
さくら国際高等学校 東京校 卒業式
2018-03-30
3月7日(水)、通信制・単位制のさくら国際高等学校東京校(東京都渋谷区)では卒業式が盛大に開催された。
田中雄一学校長は、次のように式辞を述べた。
「今年の卒業生はすべてにおいてしっかりしているという印象があります。いろいろな場面でリーダーシップを発揮してくれ、部活においても後輩たちを引っ張ってくれました。
心が折れそうになったこともあるでしょう。そんなとき、いろいろな励ましやアドバイス、時には活を入れてくれたのが、教職員であり、保護者のみなさんであり、ご来賓の方々です。改めて感謝申し上げます。みなさんのまわりにも必ず支えてくれる人がいることを忘れないでもらいたいと思います。これから新しい社会、世界に飛び出していきますが、これからも悩んだり迷ったりすることはあるでしょう。そんなときはぜひまた東京校に来て、励ましの言葉をもらい、エネルギーを貯めて再出発してください」。
荒井祐司学園長は、卒業生がつくった3つの短歌を詠み上げ、そして先の平昌オリンピックでの感動的なシーンや選手たちの振る舞いに触れながら祝辞の言葉を述べた。
「私たちの人生は、残念ながらうまくいくことの方が少ないものです。失敗の方が多いです。そういう私も失敗の連続でやってきました。もし失敗することがあったら、立ち上がればいいのです。ぜひ、これからの人生を前向きにあせらず歩いていってほしいと思います。明日から始まるみなさんの新しい人生が、実り豊かで素敵な人生となることを願って、私の挨拶とさせていただきます。みなさん、本当におめでとうございます」。
式の最後には、卒業生による合唱も披露され、卒業生保護者謝辞、式歌斉唱などが行われた。