「塾の日シンポジウム2024 大阪大会」を開催

「塾の日シンポジウム2024 大阪大会」を2024年10月14日（月・祝）に開催いたしました。当日の第1部の式典では、ご来賓として、経済産業省サービス政策課長兼こども家庭庁長官官房参事官の太田三音子様、文部科学省民間教育振興室室長の西明夫様にお越しいただき、第2部では、近畿大学の広報戦略部長の世耕様にご講演をいただきました。
そして最終の第3部懇親会では、近畿圏の多くの私立学校の皆様にもお越しいただきました。心より感謝申し上げます。また当協会の近畿支部の方々には、今回の大阪大会をやり遂げていただき、ありがとうございました。
学習塾に携わる全ての人が注目した「全国学習塾協会」立ち上げから36年が経過しました。その間、学習塾を取り巻く環境は目まぐるしく変化しています。念願であった社団法人から公益社団法人への移行も11年目を迎えました。ますます公益性をもってコンプライアンスを重視した高い品質を提供する事業として信頼される学習塾業界の確立を目指すようになりました。
しかし、一方で複雑化する入試制度や労働環境の健全化、最近では日本版DBS制度の議論など、今後も取り組んでいかなければならない課題は山積しています。これまでの36年をどのように歩み、そしてさらなる未来に向けて、これから学習塾業界はどこに向かうのか。様々な視点から学習塾業界の可能性について考えるそういった機会になればという思いから毎年、塾の日シンポジウムを開催しています。学習塾だけでなく、広くは『民間教育の未来』を真剣に考える場にもなっていると感じます。
私たち業界がこれまで何を為してきて、これからどういう役割をより一層果たしていけるのか、それが一層の社会貢献につながっていくことを主張して、民間教育は重要な社会資源という認識がさらに明確になっていけるように努めていければと思います。
最後に、ぜひ公益社団法人全国学習塾協会の存続と、塾（民間教育）の国に対する影響力のために、そして全国の塾の教室現場と子どもたちの未来のために、全国学習塾協会の活動にご理解いただき、協会未加入の事業者の方はご加盟していただけますよう、毎号にわたり恐縮ですが、どうぞよろしくお願い申し上げます。