市)が運営するブロードバンド予備校は、インターネットを使って高校生のニーズに合わせた映像授業を、全国の予備校・学習塾に配信するサービスだ。全科目に対応する292講座を揃え、全国1900教室以上の導入実績を誇る。

求められる情報処理能力

(株)ライブロード 松岡茂 上席執行役員

(株)ライブロード 松岡茂 上席執行役員

「2020年度から大学入試改革がスタートしました。今年の高3生は、この入試改革のラストイヤーの生徒さんです。そして、2025年度からは新学習指導要領に基づく新課程大学入試が始まります。大学入学共通テスト(以下、共通テスト)がさらに大きく変わるわけです。そのため高3生は浪人を避けて現行の入試制度で現役合格を目指そうとするでしょう。特に私立大学の受験は中堅レベルの大学を中心に激戦になることが予想されます」
(株)ライブロード上席執行役員の松岡茂氏が開会の挨拶のあと、このように述べた。
「さらに共通テスト、私大の入試にも、情報をいかに早く的確に処理できるかといった力が求められていることが大学入試改革以降の傾向として挙げられます。ちなみに第1回共通テストの国語の問題の文字数は約2万字です。400字詰めの原稿用紙50枚分です。今年の1月に行われた第3回共通テストでは約2万4000文字です。原稿用紙60枚分になりました。今の高2生が受験する2025年度の新課程大学入試の文字数はさらに増えるでしょう。その影響は学校の教育現場にも及んでいます」
そう語ると松岡氏は高校2年生の息子さんが学校で受けた「歴史総合」の期末テスト問題を来場者に見せた。
「問題は100問あり、図表などの資料も膨大にあるため、全部で37ページあります。これを50分で解かないといけないのです。しかも、一問一答形式の問題ではなく、現在の大学入試と同様に体系的な知識と総合力が要求されています」

科目が多く負担が大きくなる

続いて松岡氏は2025年度の共通テストの出題教科・科目・配点などの最新情報について紹介した。その1つが、試験の時間割だ。国公立大学の文系を受験するとなると「地理総合、地理探究」「歴史総合、日本史探究」「歴史総合、世界史探究」「地理総合、歴史総合、公共」「公共、倫理」「公共、政治・経済」の6科目から最大2科目を選択することになる。2科目と提示されているが、実質は4科目を学習しなければならないのだ。
「受験が近づいてからでは間に合いません。みなさんの教室で学んでいる生徒さんたちが高1の時から、こうした現実とともに、定期試験に向けて日々勉強を積み重ねていくことが、大学受験に直結することをお伝えいただきたいと思います。ブロードバンド予備校ではそのための教材を用意しています」
また「情報Ⅰ」に関しては、大問全問必答の構成で、新学習指導要領の4つの領域から均等に出題されるという。この対応策として、ブロードバンド予備校は昨年度から既に「高校進度対応/情報Ⅰ」という講座を配信している。
「このように新課程大学入試は科目が多く負担が大きくなっています。早期からの準備が必要です。高1の11月から高2の勉強を始め、遅くとも高2の11月からは本格的な受験勉強をスタートさせてください」

いま学習塾で求められる対応とは?

「大学入試Navi」

「大学入試Navi」

同社には「歴史総合」「地理総合」「公共」「情報Ⅰ」など新課程科目講座の配信にもいち早く取り組み、すべての科目の土台となる「現代文」についても、高校進学と同時に新高1生がすぐに始められる講座を配信している。こうした新課程科目への対応とともに、いま学習塾で求められる対応について同社営業部の柑本氏は次の3つを紹介した。

① 生徒・保護者への大きく変動する入試情報の提供
② さまざまな受験制度への対応
③ 体系立てた学習の提供

まず重要なのは「①生徒・保護者への大きく変動する入試情報の提供」だ。新課程大学入試においてはこれまでの勉強が通用しないことに気づいていない生徒や保護者は多い。そこで同社は、大学入試の仕組みやポイントをわかりやすく解説した情報誌「大学入試Navi」を配布したり、同社スタッフが大学入試情報を提供するガイダンス代行を、無料で実施し、生徒・保護者への情報支援にも力を入れて行っている。
「生徒・保護者に正確な情報を適切な時期に伝えることが大変重要です。大学入試は情報戦であるため、情報提供が新高1継続や退塾防止の土台となり、生徒・保護者への安心感にもつながります」と強調した。

(株)ライブロード 営業部 柑本優弥氏

(株)ライブロード 営業部 柑本優弥氏

次に「②さまざまな受験制度への対応」。これまで同社では「共通テスト対策」「推薦系選抜対策」「英語外部検定試験対策」の3本柱を掲げていたが、現在はこれらに「新課程への対応」を加えた4本柱とし、それぞれに応じた講座を用意している。
「入試方式や利用方法が多様かつ複雑になっており、各大学や学部によって何が必要なのかが異なります。今の大学入試制度を踏まえると、高3になってから予備校に通いはじめて知識を詰め込むやり方では通用しません。ポイントは高3に進級した段階で、さまざまな入試にチャレンジできる状態であること、学習習慣が身についていることです。科目負担が多い新課程大学入試では、今まで以上に高1高2の過ごし方が分かれ目になっており、中3から新高1へ継続、高校入学前からの高校内容の先取学習の重要性がより高まっています」
そして最後が「③ 体系立てた学習の提供」だ。
「これまでさまざまな学習塾の先生方とお話しする中で、映像教材がかなり普及してきており、映像教材の活用法について悩んでおられる学習塾が増えている印象です。映像教材といっても、辞書代わりに活用する映像もあれば、大学受験対策用の映像もあります。
特に、短めの動画は、辞書代わりにはなっても、学習の積み重ねにはならないものが多くあります。共通テストのような思考力が試される問題はもちろんのこと、膨大な範囲を要する大学入試には『体系立てたカリキュラム』がなければ対応できません。つまり、教材選びのポイントは、志望校合格に必要な『体系立てたカリキュラム』があるかどうかという点です」

予習・復習を生徒任せにしない

会場の様子

会場の様子

最後に柑本氏は次のように語った。
「ある大手予備校様が予習と復習の大切さを強調していました。こんなことは当たり前のことです。しかし、今の生徒さんや保護者の方々がその重要性を理解していないからこそ、強調したのだと思います。
ブロードバンド予備校には予習から復習までをサポートできる『3段階学習システム』があります。導入講義、自主演習、解説講義の3段階で本物の学力定着を実現します。ぜひ、教材を導入される際の参考にしていただけたら幸いです」

■ブロードバンド予備校説明会のご案内■
2023年10月24日~11月2日まで、全国14会場で実施予定(参加無料)
各会場 11:00 ~ 13:00
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