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AJC(全国学習塾協同組合)
第32回 関西支部兵庫 オンライン定例勉強会

2024-12-02

学習塾の経営発展に役立つ事業活動を推進している全国学習塾協同組合(AJC)関西支部兵庫は、10月17日(木)、学習塾の運営者や教育関係者にとって有益な情報共有と交流を図る第32回定例勉強会をオンラインで開催した。AJC理事長 森貞孝氏のあいさつに続き、第1部 株式会社すららネット(湯野川孝彦 代表取締役社長、東京都千代田区)の永田加奈氏が、「少子化時代の学習塾に新たな収益の柱を!」と題し、アダプティブなICT教材「すらら」を紹介。
第2部では、開倫塾 塾長 林明夫氏(栃木県足利市)が「学習塾の先生は、一生勉強、一生青春」をテーマに講演を行った。

第1部「少子化時代の学習塾に新たな収益の柱を!」
株式会社すららネット マーケティンググループ 永田 加奈 氏

2024年上半期、学習塾倒産数は過去最多の26件を記録。出生数も上半期で約35万人と少子化に歯止めが利かない中、今後の経営についてお悩みの学習塾様が多いです。一方で、不登校児童生徒数は急増しており、その中で学校内外に相談できていない生徒が約4割と、受け皿が圧倒的に不足している状況にあります。このような状況下において、学習塾がフリースクールや通信制高校の開設でニーズに応えることは社会的意義も大きく、同時に、収益を上げることができると考えています。
実際にすらら導入塾でも、塾に併設してこれらを開校し、塾開設後6年経った今でも収益を上げ続けている例もございます。
文部科学省でも、不登校の小中学生を対象に、一定の要件を満たした場合「出席扱い」にするという制度を打ち出し、今年8月には成績評価にも言及した通達を出しています。弊社では今回の通達は、学習塾にとって追い風になると考えており、実際に弊社教材コンテンツ「すらら」は出席扱いの要件を満たしている教材で、これまで認定実績も多数ございます。
「すらら」は、5教科を小学校1年生から12学年、無学年式で楽しく学べるアニメーション型のAI教材で、幅広い学力層を対象としています。分かりやすいレクチャー、生徒のつまずきを把握できるAI搭載ドリル、どこから学び直せばよいか一目瞭然のテスト機能があり、特性を持ったお子さんでも自立的に学習できることを目指して、改修、開発しています。ぜひ、ご関心のある方はお問い合わせください。

第2部「学習塾の先生は、一生勉強、一生青春」
~知識専門職としての学習塾の先生の、地域社会における、社会的役割を考える~
開倫塾 塾長 開倫塾日本語学校 理事長・校長 林 明夫 氏

学習塾の先生は「知識専門職」

開倫塾 塾長 開倫塾日本語学校 理事長・校長
				林 明夫 氏

開倫塾 塾長 開倫塾日本語学校 理事長・校長
林 明夫 氏

メインテーマは「学習塾の先生は、一生勉強、一生青春」。サブテーマは「知識専門職としての学習塾の先生の、地域社会における、社会的役割を考える」です。
私の大好きな言葉に、書家 相田みつを先生の「一生勉強、一生青春」という言葉があります。もう一つ大好きな言葉は「人生は青天井、一生青天井」です。「生涯にわたり、一人ひとりの潜在能力は無限大」という意味ですが、「一生勉強、一生青春」という「条件」があります。「一生勉強」し続ければ、「青春時代が一生続く」と考えます。
学習塾の先生は「人生は青天井、一生青天井」、「一生勉強」し続ければ「一生青春」の最たる職業だと思います。大切なことは、「授業の準備」を怠らず「万全の授業(指導)」を行うことです。授業後には「リフレクション(省察)」を行い、気付いたことを「レッスンプラン」に朱記。毎学期、毎年の「レッスンプラン」を「先生としての成長の記録」として次の授業に活かすことができます。
現代社会の特色を3つ挙げます。
特色1は「知識が基盤になった社会(Knowledge-Based Society)」。この「知識基盤社会」で求められるのが、「知識・情報・技術を相互作用的に用いる能力」です。「情報」とは、ICT、最近では、AI/ChatGPTなどで得られる情報。「技術」とは「エンジニアリング」はじめ様々な技術。「相互作用的に用いる」とは、「学校や大学などで学んだ知識」を基盤として、ICT/AI/ChatGPTなどを組み合わせて、企業や団体・社会、さらには、一人一人の課題解決に役立てることです。
特色2は「グローバル社会」であり、「多様な集団で交流する能力」が求められます。特色3は「課題山積社会」で、「自律的に活動する能力」が求められます。このような「知識」の基本を、小学生、中学生、高校生に伝授するのが「学習塾の先生」です。「学習塾の先生」は、「知識基盤社会」の基本を伝授する「知識専門職」と考えます。

「地域社会を支える地元人材を」教育することの重要性

学習塾では、塾生のほぼ全員が、高校卒業後に大学、短期大学、専門学校、専修学校、大学院などに進学します。先生方には、高等教育機関での「教育・研究」活動を行うことを意識し、使命感をもってご指導していただきたいと思います。というのも、現在、高等教育機関では、「教育の質」を担保(確保)するために、文部科学省によって極めて厳格な「評価」がなされているからです。例えば、多くの大学で、1学期(1セメスター)は90分の授業が15回行われ、毎回、テキストや教材の予習をはじめ、事前にオンラインで配信される資料を予習・復習することが求められています。授業後は授業レポートをオンラインで提出。及第点に満たない場合は、再試験ないし再履修。留年、退学となる場合もあります。
今まで通り、「学校の補習」、「学校成績アップ」、「3大検定合格」、「第一志望校合格」に加え、学習塾の先生方には、「大学などへの進学後の教育・研究に耐えられる基礎力」を少しずつでも育てていただきたいのです。最重要なのは「全教科、各学年の、重要学習項目についての本質的理解」。「自覚をもって学ぶこと」「自分から進んで学ぶこと」「主体的に学ぶこと」「効果の上がる勉強の仕方を身につけていること」が求められています。
難関大学、有名大学に進学し、中央官庁や大企業で、日本を代表し、世界で活躍する人材を育てることも重要ですが、「地元の専門高校(旧実業高校)」に進学し、高校卒業後は地元に就職する生徒もいます。また、「地元の大学、短期大学、専門学校、専修学校、大学院」等に進学後、「地域を支える公官庁、中小企業、医療・介護施設」などに就職する方々もいます。少人数でも、「地域社会を支える地元人材」を教育し、いわば「地元人材育成高校・地元人材育成大学」に進学させることこそが、「地域社会における学習塾の社会的役割」と確信しております。

図書館を活用し辞書の引き方、新聞の読み方、読書の大切さを指導

各学習塾の目標は、「小学部卒業後は中学部に全員継続」、「中学部卒業後は高校部に全員継続」させ、「高校3年生の3月31日まで、全員在籍」させること。そして、「大学、短期大学、専門学校、専修学校などで必要な教科について、高校教科書レベルでOKですから、ご指導いただきたいと思います。学びの基本は、わからない言葉は辞書を引き、新聞を読み、読書をし、図書館に通うことで育まれます。学習塾で、図書館に慣れ親しみ活用する楽しさをご指導いただき、辞書の使い方、新聞の読み方、読書指導・教育を通して、予習の仕方、自学自習の仕方、定期テストの受け方、検定試験や受験の受け方、読解力等を培っていただきたいです」。


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