全国塾コンソーシアム協議会
2024年度定期総会(解散総会)
全国の広域学習塾団体の連合組織「全国塾コンソーシアム協議会」の2024年度定期総会が5月11日(土)、アルカディア市ヶ谷で開催された。出席したのはNPO学習塾全国連合協議会、学習塾団体合同会議、私塾協同組合連合会、公益社団法人全国学習塾協会、全国学習塾協同組合、全日本私塾教育ネットワーク、一般社団法人日本青少年育成協会、千葉学習塾協同組合、民間教育連盟の代議員。
「全国塾コンソーシアム協議会」は、全国を組織基盤とする10 団体が参加し、民間教育に向けられる期待やニーズに対応をしていくことを主旨として2015年に設立され、団体間の情報交換や民間教育に関する自由討議を年2回、定期的に行ってきた。
今回の総会は、(公社)全国学習塾協会の中に団体会員制度が設けられ、同協議会参加団体の大半がこれに加わるため、同協議会の解散を審議・決定するためのもの。
解散にあたり幹事役を務めてきた全国学習塾協会の安藤会長は次のように御礼を述べた。
「2015年の設立以来、全国塾コンソーシアム協議会は皆様のご支援の下、多くの困難を乗り越えてまいりました。例えば、「新型コロナウイルス感染症」対策や、現在も国会で審議されている通称「日本版DBS制度」設立に関する議論、「教育バウチャー制度」の全国拡充など、厳しい状況の中でも、連携をとりながら業界全体の発展に貢献してきました。これらの達成は、団体同士結束力があればこそです。
今後、学習塾・教育業界のさらなる発展を図るためには、より強い意思表示が可能な新たな組織体の構築が必要となってきています。この度の解散はより強固な組織体を作っていくためのスタートです。解散し終わりではなく、新しい形での協力への道を開くものと信じております。
これからも公益社団法人全国学習塾協会は、団体会員会を定期的に開催し、教育の質の向上を目指し、精一杯の努力をしてまいります。引き続き、皆様の変わらぬご支援とご協力を心よりお願い申し上げます」