GMOメディア 生成AIで小テスト
教員の業務負担軽減へ
2024-09-02
生徒側のサービス利用画面のイメージ。テスト終了後は自動で採点され、すぐに結果を確認できる
GMOインターネットグループ子会社のGMOメディアは、教科書の内容を学習した生成AI(人工知能)が小テストを作成するサービスを2025年4月をめどに始める。学校現場では人手不足が課題となっている。小テストの作成や採点、生徒の成績管理などを支援するツールで教員の業務負担を軽減する。
教員はページを指定することなどで小テストを作成できる。生徒はパソコンやタブレット、スマートフォンなどからテストを受験する。受験後には自動で採点が完了し、オンラインで採点結果や生成AIが作成した解説を見ることができる。
まず25年3月までに全国100校の高校の参加を募り、実教出版(東京都千代田区)の2024年度「最新情報Ⅰ」の教科書を使って実証実験を始める。25年4月の事業化を予定し「導入実績で全国で300校、年商1億円の早期達成を目指す」(同社)としている。