リーズナブルで簡単操作 テクノホライゾン(ELMO)の書画カメラ(実物投影機)OX-1とバイシンクボード(電子黒板)
テクノホライゾングループは、映像&IT及びロボティクス事業を核にして様々な製品とサービスを提供し、グローバルな「人と社会」に貢献することを事業のミッションとしている。
対象とする市場分野は教育、安全・生活、医療、FAなど多様な分野にわたっているが、学校での実績と信頼を背景に、今春からさらに教育、特に学習塾に向けて書画カメラ(実物投影機)OX-1とバイシンクボード(電子黒板)の普及に注力するという。テクノホライゾン株式会社 ELMOジャパン事業本部 執行役員 本部長 松本和善氏、同社同事業本部 教育事業企画部教育事業企画課 エキスパート 佐々木文香氏に詳細を伺った。
1921年創業、1969年教育市場参入、2010年テクノホライゾン設立
ELMOブランドは、もともと写真用品の製造販売から始まった。1969年に学校のOHP(Overhead Projecter)市場に参入して以来、1988年書画カメラ(実物投影機)、2010年ワイヤレスペン タブレット、2018年に次世代4K書画カメラ、液晶型電子黒板、授業支援、遠隔授業支援事業譲受、2019年STEAM教育、2021年グラフィックソフト譲受、2023年インタラクティブ英語教材など、教育市場においても進化を続けている。ベンチャー企業などのM&Aも積極的に行い、新たな価値を創出しようと努めている。
テクノホライゾン株式会社(野村拡伸代表取締役社長兼CEO兼会長、愛知県名古屋市)が設立されたのは2010年。
書画カメラ(実物投影機)OX-1と電子黒板バイシンクボード
テクノホライゾン(株)は今春からさらに教育、特に学習塾に向けて書画カメラ(実物投影機)OX-1と電子黒板バイシンクボードの普及に注力するという。冒頭に述べたOHP(Overhead Projecter)とは、テキストを含む画像を透明のシートに書いた文字やイラストを大きなスクリーンに映し出すことだが、そのシーンを思い浮かべると、多くの方は社外や社内でのプレゼンテーションを想起するのではないだろうか。たしかにこの2つがあれば、実に効果的なプレゼンが期待できそうだが、もちろん用途はそれだけではない。
オンラインまたはオンデマンドの授業、オンライン学習室、オンライン家庭教師など、それぞれの塾の独自授業や指導に大いに活用できるのが大きなメリットだ。しかも、その性能や使い勝手が悪ければメリットはないが、同社のOX-1とバイシンクボードは性能にも使いやすさにも自信があるという。
「必要なのはたったの2つです。書画カメラ(実物投影機)OX-1とバイシンクボード(電子黒板)だけ。しかも、書画カメラはUSB1本でパソコンと接続できます。カメラは折りたためてコンパクト収納できるので持ち運びも簡単です。アングル調整も簡単にできますし、ピントも自動で合わせてくれます」(松本氏)
「もともと写真用品の製造販売で始まった会社ですから、高度な光学技術を持っていますし、さらに進化させています。手元の画像をくっきりときれいにスクリーンに映し出してくれるので、ぜひとも一度ごらんになっていただきたいと思います」(佐々木氏)
「GIGAスクール構想以前は先生が黒板に文字や図を描きながら授業を進めていましたが、バイシンクボード(電子黒板)には予め板書する予定の文字や図、写真などが映し出されますから、それらを準備しておけば、授業時間の節約になります。さらにバイシンクボードに補足事項などを直接書き込むことができるのも大きな魅力です。以前のページに戻ることも簡単にできますので、従来のようにホワイトボードや黒板を消す必要もないのです」(松本氏)
様々な教育機関で活用されているELMO
2018年以降、テクノホライゾン(株)は小中高をはじめ大学、幼稚園・保育園、学習塾など様々な教育機関にICT機器を導入して成果をあげている。
千葉県の学習塾 アカデミック・カレッジは、コロナ禍の対策として映像授業をつくる際にバイシンクボードを導入。非常に板書の多い同塾では、何よりも「書き味」を優先してバイシンクボードを選んだという。
「予め教える内容を書き込み、準備しておくことができるのでスムーズに撮影を展開することができます。〝書く→解説→消す→書く…〟の繰り返しでは、途方もない徒労感がつきまといますが、バイシンクボードを活用することで全て解消できました」と小川洋一郎代表は語る。
「自分の字で書いている」という感覚を十分に味わうこともでき、修正したいときには手のひらでなぞると消しゴムが選択され直感的に作業できるのも非常に満足しているとのこと。
コロナ過が過ぎ、対面授業に戻ったときにも、バイシンクボードはワンタッチで直ぐに見せたいページを表示できるので、生徒の方から「前のページを見せてください」と気軽に声をかけてくるようになったという。バイシンクボードでは、25面もの板書を残すことができるのだ。
鹿児島県の認定こども園 辻ヶ丘幼稚園では、各教室に液晶テレビと実物投影機「みエルモん」を常設し、「言葉だけでは伝わりにくい部分」を映像で補い、子どもたちに興味関心を持たせられるように活用している。
アゲハ蝶の変化をクラス全員で共有したり、絵本の内容を大きく映すことで情報を全員で共有し理解を深めたり、折り紙の折り方や道具の使い方を大きく映して細かい部分の折り方を丁寧に教えるなど、効果的なツールとして「みエルモん」を活用している。
書画カメラ(実物投影機)OX-1やバイシンクボード(電子黒板)はリーズナブルで非常に操作も簡単なので、導入しやすいのが最大のセールスポイントとのことだ。GIGAスクール時代に適したICT環境を整えるためにも、塾内情報の共有ツールとして、会議のプレゼン用に、日々の授業や指導の補完ツールとして、各塾や教室に1台揃えてみてはいかがだろうか。
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