(公社)全国学習塾協会 総会
2018-07-02
6月10日(日) 午後1時30分より、アルカディア市ヶ谷7階「琴平」において、公益社団法人全国学習塾協会は平成30年度定時社員総会を開催した。
安藤大作会長は挨拶の中で、この1年間、新たに大きく前進した事柄として「民間教育の振興に関する立法実現に向けた本格的な活動が開始されたこと」を挙げ、「平成28年12月に学習塾をはじめとする民間教育振興法の実現を目指して国会議員への働きかけを行うべく振興法ワーキンググループを設置し、多くの民間教育団体のみなさまと認識を共有して進んでまいりました。その地道な活動は、今年4月の民間教育推進を目的とした議員連盟発足という形で、ひとつの成果につながりました。今後は、民間教育からの要望が法令や施策に反映されるよう努めてまいりたいと思います」と述べた。
さらに「学習塾の生産性向上について、今年2月に政府から首相官邸の公式な会議の場で、期待をこめた宿題をいただいたこと」を挙げ、「学習塾をはじめとする学習支援業は他の産業に比べ労働生産性が低いとされています。いろいろな産業がボーダレス化していく今後において、学習塾の活路が生産性の向上にあることいっても過言ではないと思っております」と述べ、今後、機会を捉えて情報提供していくことを言明し、出席者に謝意を述べた。
また総会後、経済産業省商務サービスグループサービス政策課教育産業室室長の浅野大介氏が講師となり、「未来の教室Learning Innovation」と題した講演を行った。